ブラアウリア1356 制作ノート2

ゲムマ2017春新作・ブラアウリア1356の制作話第二回。

今回はアートワーク編だ。


金印勅書が発布されて7人の選帝侯の特権が確定した時代を
描くということで、まずは資料を漁り、以下の
七選帝侯の集合した絵画を参照した。



この絵画の注目する所は、序列を示す選帝侯達の並びと、
その上にあるエンブレム。
並びは、左3人が大司教で、中央が宮中伯、残りの右側が王。
左3人が帽子を被っていることで教会と世俗を分けている。
なんとなくだけど教会・世俗それぞれ真ん中よりほど有力と思う。



このエンブレム、だいぶ省略や簡略化がされている。
キービジュアルとして扱うために正確な絵柄を調べた。

それが以下



この時代のエンブレムに情報を絞った専門書が手に入らなかったので、
だいぶ適当な資料で雑に調べてしまったが、たぶん過半数は正しいと思う。




エンブレムはそれぞれこのように、ベジュを使用して全て手作業で作られている。
ブラアウリアのアートワークはこのエンブレム作りからはじまったのだ。

左がプファルツことライン宮中伯のエンブレムで、
右がザクセンのエンブレムだ。
この二つは特に調べる際にあやしかったのでこの機会に注釈すると、
プファルツのエンブレムは獅子までは規定路線なのだが、
水色と白のひし形ループと聖水(聖油?)のシンボルは
時代とともに加えられたらしく、正確なところはよくわからなかったが、
おそらくこの時期だろうというデザインになっている。
資料によってそれぞれの要素の配置が違ったりするのもかなり困った。
ザクセンの方は、これもたぶんこれであってるとは思うのだが、
もしかするともっと後の時代のエンブレムかもしれない。
上の絵画と照らし合わせると右半分は規定路線。
左が側がいつ成立したのか正確なところが分からなかった。


このエンブレムの解釈にはだいぶ時間を使った。
こういう調べる作業というものは、ヒストリカルなゲームを作る際に
一番楽しい時間でもある。



次にカード背景の解説をしよう。
青の背景は世俗の選帝侯。
プファルツ・ザクセン・ブランデンブルク・ボヘミア。
白の背景は教会の選帝侯。
マインツ・ケルン・トリーア。





背景にはこのような一から起こした模様と
古紙をスキャンして加工した地が使われている。

模様はロマネスク様式の建物を参照して、
半オリジナルでそれっぽい感じにベジュで書き起こしている。
大雑把に一部を作りパターンとして並べているので、
作業的に見た目より俄然ラクではあるが、
2~3回作ってはボツを繰り返している。
「それっぽいもの」を作るのは大変なのダ。



カードに使われたアイコンもたくさんある。
これらは特に使われたアイコンだが、
このほかにも細かいデザインが倍近くあり、
それらは主にインターフェースとして機能するものとなっている。
視覚的な表現は最も注力している部分なので
是非とも製品を手にとって確認してくれ!!




他、各カードデザインする際の
イメージの取り入れ方を解説しよう。

すべてロマネスク様式の建築から要素を抽出して、
背景模様などに使用している。
作業は以下のような行程だ。


これはアクションカードの例。
はじめはボルト模様のみパターン配置したが、
イマイチだったので柱の模様なども取り入れた。




影響・相場のカードの例。
左が教会、右が俗世、2つのイメージに分けている。
相場マスの天秤は当時使われていた天秤の形を参照して
アイコンライクなものにしている。



そしてカード裏の例。

なんとなく絵画の柱の模様が面白かったので取り入れたら
いい感じとなったので採用。かっこいいだろう?



最後は神聖ローマ帝国の双頭の鷲。
これもベジュで一から書き起こしている。



これでほんの一部ではあるが、この他にも細かいところに
工夫が凝らしてある。
こういった作業は存外楽しい。
ブラアウリアは特に手が行き届いたアートワークを施しいるので、
これまでの集大成とも言えるだろう。

そして、ブラアウリアは得意なドット絵は1つたりとも使用していない。








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# by souka_t | 2017-04-09 19:36 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
【プラモ】レジェンドBB戦士・武者ガンダム



去年にアマゾン配送料無料にするため
調整で買った武者ガンダムを組み立てました。

水性塗料の練習を兼ねたので、
鎧はレッドブラウン、顔は明灰白色を乗せてます。







元がかなり明るい色なので、素組みでは玩具っぽい感じですが、
暗めの渋い色を乗せると武士感がでます。

キット自体は、旧キットと比べると可動範囲が劇的に広がり、
ポージングがすこぶる楽しいです。
パーツの保持力が若干危ういのが難点といえば難点で、
胴と腕の付け根がよく取れやすい。
旧キットのカブト飛ばしのスプリングギミックや
鎧を飾れる台座が無くなったのは旧ファン的にちょっとさびしいものの、
全体的にスタイリッシュになった。





