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腰越・江ノ島周辺には
「しらす利権」と「しらすラッシュ」という言葉がある。
これは昨今、しらすの名産地としてその名を轟かせた
腰越・江ノ島地域の飲食全体が盛り上がりを見せている
ことに起因する。
振り返れば2000年台一桁序盤は悲惨なものであり、
商店街の暖簾は次々と下ろされ、平日休日問わず
シャッターが閉まりきりの店舗が立ち並んでいたもので、
今現在に至ってはしらす効果に乗り、料亭を中心として
商店街が飲食店街として復活するどころか、
新店舗の進出も次々とめざましい。
今回はその「しらすラッシュ」の一端を紹介しよう。
湘南バーガー
しらすをふんだんに盛り込んだ、
地域の素材を前面に押し出す
まさにご当地バーガーである。
店舗は2つあり、江ノ島商店街の入り口に構える
江ノ島スパ内にカフェが1つ、
もう1つは商店街に進まず横に進んだところにある
キッチンカー。
今回はキッチンカー店舗の方に向かった。
控えめな色合いが
どことなく海辺の町、強いてはスローライフを髣髴とさせる。
なんというか一見するとベーカリーっぽい印象を受ける。
まあ、バーガーもパンではさまれているのだから
間違いではあるまい。
メニューは湘南バーガー3種と
サイドメニューが多々、ドリンクなども取り扱っている。
しらすネギ生姜竜田揚げバーガーを1つ買ってみた。
バーガーというと、こってり濃厚ギトギトな味わいを期待するが、
こいつはとんでもなくコザッパリした味だ。
とことんなまでにヘルシーだぜ。
揚げられたさつまあげはサックリとしてて、中の生姜が
ワンアクセント。
そして盛りに盛られたしらすが絶妙に清涼であり、
全体的に爽やかな味わい。
さつまあげの涼
生姜の涼
しらすの涼
絶涼である。
10年以上前に、小田急江ノ島駅から近いカフェドモツゾウ
という飲食店でも湘南バーガーという名称でバーガーメニューを
ガレージ売りしていたが、あれは大きいフィッシュバーガーで
300円という破格にオトク感は群を抜いていた。
今回の湘南バーガーに至っては、
新食感であり、素材によるご当地感が強く、オリジナルティは強いものの
お値段はやや観光地価格である。
江ノ島観光の折にガッツリ食べるのではなく
ちょっとしたコーヒーブレイクがしたい場合にオススメ。