キューブリック監督の古典ホラー映画。
普段ホラー映画とかあんまり好んで見ないんですが、
なんとなく見ちゃいました。
ただただ主演ジャックニコルソンの顔芸が凄かったです。
昨今は特殊メイクや撮影・CG技術がうなぎ上りに向上してますが、
人の表情という普遍的な怖さというものをまじまじと実感した次第です。
作品自体は前半はサイコスリラー、後半は狂う人が襲い来る力攻めなホラーでした。
随所に意味深なシーンが多く、一度見ただけでは何を示唆してたのか分からない
ところもチラホラ。そもそもホテルに住んでる幽霊の仕業なのか元々主人公の
小説家が狂人っ気があったのか曖昧で、それが薄気味悪さやラストシーン後の
後味の悪さを浮き立たせています。
一番驚いたというか唖然としたのは、超能力が使える黒人の登場人物が
あっさりすぎるほど無残なことになったことでしょうか。
最序盤から意味深な言動で話のキーマンになるのかなと思わせて
いただけに、びっくりです。 見た後にウィキで確認したら、このあたり原作とは
大きく異なるそうで、むしろラストでは大活躍らしき彼を、よくまあこんなに大胆に
改変をやってのけたものです。キューブリックやべーな。
あと、レッドラムの逆読みがマーダーっていうネタ、これが原典だったんですね。
字幕版のテロップがノイジーな演出もグッド、ローカライズグッジョブですわ。
普段ホラー系は見ないですが、なかなか楽しめました。