足軽ジムパーツも付属。
ジムコマンドカラーにしてみた。




なかなかの良キットでした。
BB戦士の塗装もン十年ぶりにやりましたが、
こういう小ぶりのキットの塗装は気楽にできていいですね。





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# by souka_t | 2017-04-06 09:11 | いと模型もおかし | Comments(0)
2017 月曜更新第14回

月曜更新です。



昨日花見してきたので、その様子をぱぱーーっと。


今回参加5人。
ウッドテーブルのイスがちょうど5つなので、
5人がたぶんベスト。来年も覚えとこう。




序盤の様子。

まずは大いに飲み食らい昨今のあれやこれやを雑談。
前日に原宿で行われていた「パエリア祭り」を真っ向から
ディスりつづけるあ~る先生の独演会!!!
なんでも500円でパエリアが食えるチラシに釣られて朝9時から
行ってみると、午前中は大会の調理風景のみで
一般参加者は午後からパエリアが食えるスケジュールだったとのこと。

「パエリア大会なんかキョーミねーんだよ早くお客様に食わせろやー無能運営が!!!」

げきおこパエラッシュファイヤーである。




更にお肉が加わり第二部。
序盤でもだいぶ食ってたので、お腹パンパン。産まれそう。

そして、まだまだ続く独演会。
あ~る先生、ミステリーツアーに参加したらラブライブサンシャインの聖地にきちゃったの巻!!
こちらのエピソードは良イベントだったのかご満悦の様子。
スマホで撮った写真をいくつか披露していた。

「見たまえ、私が撮影したこのカエルを!!あまりの美しさのせいかCGにしか見えない!!」

一堂感嘆拍手喝采。




そのあ~る先生特選
今回のスイーツは、千疋屋の桜杏仁。

実はこの日、花見のはずが桜が咲いてなかったのだが、
この桜杏仁でなんとか花見の体裁を保った。
今年の開花遅れはガチ。

ちなみに桜の花びら状のものはチョコレート。



デザートで〆て、ここからボードゲーム。



■利休と秀吉

利休・秀吉に分かれ6手のカードを出し合い判定するゲーム。
判定36通りを36枚のカードに割り振って結果出力するという
物凄い仕様に度肝を抜かれたが、その判定結果が愉快。
俳句対決になったりもするんだけど、お互いで判定するっていうのも
物凄いルールだ。
一応8ライフを削る対戦ゲームの体なのだが、
有利不利とか得て不得手を超えた痛快さで押し切るスタイルが非常にコミカルである。





■悪ガキゲーム(仮)

テストプレイ。
5人いてはじめてプレイできるゲームゆえ、こういう機会でないと回らない。
バカっぽさはかなりもので、あとはいくつかの問題点をクリアせなならん。
そのうち公開予定。




■ケルト

ドイツゲームの定番の1つ。ボード版ではなくカード版のケルト。
何を集めて何を伸ばして何を捨てて何を押さえ込むか、
見事なまでのクニチアジレンマ。すこぶる面白く2回遊んだ。
今見るとスコア法がマニュアル確認しないと分からないところが
インターフェース的に気になるものの、さすがの手堅さがある。





■メディチカードゲーム

坊主めくり大先生。
最近2人で回してばかりいたので忘れてたけど、
2位以降も得点計算するんだったワ。
うっかり分野ごとに1位と同点だけ点数配分してた。
ルール量少ないので相変わらず回しやすいものの、
最初に5品ボーナスうっかり説明し忘れてた。うっかりうっかり
あーうっかりさん






■ゲシュンク
これまた往年の名作で押し付け競り。
チップが少なくなったときにデカめのカードを2つ押し付けられて敗退。
おもしれえけど、あんまり勝てる気がしないゲームの1つ。
これぐらいスリムなゲームを作ってみたいものですワ。




という訳で、あ~る先生のパエリア祭り大ディスり大会でした。
みなさんおつかれさまでした。





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# by souka_t | 2017-04-03 12:19 | ボードゲーム | Comments(0)
3/26~29にプレイしたボードゲーム感想

ボドゲの感想が溜まったので、一気に書いていこう。
まずは、六本木・しら石のボードゲーム会から


■ニンテンドースイッチ

まずは人が集まるまで、ニンテンドースイッチを触らせてもらった。
スニッパーズ という協力してパズル仕掛けを解くゲームをプレイしたんだけど、
これがすこぶる面白く、毎度クリア方法が違うステージを
あれこれ工夫して解いていくのが楽しい。しかも、
ちょっと強引な方法で解いたりもできるので、ガッツリ正答を探すというより
ちょっとやんわりとお題に挑む感じがとても良い。
パズルゲームではエッガーランド以来の感動かも。
ネオジオのゲームもやらせてもらった。
一つのモニターを立てて二人で遊べる構成は殊の外良く、
携帯ゲーム機というより、ゲーセンの対戦台を持ち込む感じに近く感じた。
スイッチ思った以上にすごい!!
おれもスイッチほしーよー、スイッチのためにお金貯めたいよおう。





