光栄より随分前に発売された 幕末志士伝 を最後まで
プレーしてみました。
幕末を本格的に取り扱ったシミュレーションというのは
少なく、幕末フリークとしてはとりあえず押さえておきたい一品、
して内容は…
プレーヤーは坂本竜馬か土方歳三のいづれかを選び、
1日の早朝・朝・昼・夕方・夜・深夜の各フェイズで構成された
時間の中を行動して行きます。
行動内容は、他の志士や藩士を説得したり有名な道場で
剣を学んだり学問所で勉強したり遊郭で豪遊したりします。
時には重大なイベントが起こり、戦争に参加することなども出来ます。
特に面白い点は、説得シーンでのカードバトル。
普段さまざまな人物から仕入れた情報カードで相手と戦います、
下準備にいろんな人から話を聞いておくという段取りが
斬新かつ幕末を題材にしたものとして正しいものだと思います。
説得した人物から得た信頼値の高さや、ここぞというイベント内で
暗殺した要人や行きついた思想でゲーム自体の展開が変わってきます。
たとえば土方編で薩長同盟を阻止し長州征伐に従軍して勝利を
納めれば、幕府側に時勢が傾く話となり、坂本竜馬編では
池田屋事件に凄腕の剣客を引き連れて参戦し新撰組から志士を守る事
も出来たりします。
ここまで聞くと幕末ファン的には震えるものがありますよねぇ(^ ^ ;
けどこのゲーム インターフェースがすこぶる悪いので結構イラつきます、
しかも作業が多いので致命的に飽きます。
今回は土方編でプレーしたのですが、えれー長いです、
途中やることを見失ってしまうこと多々、今なにをすべきかよくわからないという
事もあってか、結局無駄に時間を進めてしまうという悪循環。
総合的には幕末ファンにはそこそこオススメです、
ゲーマーにはあまりオススメではありません。
光栄ゲーマーには一見の価値はあると思います。
新撰組が好きで好きで毎晩股を濡(卑猥表現のため省略)には
超イチオシかも。
そういえば大河ドラマの 新撰組! の芹沢鴨の格好良さは
異常過ぎなんですが、夏前には粛正されそうで残念。
芹沢鴨に怒りを剥き出す近藤を土方が諌めるという構図、
これまた私のイメージと逆でかえって新鮮でいいな。
関連サイト
幕末志士伝
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