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アメーバピグの約半年間04
■#04 セフレの抹茶■
あれから1~2週間。【作戦名:蘇州の歌う海賊】は
想像を絶する成功を収めました。
【ピグトモ】と呼ばれるピグ世界でのフレンドリストが
1日10人単位で増えはじめ、船の上の談話集会にも常連と呼べる
固定客やアンチ集団が付き始めます。
この短期間でここまで軌道に乗るのはどうやら異例だった
ようで、すぐにやめてしまう初心者の壁を一足飛びに
越えていました。そして、ピグ世界における少なからずの
居心地の良さ得ていました。
そんな時です。この後いくつかのエピソードに関わる
あの男が現れたのはー

「船においで~」
「船が出発するよ~」

いつもどおり、私は【歌う】のアクションを連打しながら
道行く少年少女の奥底に眠る好奇心に呼びかけていた。

「こんにちわ」

「なにしてるんだ」

「なにこのおっさんwwwww」

身の程をわきまえた者、好奇心を露とする者、
第一声から礼儀知らずの者。
人が集まり、船の上は賑わいを見せる。

「やあ君たち、よくきたね」
「私は海賊ピアさんだよ」
「今日から君たちもこの海賊団の一員だ」

昭和の紙芝居オヤジのノリで考えた台詞であったが、
意外にも反応が良い。どうやら【海賊】というキーワードが
ウケたらしく、ピグ界におけるワンピース人気の絶大さを
この時身を持って実感しました。その他のピグ民特徴のまとめは
次のエピソードに回すとしましょう。

「テヨンは航海士」
「みっちゃんは切り込み隊長」
「ヨウスケは数学者」
「よし、それぞれ持ち場について自分の趣味と夢を語れ」

船に集まる少年少女に形式だけのロールを振り、
その流れの中で自然と自己紹介を促す。
それからほどなくして、沸き合い合いとした船上に
一人の男が歩み入る。
いつもなら軽い挨拶からはじめるところ、
いろいろと面倒になったのか、はたまた、調子付いてきたのか、
プロフィール表示で名前を確認し一足飛びな接触を図る。

「よう 抹茶!よくきたなっ」

「え?wwwww」

無論初対面です。
当然の反応だが、この後これが第二の切り出しスタンダード
になり、初対面でノリの良さを推し量る指標となります。

「なにやってるんすか?wwwww」

「抹茶、何言ってるんだ、いつもどおりの航海さ」
「ほうら見てくれ、今日はこんなに船員がいるぞう」

「えwwwwwそうなのwwwwwよくわかんないけど」

後に分かりますが、これでも反応が良い部類です。
常習的にこのノリを繰り返した体験記も次のエピソードに
回すとしましょう。

「せんちょー、抹茶さんは何ですか?」

船員であり切り込み隊長のみっちゃんが問います。
無論、ここでオモシロを仕込まなくてはなりません。
そこで即時出た回答はー

「抹茶は私のセフレだ」

「ちょwwwww」

これが【セフレの抹茶】誕生の瞬間。
思いつきで付けられたセフレ設定でしたが、
この後これが定着します。

「せんちょー、セフレってなんですか」

数学者ヨウスケの純粋無垢な質問。
公称10歳の小学4年設定で通していたピアさんでしたが、
少年少女の探究心には全力で答えてやらなくてはなるまい
という使命感に駆られー

「いいかい、結婚というのは非常に面倒がまとわりつくんだ」

「説明すなwwwww」
「つかwwww俺男なんすけどwwwwww」

「かまわんよ」

「いやwwwかまってwwww」

「カマなの?」

「違うからwwww」


抹茶氏の試練はまだはじまったばかりでした。
by souka_t | 2011-12-11 07:51 | 長期レポ | Comments(0)
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