■ウボンゴ各種

初ウボンゴにしていろんなウボンゴやらせてもらいました。
ふつうのテトリスブロック並べるようなのと、
角が三角なやつと六角形の集合体のやつ。
中でも群を抜いて難しいのは角が三角のやつで、
どのブロックも形状がいやらしく、二面のうち片面が完成しても
まったく安心できないのがおさろしや。
以前やった台湾タピオカミルクティーも似た感じのゲームだったけど、
比較的タピオカのほうがカンタンだったような気がする。
ウボンゴむずかしーっ
逆に熟練度が実感できるゲームなので、やりこむと楽しそう。





■ダイススターズ

巾着からダイスを取ってロールし、好きなダイス目全部か色全部を取って、
シートに合計値を記入していくゲーム。
序盤はそれぞれ高得点が狙えそうな目や色を取っていくのだけど、
だんだん誰も取らない数字が残って行き、微妙に押し付けあいつつ、
終了条件のシート白マスが埋まった。
チャンス目の点数倍率変動などもあり、このシートがホントよくできてた。
なかなか良いダイスゲームだ。





■シティビルダー

ボードゲーム版シムシティともいうべき都市計画ゲーム。
建物の種類によって隣接すると弊害があったり相乗効果があったりするので、
長期的な計画性が問われる。
今回初プレイで、点数的に走ったものの、
最初に配布される自分だけの目的タイルを軽んじていたため、
最終ボーナスで玉砕。 点数配分もろもろよくできたゲームでした。
ルールの方もそんなに複雑ではないのも良し。
建物の効果が多いのでちょっと処理が煩雑になっていくのがやや難ぐらいか。
スライド式のお買い物システムは面白いので、今度何かに使いたいと思う。






■フェイブルドフルーツ

フリーゼのセットコレクション。1プレイごとにアクションが増え、
ゲームが進化していく。流行のレガシーシステムっぽい何か。
今回はステージ1のみプレイ。
最初はものすごーくシンプルなセットコレクションで
テンポ良くゲームが進む。得点するごとにアクションが減っていくので、
ゲーム回数を重ねるとどんな盤面になるんだろう、という期待が強まる。
表記が全て翻訳されるであろう日本語版がもうすぐ出るとのことで、
これは確かに日本語版でやりたいかも。 結構面白かった。




続いて二人会



■ポートロイヤル

最近よく回す、坊主めくりとお買い物で12点を目指すゲーム。
序盤に色指定で獲得金が増える船員を雇ったら、その色の船全く取れず。負け。
2ゲーム目では武力に走ったものの、相手の提督効果に押されきって負け。
うむむ、勝てない。 
ゲーム自体は、お金の使いどころや坊主めくりをどこまでやるかなど、
決断どころ満載で、一概に運ゲーとも言えないところが良い。
拡張買うかすげえ迷う。







■マンモスハンター

動物か色が3つ揃ったら真ん中のこんぼうを叩き獲得する。
更に、獲得したカードの山も、次から要素の1つとなり獲得対象となるため、
最後まで油断なら無い。 場にカードが増えれば同時に揃う要素もあるため
なにを狙うかによって大きく逆転することがままある。
アクションで早取りゲームは結構ニガテなのだが、これは最後の方まで
勝負できて良いと思った。 逆転要素とは何かを考えさせられるゲームだ。





■ブラアウリア1356

拙作。盤面的な先読みと相手の行動の両方を読まなくてはならない。
今回は相手に行動を読まれアクションのバッティングで大きく足止めをくらい、
一方的に負けてしまった。 自分が作ったゲームながら難しい。
短時間ゲーマーズゲームやぞ。





■オキヤ

定番のオキヤ。 2勝1敗!!
あいかわらず手軽で良いゲームである。





■ボタンアップ

オキヤの兄弟分ともいえる、マンカラ風の短時間ゲーム。
回転重ねする動作が慣れない感覚なので
序盤はなんとなくで動かしがち。
慣れてくると上手く相手より上を取れそう。
独特な動作と独特なコンポーネントで一風変わったプレイ感だ。





■ブルーライオン

男怪盗と女怪盗に分かれて、それぞれのカードを動かして
特定の配列にすることによって得点するゲーム。7点先取。
半分記憶、半分パズルといった感じ。
思わぬ一手に繋がったり、ぜんぜんだめだったり、
序盤は雲を掴む感じで、中盤からガチガチのアブストラクトって感じがする。
2人用対戦ゲームとして結構面白い。



