数日前にクリアしたファークライ2の感想。
このゲームはPCで人気を博したファーストパーソンシューティングの続編。
広大なアフリカを部隊とした箱庭ゲーム的なオフと、
前作同様のマップエディッタで自由に自作できるオン対戦マップが特徴。
オフのメインミッションをクリアし、
オンで3つマップを作って、レベル13ぐらいまで遊びました。
これほど長所に高い可能性を感じさせるゲームも少ない、そう思いました。
まずオフ部分。
箱庭的な1つなぎの広大なマップ中で、
数々のミッションを受けて遂行するという形は、
FPSというジャンルの方向性で1つの到達点が見えます。
若干単調で、まだまだロケーションを生かしきれてなくて、
広大なだけにマップデザイン自体も多少なりとも粗がある。
しかし、発想自体の志の高さが圧倒的で、それらの粗は些細な事。
今後こういったモノが多く生まれてくるかもしれない、
それらの尖兵がこれなのだと思えるほど、発想は未来を向いてる。
あまりに挑戦的、造りこそ詰めの甘さがあるが、
その考えは面白いと言わざるを得ない。
次にオン部分。
やはり前作から引き続き高い自由度を誇るマップエディタが肝。
素材量が余りに膨大過ぎて、1つ1つ配置できるオブジェクトを
見るだけでもゲップが出る。家庭用でここまでエディット出来るのは
これとヘイローぐらいなものたろう。
モードの種類もデスマッチ・キャプチャー・チーム系・占領戦など
昨今のトレンディはしっかり押さえている。
問題はシューター部分。
オフではさほど気にならないものの、エイムの硬さや
若干の動作の野暮ったさは対戦において賛否が分かれそう。
悪くはないのだけど、昨今の流行に乗れていない調整に感じる。
総評するに、結構オススメしたい。
マップエディタに興味を持って買う人が多そうだけど、恐らく満足するのはオフ部分。