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【アニメ】私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 感想


とても酷くて、とても面白かった。

ド直球なまでに自虐アニメだね。
これはアザゼルさんとかとは別のベクトルでゴールデンに
流しちゃいけないアニメだ。 あまりに自虐過ぎる。

公称テーマは「喪女」なのだけど、
これは明らかに男性ヲタクでも刺さる内容だ。
しかも、今まで見た中でも特筆すべき鋭利さで刺さる。

主人公・黒木トモコが行動を起こそうとする瞬間に
もうオチが見えるんだよ。見え見えなんだよ。
だからもう 「いいっ やめろ もうなにもするな それは確実に不幸になる!」
って画面に叫びたくなるほどで、時にはホラーでもないのに目を覆いたくなる。
もはや怖いもの見たさに見る感覚だ。
この原作者はなんて悪趣味なのだろう。
的確に現代非リアのシーンを捉えているよ。

面白いんだけど、それだけいろいろ考えさせられる。
そもそも、俺らの世代ってリア充の概念が無かった。
もちろん喪女って言葉すらなければ、中二病なんて言葉も無い。
高校時代といえば、彼氏彼女なんてできなければできないなりに
面白楽しくやっていたし、悲観するという発想すらなかった。
確かに「モテる」「モテない」という言葉はあったが、
それほど人間性を決定付けるほどの要素ではなかっと思う。
だが現代中高生はどうだ。
ピグやらライブチャットやらで潜伏してストーカー
その実態を調査してきた俺になら分かる。
彼らは異常なまでにそれらの「言葉」に縛られている。
そして、ネットという同類の巣窟で自虐という傷の舐め合いをすると
見せかけて自虐という足枷を自慢しあう。
傍から見る大人達は誰しもが思うだろう「おまえらそれでいいのか」と。

なにが凄いかって、このアニメの最終回は
「それでいい」とアッサリ言い切ったところだ。
一見、なにも成し得ず、なにも収まらず、なにもなかったかのように
終わるあの最終回。かなり秀逸だと俺は思う。

本編で特に良かったのは
夏休みの過ごし方を模索する回と、従姉妹のきぃちゃんがやってくる回。
夏休みの回であまりに退屈してニコ生デビューしてしまうところなど
膨大な時間をもてあます現代非モテ高校生を的確に捉え過ぎていておぞましい物を感じたほどだ。
その後の声優握手会などもあるあるに満ちている。
きぃちゃん登場の回はぶっちゃけ笑えない。うちの姉もあれぐらい見栄っ張りだからだ。


いやはや、ちょっと見てみるつもりが、一気に見てしまったほどだ。
誰しもが思っているだろうことを最後にあえて突っ込むよ。
こいつアクティブだよな。
by souka_t | 2013-10-30 21:05 | ものぐるおしけれアニメ系 | Comments(0)
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