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【ゲーム】スーパーマリオギャラクシー2クリア感想


土日に1ワールドづつ進めていたマリオギャラクシー2をようやくクリア。
その感想。

■ゲーム簡易説明
任天堂の看板中の看板タイトルにして、
世界で最も有名なアクションゲームシリーズの家庭用最新作。
Wiiリモコンを極限まで活かしきった内容が売り。



世の中には何故出来の良し悪しというものがあるのだろう。
つい、心の中でそう問うてしまうほど、このゲームは完璧過ぎる。
何故全てがかくありえないのだろう。
Wiiという機械はこういったものを世にたくさん輩出するために
造られた物のはずた。いや、そうだったに違いない。

志だろうか。 いや違う。これは飽きさせないモノであって
誰も見たことが無いモノを見せ付けるような天を突く志という類ではない。

技術だろうか。 それも何か違う。一つ一つはどこかで見たような凡庸なものだ。
ありあわせを熟成させたような、凄いと言うより丁寧なものだ。

アイディアだろうか。全く持って違う。それこそ既存のアクションを
連続的に繋ぎ合せただけじゃないか、なんら新しくは無い。

キャラクターだろうか。断じて違う。馴染みこそあるが、こんなヒゲオヤジに
微塵も陶酔できない。クールとは程遠いいダサカッコイイともまた違う。


では、この面白さとは何だろうか。
恐らくそれは"動かす楽しさ"と"寸での危機を乗り切る快感"。
アクションゲームを望む者の意思を具現化したような内容がこれなのだろう。

何よりも優れている部分は野暮ったさが無いことだ。
乗り切るために使わせる道具は無尽蔵に用意されている、
ステージ上に思わせぶりで無駄なフロアがほとんど無いので迷わない、
全編に渡り熟練の操作を必要とせずアドリブで乗り切らせようとしている。
極めて爽快、総じて快なり。

そうだこれがアクションゲームだった。そうだこれだこれだ。
まさに遠回りしてようやく再開した古きよき友。
それが、マリオギャラクシー2なのではないかと自分は思う。


とりあえずWiiを持っているならこれを買わない選択肢は無い。
やるべきだ。アクションゲームが親の仇でも無い限りやらない理由が無いよ。
by souka_t | 2011-07-23 20:30 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
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