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第三回・ボードゲームの会

久々にやってきましたナンバリング会。
多くの検証回を重ねて、選り抜きの市販・同人ボードゲームを
存分にプレイする、ゲーム脳によるゲーム脳の会。

今回のメンバーは、
13戦中10戦分のゲームを持参した会の中核。ロッテリア大先生。
冬コミ当選!!3日目 東 ヌ-06bでボクと握手!!。 G-CHILD。
日夜ハンティングに励むゲーム脳旅団の黒幕!!。 かつを節

そしてこの私、ショーナン・えーおーあい の4人



まずは腹ごしらえ。
かつをさんが持ってきた肉を皆で貪り食う。
今年の花見でも頂きましたが、これは絶品。
ふんわりと柔らかく、それでいてよく味が染み込んでいる、
そのままで食せるので肉焼きスキル不要。

皆の腹は満たされた。

そして始まる13戦もの戦い。


第一戦 キングレオ
開幕ゲームでお馴染み、ドラクエモンスターの絵柄で展開される
UNOの発展形ゲーム。 今回は えーおーあいが勝利。

第ニ戦 ハニカム
以前の紹介記事はこちら
綺麗なコンポーネント・すぐに理解できるシンプルなルール・早過ぎる展開
と三拍子そろった傑作。 蜂の巣の蜜を制したのは ロッテリア

第三戦 にゃんパニ

以前の紹介記事はこちら。検証会では意外と常連ゲーム。これまたシンプルな
ルールと絵柄が楽しい序盤戦に適した軽いゲーム。
チャコちゃんの目を盗んで遊び抜いたのは かつを節

第四戦 NOBUNAGA

以前の記事はこちら。NPCがいる一風変わった対戦カードゲーム。
談合必須の協議の中、一人抜き出たのは ロッテリア

第五戦 TAIBAN
完成時の記事はこちら。今回の一般未公開オリジナル枠。
ベースがポーカーなため強運による即上がりが目立ち、簡易役表必須の課題を残す。
再三のテストプレイで役作りのコツを掴んでいたえーおーあい・ロッテリア が規定ポイントゲット。

第六戦 チョコアンドマウス


以前一度プレイしたが、写真の撮り忘れで紹介できなかった同人ボードゲームの1つ。
難しい状況に追い込まれたときは面白いこと言った者勝ち的なパーティーゲーム要素が熱い。
珍回答で旋風を巻き起こしたのは G-CHILD・かつを節組


第七戦 ドナドナ
これも未紹介だったゲームの1つ。
今回の会では各々にゲーム中かけたいBGMを10曲持参してもらったが、
このゲームだけ専用BGMはドナドナ固定。
ほのぼのとした絵柄の動物が次々と競り売られていく様は異様な光景だ。
この鬼畜ゲーを制したのは鬼畜エロゲ大好き G-CHILD


第八戦 ショッピングパニック


今回初登場の新規枠。盤面とカードを用いたこれぞボードゲームな風格に
満ちた同人ボードゲーム。1度のプレイでの掴みはなかなかのもの。
今回一番のお買い物上手は かつを節


第九戦 フレンチグルドン
以前の紹介記事はこちら。本日の競りゲーム2つ目。
500円ゲームとは思えんほどの完成度。競りゲームの楽しさが凝縮された一品。
メニューの高値と低値が分からないとちょっと競り合い辛いが、
初プレイで かつを節が勝利。 同点で ロッテリア


第十戦 ドミニオン
ショーナンボードゲームの会発足のキッカケとなった定番中の定番ゲーム。
ネットで度重なるプレイ歴を積んできた G-CHILD勝利。


第十一戦 ニムト
電●の選りすぐられたデザイナー20名が受けたゲームクリエイト講義の課題で、
優秀な成績を収めた班が賞品で進呈されたゲームの1つ。
調べれば調べるほど絶賛の評が多い軽ドイツゲームの雄。
大小いずれの足場に差し込むかの決断を制したのは G-CHILD


第十ニ戦 無人島



前回の検証会で、キャラクター位置でのアドバンテージが大き過ぎると
物議を醸しだした一品。 今回は相互に大きく影響を及ぼすキャラクター配置を
避けてプレイ開始。 前回のお嬢無双から打って変わって、ほどよく均衡の取れた
ゲーム展開となった。 最初に目標を達成したのは G-CHILD


