最近、物語を読むのが辛い。
年月を経て蓄積が多くなると何の影響か透けて見えてしまうので、
よっぽどの新機軸でない限り またそれかーってなる。
こうなってくると、もうノンフィクションしか読めなくなる。
そこで、ルポライターがたくさんゲストに出る
丸山ゴンザレスのユーチューブチャンネルを垂れ流して、
一番面白そうな人の本を読んでみようとなり、
村田らむ と 高野秀行 のどっちかにしようってとこまで決まって、
最終的に講演会の動画が面白かった高野秀行に決まった。
そして、著書の中から最初に目に入ったこの
語学の天才まで1億光年 を手に取った訳ですが。
とんんんでもなく面白かったです!!
序盤の早稲田探検部の話から興味をそそりっぱなしで、
大学の探検部ってホントに探検する事に、まず驚いた。
洗礼を受けるインド編から凄くて、
インドでえらい目に遭う系の話は定番といえるけど、
ここまで酷い目に遭ってよく海外冒険を続けられるなと思った。
自分なら絶対に二度と海外に行かなくなるだろう、
その反面、やはり人は失敗からしか学べないものがあり、
失敗こそが前進の燃料だなと再認識できる内容でもあった。
全編に渡って言語の習得とはなんなのかを考えさせられる内容で、
目的が無いと身に入らないという根本的な部分はホントにそうで、
自分も海外のゲームを遊ぶためっていう目的意識が
定まらなかった頃は、外国文字の列を見るだけで身が退いてしまったほど。
身に染みて分かる。
本書の中にはいろんな外国人が登場し、
様々な言語体系に触れたインスピレーションが語られている。
それら全てが興味深く読めてかつ面白い。
これは想像以上に名著でございました。