やっと読み終えたー、上巻に引き続き中巻です。
上巻で風呂敷を広げ終えたのかなと思いきや、
ここからが本番だってぐらい、中巻では未曾有の大災害に発展して行き、
読み進めるごとに「どうすんだこりゃ?」状態でした。
いち早くその実態らしきものに気づいたヨハンソンが、
いったいいつ持論を展開するのかが最大の見所で、
その舞台装置が整うまでをじっくり見せられ、
整い始めた後も人間模様をじっくり見せられ、
ようやく全て整ったところでの持論発表の場面は
期待通り興奮モノでした。
薄々、もうそれしかねえだろうって感じてた結論ではありますが、
それを論理的にこじつけて納得させてしまうところが、
SFなんですよね。これは見事なSFですわ。
中巻後半以降、大災害の実態とコンタクトするために
作戦が議論され、道具を整え、人材も整えていくんですが、
その中の新キャラSETI研究員がまた良い味を出してます。
自分も10年ぐらい前にパソコンにSETIのソフト入れて
地球外生命体を割り出す計算に微力ながら協力しましたわー。なつかしぃ~。
あれどうなったんだろう。
終盤のアナワクのお郷帰り編は結構長く、
「脱線し過ぎだろう!」と、はじめはぐんなりしましたが、
中巻ラストのグレイウォルフとの会話での締めが
文学作品ばりに綺麗に決まってたので、読み終わる頃には
やっぱり必要だったと思い直しました。
イヌイットのトリビアも含めて、よくよくモノを詰め込んだ話に
したなあと、感心することしきりです。
さあ、次は下巻。 Yrrとのコンタクトが
どのような結果になるか楽しみです!!