
転校生でミステリアスな主人公と、
受験戦争に挑むクラスメート達の青春群像劇。
運動音痴を運痴と略してたり、木を登って窓からヒロインちゃんの
お家に入って来たり、夏に軽井沢の別荘に遊び行ったり
と、昭和しぐさ満載な表現の中、
受験戦争への疑問の投げかけは90年代後半的な新しさがあったりして、
自分には結構懐かしさを感じる内容でした。
そうそう受験ってこんな感じだったなあ、と。
所々の受験批判はかなり攻めた問いかけで、
これはどういう着地を見せてくれるのか、
ワクワクしながら読んでたんですが、
まさかの麻雀同好会にぶっとびました。
いやたしかに、こういう力技も懐かしいなあと、
理路整然としているものが全てではないという、
作品の根幹のテーマを豪速球でぶつけられた
衝撃のラストスパートでございました。
面白かった