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田宮模型をつくった人々

タミヤ模型は自分が産まれた時には既に存在してて、
小学生の頃はミニ四駆、中学生の頃には二次大戦のミリタリーモデルを
よく組み立てていた。その頃から現在まで模型製作の工具は未だにタミヤ製だ。
なので、タミヤは自分の生活に完全に溶け込んだ物であって、
存在しているのがあたりまえだった。

だが、ここ数年ミニチュアゲーム関係で自分の中で模型が再燃し、
ふとある日、タミヤについてほとんど何も知らないことに気づいた。

そこで、大系的にタミヤを知るために読んでみたのが本書だった。
結論から行くと、よく知る事ができた。

今でこそワールドワイドなミリタリー&カーモデルメーカーだが、
そうでなかった時期がもちろんあって、
そのタミヤ創成期が自分にとって新鮮で興味深い話でした。
プラスチックモデルではなく木製模型だった時代、
これがもう、自分は産まれた時からプラスチック製品で
溢れた世界だったので、新鮮でありつつも想像で補えないものがあり
大変興味深かった。
タミヤ模型の最初のターニングポイントも木からプラへの転換期で、
本書で特に熱が入ったこのエピソードの内容や結末は
壮絶極まるものでした。
この部分だけでも読んだ価値があったと思ったほどです。

木からプラへの転換期があったように、
今後も新素材への転換期が、もしかして来るのではないだろうか?
と、ふと考えさせられました。
模型メーカーは絶対大変だけど、興味本位でそういう転換期を
実際見てみたいというのが正直な所であります。

まごうことなき名著でございました。
全モデラーが読むべき一冊です。


by souka_t | 2024-05-29 07:49 | 文学 | Comments(0)
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