
この世界の片隅に でお馴染みの こうの史代先生 の作品。
戦後10年とその50年後の2つの時代、
2世代50年に渡る被爆者とその子息のお話。
非常に重いテーマを扱っているのだけど、
日常を軽快で甘酸っぱく描いてる。
これの4年後に世界の片隅にを描いたと言われると、
なるほどなるほどとなるし、
特に象徴的なシーンが橋の上という共通点がエモい。
2つの時代と東京広島の描き分けが丁寧で、
全く雰囲気の違うこれらが1つの話に繋がって行く流れは
ホントに見事。
構成に無駄が無く、読んでいて あれ?と思って
その場で考えてもよくわからないことが読み進めて、
もう一度戻ってみると ああこのことだったか!という発見も
諸所あり、明言こそしない伏線の張り方も
めちゃくちゃ上手いので、繰り返し読める味わい深い内容でした。
とても良い漫画です。