アシモフ・ロボットシリーズ3作目の上巻。
地球人刑事・イライジャ&パートナーロボット・Rダニール
が活躍するSFミステリ三作目。
興奮した。
明確に、ファウンデーションシリーズとの繋がりが示唆される場面は、
逆から読んでる自分でも鳥肌物でした。
当時、刊行順に読んでた人は、もっともっと興奮したでしょうねえ。
うらやましいです。刊行順に読んで、この興奮を味わいたかった・・・。
これから読む人はファウンデーションシリーズもひっくるめて
刊行順に読むことをオススメします。
今回は、第一作目「鋼鉄都市」に登場した、ファストルフ博士が再登場し、
もっともおいしい場面を演出します。
博士の語りだけで、この上巻を読んで満足ってぐらい良いです。
事件話の方は、前作を踏まえて、より一層ロボット三原則の、
是非を問う内容となり、更に、哲学的な語りが多めになってます。
それにしても、"異質な価値観"を書くのが上手過ぎる。
前作のソラリア世界も、いずれ人類はそうなるんじゃないか
ってぐらいの妙なリアリティがありましたが、今回も
それと同等の薄気味悪いほどのリアリティというか、
すでにそうありつつあるんじゃないか、というような感じさえ
するほどで、アシモフ氏のこういった示唆はいろいろと考えさせられます。
読みながら、ロボット三原則を活かしたロボットゲームって
作れないかな~と、考えているのですが、なかなかまとまんないです。
ロボットと言ったら戦闘ロボなアニメっ子でしたが、最近はもっぱら、
アシモフスタイルのロボットを第一に考えてしまいます。
このテーマは、人狼系の吊りゲームに消化できそうな気がします。