ドイツの潜水艦UBOATの艦長になって、
司令部から受ける任務をこなしていくゲームです。
すべて停止可能な半リアルタイムで進行し、
UBOATの速度や深度を決定したり、
不測の事態に応じてクルーに船内活動の命令を与えたり、
プレーヤが行うべき事は多い。
とにかく最初は覚えるべきことが多く、
チュートリアルの内容を反復するどころか、
説明に無い事態が安易に起こるので、
手探りで対処法を探さなくてはならず、
取っつきはとにかく悪い。確実に人を選ぶ内容だ。
ちょっとづつ分かってくると、これが非常に楽しい。
いかに敵駆逐艦の網をかいくぐって輸送船を狙うか、
さまざまな工夫ができる。
上手く輸送船を沈めて他を巻いて逃げ切った時の興奮は
なかなかスリリングで爽快。
港に停泊中の船を一方的に襲う時の万能感は潜水艦ならでは。
上手く行くと本当に楽しいが、
このゲームの怖い所は不測の事態、すなわち事故が多いことだ。
クルー同士が喧嘩をはじめ、重要なポストのクルーが負傷し
航行に支障をきたし、自艦の現在地を見失い数日間海を放浪する
なんてことは日常茶飯。 ちょっと通りかかった敵戦闘機に油断し
真上から爆弾を落とされ航行不能に追いやられたり、
クルーの食事用に積んである食材の加工に不備がありカビてしまったり、
突然結核を発病するクルーがいたり、
とにかく一筋縄ではいかない。
海に出たら1回はクルー同士の喧嘩はあると思った方がいい。
史実のドイツ降伏の日が来ると自動的にゲームが終わり、
これまでのスコアが表示される。
この辺りはよくわからないが、恐らく降伏を引き延ばすことは
できないんじゃないかな。
制限時間内のスコアアタックゲームとして見るべきだろう。
なので今回はタイトルをクリア感想ではなくただの感想とした。
個人的にはこのゲームは結構面白いと思う。
ただ、人に手放しに勧められない。
UBOATが好きなのは絶対としても、最低でもWW2モノが好きな人にしか
勧められない。 かなりニッチなゲームだ。
初回が終わってもいくつか分からない事があり、手探りながら進めたが
30時間以上はプレイした。手探りの試行に耐性が無い人には勧められない。