なぜ列車は人を惹き付けるのだろう?
列車、主に貨物車の魅了を垣間見るのがこのゲームだ。
幼い頃、プラレールを通った男子は多いだろう。
部屋いっぱいに青色のレールを組み並べて、
電池とモーターが内蔵された車両をその上に走らす。
レールも車両もディフォルメが効いていてリアルとは遠く、
言うなればかわいいという部類だ。
あれって、何が楽しかったんだろう?
レールに沿って直進とはいえ列車が自動で動く事自体が
機械的なフェティッシュを生み出していたのだろうか?
否、それは全く違う。
プラレール遊びとは、ある地点からある地点まで車両が向かう
輸送作業を妄想する遊びなのだ!!
床に本や小物を挟んでレールを敷き、地形的な高低差を付ける。
谷であり山であり鉄橋だ、その情景妄想は無限に広がる。
自走する列車はそのもののモチーフ通りの実在の列車ではない、
人以外にも燃料や部品を運ぶ輸送車両なのだ、天文学的な品目、
少年の夢を運ぶ。これもまた無限の妄想を広げる。
無限と無限の掛け算、それがプラレールなのだ!!
私はこのゲームからそれに気づかされました。
文句なしの傑作です。