
日本の料理漫画文化と言えば、包丁人味平を始祖とするトンデモ文化。
それに対を成すが如くのリアル路線とでも言いましょうか、
例えるならば「美味しんぼ」の系統に属するのが今回の「大使閣下の料理人」。
さてはて、随分前に1巻を読んで以来、2巻をなんとしてでも中古本で
ゲットしようと近所で目を光らせていたのですが、ようやく発見。
このペースで読みつづけていてはさっぱり最新巻に追いつかないや(^ ^ ;
個人的に現行の料理漫画ではイチオシなんだけど、
青年誌モーニング連載なだけに、ちょっち読み手を選ぶかもしれない。
アツイ展開や派手な演出やトンデモ理論などは一切出てこない、
本当に正統派。
でもなんと言いますか、地味なだけにじんわりと心を打つ話が多く、
安心して読めると言うか、たまにメロドラマ展開を見せたりしますが
雰囲気自体がほんわりしてるので苛烈に成り過ぎず徹底して料理漫画
であり続けるところがステキ。
外交官のお付料理人が主役なだけに、ちょっとその筋のトリビアチックな
豆知識や用語が飛び交うのもいい味だと思う。
そいで当の2巻の感想、
ベトナム大統領編の結末とロアン議員編と乾貨勝負編の3部構成だけど、
正直どれも甲乙つけ難いほどにいい話しだった。
強いて言えば最後の乾貨勝負でありふれた椎茸を使って勝負に挑む
主人公・大沢公の姿勢と酒で援護射撃をする倉木大使の策士っぷりがステキだった。
早く3巻が見たい~ ちなみにすでに19巻ぐらい出てます(^ ^ ;;
というわけでイチオシです大使閣下の料理人