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ガンダムAGE感想


ガンダムAGE全話視聴しました。
はじめは作業がてらネタに2~3話見てお茶を濁そうと
思ったのですが、つい夢中になって完走。
結構面白かったです。

レベルファイブ色で覆われて異質なものになってるかなと
思ったんですが(当初それを期待してた)、思ったよりガンダムしてるし、
自分にはレベルファイブ色、主にキャラクター面
あるいは少し強引にでも葛藤を感じさせる場面にもっていく展開と
ガンダムっぽい相互理解の問題が合わさって、
かなり良い作品に見えました。

1~2話あたりは、MSを自分で設計して自分で乗って戦っちゃう
とんでもない天才少年ストーリーだなとあっけらかんでしたが、
ウルフが出てきてから自分の中の何かが盛り上がってきました。
そうそうこれこれ、かっこいいお調子者のようで
そこまで強くなくて態度はLサイズ、これよ、
銀髪に褐色、レベルファイブキャラ(というかイナイレキャラ)
の匂いをまとったガンダムキャラ定番の脇役エースパイロット。
見もフタも無く言うところの豪炎寺みたいな外見したスレッガーさんよ。
ここでようやくノれてきた感があります。
ようやくっていうか3~4話あたりだから全体で見るとわりと早いですね。
その後は艦長が何をしようとしてるのか?と
敵の正体は一体なに? というミステリー展開で
第一部はばっちり楽しめました。
そういう引っ張る箇所はレベルファイブっぽかった、
結果宇宙移民に関わってくるところは形を変えて
ちゃんとガンダムのイデオロギーを踏襲してたように見えました。

第二部アセム編は導入が上手く、
主役交代してもすんなり話しにノれたのは見事で、
その導入の学園モノが速攻終わるんですが、
学園編でいろんな思い出を1クール分ぐらい
溜めたという体で見なくちゃいけないのが、たぶん2部見るお作法。
するとアセムとゼハートのライバルストーリーと
スレッガーからロイフォッカーになったウルフさんの味わい
深いキャラだけで大分楽しめました。

第三部はいよいよ敵側の内情を見せる展開になり、
それぞれの言い分に葛藤するところと、
老フリットの復讐に形振りかまわない行動とが
合わさって、テーマを如実に出してきた感がありました。
ちょっと唐突だった元連邦のテストパイロットの話や戦闘は
ガンダム過ぎて個人的にはむせたけど、
データを守るシドのくだりは非常に良かった。今っぽい。ゾイドっぽい。

そんな具合に、結構好きかなー。
ちょっと急ぎ足だったところも含めて飽きずに楽しめた。
連続で見たのが良かったのかな?一週間空いたら突っ込みどころ見つけたり
見忘れそうではある。
とりあえず08小隊ぐらい好きかもしんない。
プラモをアマゾンでポチったぐらいにはハマった。
変なプレ値つく前でよかったかも。

そうそう、主人公機に久々に愛着が持てた。
エイジシステムのアイディアはわりと好き。
あのトンデモっぷりと管理しておじさんといいなんか
松本零士作品っぽくて好きなのよ。
あと、新型が出るより換装が好きなんだなあと自分を再発見した気分だった。
フリット君はそんなに好きじゃないけど何故かAGE1に愛着があって、
アセムは好きだけどなぜかAGE2に愛着無くて、
キオ君とAGE3は両方ほどほどに良くバランスよかった。










by souka_t | 2015-11-14 20:19 | ものぐるおしけれアニメ系 | Comments(0)
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