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6/14 川崎多摩市ゲーム会
当日朝、小田急で人身事故があり急行が運休。
到着がかなり遅れるかなと思いきや
わりと早く会場に到着。 



■ハンザ

到着早々に名作商人ゲーム・ハンザ。
ハンザ同盟地域を移動して、品物を取ったり、
自分の商館を立てたりするゲーム。
移動する船は共有で毎手番3つ補充されるコインを
使ってアクションをこなしていく。
品物を取り自分の商館がある場所で売却することによって
得点化。最終的にその数値で勝敗を決する。


自分も以前買ったので何度かソロ回しで遊んでますが、
やっぱりというかあたりまえというか、対人戦は面白い。

全ては手番が回ってきた時の状況次第なので、
人数が多いと狙ってどうこうするのが難しいですが、
めざとく品物を集めるか商館を多めに要所へ積み込んで
アクションのコインを相手からもらう機会を増やすか
の裁量を問われる部分は大変よくできてる。
名作でした。



■冷戦ペンギン(仮)

拙作。来期に出す新作です。
ルールが固まったのでこれが最終調整になるかな。
上級ルールの3ライフ戦も問題なく回る感じなので採用。

あとはキャッチとか売り文句とか宣伝方法を考える段階や。



■ウサギの黄金時代(仮)

こちらも拙作、30分級の2人用対戦ゲーム。
アクションポイント制の資源変換系で、
資源は2種類・共通の状況変化が1つ、それらを勝利ポイントに
変換して6ポイント先取で勝利という内容。
想定通りにちゃんと回った。
学生が休み時間に遊び切れるを目処にしたため
ゲーム会の重ゲーの合間などにも最適。かも。

現在、更なる要素の増設を検討中。
ショーナンゲーで初の試みになるかも。



今回の名物スイーツは横濱ショコラ。
ふんわりあま~い




■海賊組合

ゲムマ中古スペースで救済してきた一品、ついに対人へ。
このゲームはそれぞれ船員コマを持ち、
互いのコマに重ね合わせ、頃合を見計らって船を襲撃するゲーム。
お金を一番稼いだ人が勝利。
これだけ聞くとヒャッハーな海賊ノリゲーに聞こえるが、
事はそう容易くない。


このゲームの核心は船襲撃時の
報酬分配ルールにある。
襲撃を発令できるのは一番上にコマを乗せたリーダープレーヤーだけで、
しかもリーダーは他の面々に報酬を分けた後に余った分だけしかもらえない。
但しアイテムを優先的に1つゲットできる。だが、アイテムはゲーム終了時に
最大数もっていないとボーナス点とならない。
よってリーダーが必ずしも美味しいとは限らず、複数の自分のコマを
1ヶ所に仕込んだコマ山をいかに高報酬の船へ襲撃に向かわすか
の駆け引きとなる。 しかもこの駆け引きがちょっと分かりにくいのが
このゲームの敷居の高さ。分かってくると大変楽しい。

海賊テーマの豪快なゲームにみせかけて
勝つには計算高い行動が必要となってくる
ある種の読み合いゲーだった。

やり込むといろいろテクがある気がする。
またやりたい。



■オキヤ

最近常に持ち歩いてる気がする一品。
ランダム配列からはじまる絵合わせ4目並べ。
ルール超簡単・インスト楽・超短時間、
手軽と言う言葉を具現化したようなゲーム。


この独特な小箱シリーズは、もう1つのボタンゲームを
やったことがある。 他にもあるみたいなので
それもいずれやってみたい。



■きのこはかせ

カードスタンドにかけられた自分が知らないきのこ、
他の人がかけてる自分が知ってるきのこ、
これらをドラフトで集めて点数化して競うゲーム。

知らないきのこが2点
知ってるきのこが1点
誰のスタンドにも無いきのこは0点となり、
他人が集めているカードをみつつ
自分だけが見えないきのこを予想しながら
カードを集めていくのが主な駆け引きとなる。


単純なようで難しい。
自分から見える他者のきのこを集めて着実に1点を得るのと
他者のきのこじゃない1種を決めうちして集めるかで迷う。
安全策を取ると点数が伸びづらく、
ギャンブルに出ると外れたときの失点が大きい、
ひじょーによくできてる。面白い。
ドラフト回数も状況が判断しきれるスレスレな回数で
長すぎなくダレないところが良い。



■植民地戦争

植民地戦争さんの初期作を5人でプレイ。
やっぱり人数の幅が利くのはいい!

ゲームは1ドロー1アクションを繰り返して、
1山尽きたら1ラウンド終了で毎回決算が入る。
それを3回繰り返し最終的な勝利点の合計値で勝敗を決する。

初期の国家決めでスペック差がだいぶつくものの、
マルチゲーム故のトップ叩きの上でよくよくバランスが取れてる。
勝利点に直結する植民地カードの奪い合いがゲームのキモとなる
のだが、租借などで間接的に点数だけ吸い取ることができたりと、
斬新なギミックがそこかしこに付随してるのが面白い。

戦争での植民地の取り合いの部分はどことなく
パニックハイスクールのプレイ感に近い。
パニハイの場合はカード枚数が兵力の推測に繋がるが、
植民地戦争の場合はカードの裏でカードの種類が分かるため、
より予測がし易くなってる。
また、兵力も数字分だけ戦力になる陸軍と、あらかじめ場に
出しておかなくてはならない海軍といった性質の分け方も
それっぽくて良い。

いろんな要素が詰め合わさりつつも、
山札が全部尽きたら最終ターンという根っこのシンプルさが
非常に良かったです。
3つの山札が尽きるまで浮き沈みのドラマが濃厚でした。



プレイ評/ショーナン
by souka_t | 2015-06-16 07:39 | ボードゲーム | Comments(0)
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