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【レトロゲーム】ザ・ホード クリア感想

90年代半ばのレトロ海外ゲーム・ザホードをクリア。
18年ぶりの雪辱を晴らした。

このゲームは、256色モードを活用され始めた頃のPC用ゲームで、
後に3DOやサターンに移植された。
昨今ジャンルとして定着を見たタワーディフェンスの走りともされている。
内容は、牛に育てられた青年、チャンシー卿が、
ひょんなことから一命を救った王国の王様より爵位と封土を受け、
ホードと呼ばれる邪悪な生物と戦うアクション&ビルドゲーム。


いやはや、感無量。
このゲームはPC98版で当時遊んでいたのだが、
当時の自分には難しくて投げてしまったという不名誉な思い出があった。
その思い残しをついにこの手で決着を付けた。
自分の中では2012年ニュース・ベスト10に入るほどの快挙だ。

さてはて、このゲーム、ザ・ホード。
今やってみても充分過ぎるほど面白い。
一見アクトレイザーの内政ばりにオマケ程度でシムシティ的な建物要素が
あるのかと思いきや、この建設パートで行われる拡大再生産や、
防衛要素は驚くほどに深い。破天荒な物語と設定のため
大味に見られがちなのだが、意外なほどによく練られている。
アクションパートも、地形によって歩行スピードが大きく違ったり、
剣を振り回しすぎると目を回して無防備になったりと、
ままならないところが、逆にプレイヤースキルを促すものに繋がってる。
それらを彩るアイテムの豊富さも良い。人によってプレイスタイルに
幅を持たすことに貢献している。
個人的には海外ゲームマイベスト10に入るほどの傑作だ。


昨今の洋ゲーでシングルミッションのエンディングでは
よくあるスタッフ写真。この当時からあったんですねえ。
当時高性能だった256色表示を無駄に生かしてるのが笑える。
by souka_t | 2012-05-08 21:36 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
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