久々の落語。
「狭き門」・「びっくりレストラン」・「相合傘」 の3篇収録。
どれも現代を舞台とした新作落語で、日常風景から拡大解釈した噺の広がりが面白い。
中でも個人的にお気に入りは「狭き門」。
苛烈化する受験戦争を緩和するため「運」の要素を取り入れようという噺。
学力に代わって運が重要になってしまったがために、
学生の親は博徒を家庭教師に雇って夜な夜な丁半博打に勤しむといった
極めてトンデモな内容。コレが大変面白かった。
4代目桂米丸師匠の落語は初めて聞いたが、
この方のまくらは自分好み。 「ここで拍手をいただけると・・・」とか
即す客いぢり芸がちょいちょい入るところが面白い。
聞いていると実際に寄席へ行きたくなる噺家だ。