第十三戦 あやつり人形

ボードゲームの会では昨今最注目のドイツゲーム。
詳細を書いて紹介したいが、1プレイが長丁場となり未だ充分なプレイ回数を
積んでいないのでまだ書けない。そのゲーム性は深く、読みとコンボと逆転の
要素が目まぐるしく回る絶品。 今回下位プレイヤーの執拗な暗殺・泥棒を切り抜けて
建物を建て切ったのは かつを節


だいたい午後1時に集合し、
ここまでで午後10~11時を回り一応の閉会となった。
全編時間を忘れるほど卓上ゲームに没頭した非常に有意義な会であった。


■第三回の総括

第二回からの課題であった品目の充実は、
ゲームマーケットで大人買いを炸裂させてきた大先生の活躍により、
想定を遥かに上回る成果を上げた。
このジャンルに移行して以来、様々な一般ゲーム会のレポを読んできたが、
これほどの品目を一度に揃え一度にプレイする会はそうそう無い。
まさに誇らしい発展と言えよう。

スペース問題に関しては、より広い部屋を有する宅に集まるか
市民会館の一室を借りるという案が検討されたが、実行に移すとなると難しい。
デジタル全盛にあって一日中ボードゲームで遊ぶというのは、
特異な集団であり特異な趣味である。巻き込むべき人選もまた限られてくる。
向き不向きで言えば不向きに偏った世の中と言える。
向き側の人脈は非常に薄く、部屋確保の目処はなかなか立たない。
また、市民会館の一室も3~4時間単位で朝昼晩のコースとなり、
一日中借り切る必要がある当企画としては選択から外さざるを得ない。
逆に現状の利点は、ちょっとの粗相をしでかしても問題にならなく、
音楽や配信の機材が充実している点がある。またその場での工作も可能ゆえ、
創作に繋げる要素は充実し過ぎている。


平行して問題に上がるのが人員問題。
増えてくれれば嬉しいが、増えれば良い結果に繋がるのかと
言われれば、そのあたりは未知数だ。
個人戦・チーム戦を自在に切り替えられる偶数4人という
数字が一番美しいという説もある。
現状一度に4人という動員制限はあるが、まだまだ多くの参加者を求めたい。
楽しみたいナンバリング班と新規開拓の斥候で体力勝負の検証班に分けれる
ぐらいが理想だ。


そして今回最も個人的に疑問に上がったのが個々のプレイ数とスタイル。
一応チュートリアル1プレイと本番1プレイに分ける予定で始めたが、
チュートリアルがそのまま本番になることが多かった。
そうなると、人によっては特定のゲームをもうちょっとプレイしたかった
と思うだろうし、現に今回好評だったショッピングパニックなどは
もっとプレイを重ねてみたかった。
これは別個検証会と完全に分けて考えてしまったほうが良いのではと
思った。ナンバリング会ではやはり選りすぐりを持ち寄るべきなのだろう。
プレイスタイルに関しては、はじめに私が勝利者記録を残す事にしてしまった
のがいささか失敗だった。悪く言えばゲームに没頭し過ぎた。
ボードゲームの美点はプレイと談話の融合なのだが、
談話はほとんど休憩タイムへと流れた。ナンバリング会では
これを良しとするかどうかが第四回テーマの焦点かと思われる。

ゲームマナーに関しては現状はこれといった問題はない。
コンポーネントを投げたり汚したり、罵詈雑言や悪態、
お邪魔プレイに徹したり、悪意のあるチョンボなど、
有名所のよくあるテンプレ注意文に該当する事例は無い。
若干、民兵を買いあさり続けるイミフがいるが、
さすがにいい歳した集団なだけはある。今後もかくありたい。





閉会後、残った面々で三国志覇王の検証プレイ。
これの詳細感想は別項で。

この検証時に話題となった1つのCMソングが、
あくる日の大事件へと繋がるのである・・・

つづく
by souka_t | 2010-11-09 07:58 | ボードゲーム | Comments(0)
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