本作は史実に基づき第一次世界大戦終了直後、
チェコスロヴァキア軍が帰国するため
ロシアを横断しウラジオストクを目指すゲーム。
お金・食料・燃料・備品などのリソースと相談しながら
装甲列車の車両設備管理と隊員の状態管理に気を配りつつ
戦闘ミッションをこなすという、結構忙しい内容で、
全てが乏しい開始時点から課題が多く、
最初はなにが正解なのか分からないので
ホントに手探り感でプレイするしかない。
食料がなければ飢えて隊員のポテンシャルが落ち、
車内の暖熱を怠れば隊員は凍え病気になり、
燃料がなければ列車が止まりゲームが進まない。
こういったおおよその弊害を体験した。
急場を凌ぐために戦いで使うための弾丸や銃器を
売却することさえあった。
とにかく苦しいゲームで、中盤に差し掛かる頃になって
ようやく物資に余裕が出てきたと思ったら、
後半はシベリアの冬、抗いようのない換気が隊員を襲い、
慢性的な病気を患う隊員と戦闘での怪我人を大量に抱え、
なんとかウラジオストクまで辿り着いた。
リソース管理面ではめちゃくちゃ苦しい、身を切るようなゲームだ。
戦闘はホントに良く出来てて、兵種ごとの役割がしっかりしてるし、
潜入・撃ち合い・防衛・護衛などミッションのバリエーションも豊富。
攻略法は スニーク か カバー戦 のおおよそ2系統だと思う。
かなりの割合でスニークで乗り切れる場面があり、
人によってはスニークゲーとも言えるし、ともすれば、
どうしても撃ち合わなくてはならない派手な場面もある。
この辺りの攻略の幅は広く、手順の組み立てを考えるのが楽しい。
一部強力すぎるスキルがあるにはあるが、
初心者救済処置のようなものと考えれば妥当だろう。
戦闘部分はコマンドス系で優等生な出来だ。
めちゃくちゃセーブ&ロードで失敗を取り消して
なんとかクリアできた。
ニッチな内容なだけにニッチ向けの調整で、
コツを掴むまで大分かかった。
やたらパラメータが多く、眩暈がする古典的シミュレーションゲームを
彷彿とさせるが、半分正解な感じで、把握するまでが長い。
分かってくると結構面白いです。
こういうゲームはむしろ、分かるまでが面白いとも言える。
通好みってこういうこかなとも思う。
万人には決して勧められないけど、これを自分で選んだ人は
きっと満足する、そんなゲームかな。 個人的に好きなゲームだ。