最後に一人回し



■ラッタス

ねずみを誘導して地域でペストパンデミックを起こし合い、
最終的に生き残った自分のコマが一番多い人が勝ち。生き残りゲームだ。
一人回しした感じ、すこぶる面白い。
とにかく他者の足を引っ張り合うゲームなので、出る杭叩きになると思うんだけど、
各地でどんどんペストで死んでいくパニック感がたまらない。
早く人とやりたい。



そんなわけで先週から今週にかけて遊んだゲームでした。





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# by souka_t | 2017-04-01 13:57 | ボードゲーム | Comments(0)
2017 月曜更新第13回

日曜から3日間ほど遠出するので
早めの月曜更新です。


ゲームマーケット2017春の予約受付け中です。
前回少し作りすぎたバッジセットもまだあります。
上の写真の4個セットです。 お願い買って><

新作もちょいちょい予約きてます、本当にありがとうございまっす!!
当日分二桁維持できなくなりそうになったら4月中に予約打ち切ってしまうので、
確実にお求めの方はお急ぎくださいっ!!


先週は、
来期のテストモデルを作ってました。
これが難儀して、新規モデル3つぐらい作っては捨て作っては捨てをして、
結局かなりシンプルなやつ1つ温存する運び。
いや~、なかなかアイディア出ないすね。 遊び足りないっぽいです。
作業に専念してたから、そろそろ遊んどかないとネタが振ってこない。
そんなわけで、明日から遠出のついでに都内某所でゲームしてきます!!
帰ってくるの3日後だから、メールの返信遅れます!!






DLsiteドットコムから卓上カレンダーがきましたー。
今回これとお酒セットをもらえるとのことで、
急遽ウサギの本を登録したんだけど、大成功。
あとはお酒待ち。
卓上カレンダーはわりと質が良いし利便性もある。





大さんから平塚明太子いただきましたーーー!!!!
平塚というと、七夕祭りでお馴染みの私の母校がある平塚が思いつくのですが、
ゲキカラ明太子の銘柄でも有名なんですね!!!
これがまた、白米で食ってみたら美味いこと美味いこと。
最後の1つは漬け汁ごと白米にぶっかけて食いました。 すごくピリピリしてていいっ!!!
まぢありがとうございます!!!







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# by souka_t | 2017-03-25 19:20 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
奉天1905 制作ノート1


久しぶりにテーマから作ったゲーム。
ここは正真正銘のチラ裏ブログだから何者も恐れずに書くと、
自分、人が大勢死ぬ話が好き好きでたまらないんですよね。
人一人のドラマとか背負ってる背景とか葛藤とか、
そんなものは全く興味がなくて、袋いっぱいに詰めたポップコーンを
鷲掴みするぐらいの勢いで一束いくらの命が散りに散るのが
昔から大好きで、これもうどうしようもないですね、性分です。
そしたらもう、陸戦しかないじゃないですか。
一見本作は以前の203高地のゲームPOINT203の続編として
作られたように見えるかもしれないけど、
単純にいっぱい人が集まっていっぱい人が死ぬ舞台で、
比較的良く知ってる戦いを選んで、全力でゲーム化しただけです。
じゃあ硫黄島とかスターリングラートとかノルマンディーとか
いいんじゃないの?聞こえが良くない?売れるんじゃない?
って思うよね、思うよね?
その選択もあるっちゃあったのよ、
ぶっちゃけ今自分の中で加熱してるのはバルジの雪上戦で、
蛸壺つくりながら戦線を維持する状況のゲーム化だったんだけど、
今回は壮大な実験をしようと思った。
日露戦争とか皆さんどれぐらいお好きなのか、と。
ぼくぁ好きですよ、
観測気球ぐらいしか空飛ばないしさ、戦車とかズルいもん使わないじゃん、
いいんだよ、このシンプルさが。 砲弾と銃弾、これだけでいいんですよ。
日露戦の様式は玉子と白米みたいなもん。一食はTKGだけで充分。
あと、この頃の日本軍の制服超かっこいいだろ。
でもね、奉天会戦の時期になると肋骨服じゃなくてカーキ外套をみんな着用
しちゃうんだよね。カーキ=日本軍の爆誕ですよ二次大戦もカーキだからね。
だから肋骨服超描きたかったけど、本作は泣く泣くカーキ外套で描かれて
いるであります。アートワークの詳しい話は次々回にしよ。






いろいろあって、トークン6個とマーカー2つほど
用意していただく仕様になっちゃったの ごめんちゃい><
オススメはサバゲーグッズの薬莢とかマッチ棒とかトークンにすると
雰囲気でまスー。

これ40個以上売れたら、坂の上の雲DVD-BOXの購入を検討するから
君達まぢたのむよ!!!
俺はホント、みんな日露戦争が大好きで大好きでしかたなくて
毎日正露丸を携帯したり、じっぺい部で堅焼きパンとか日本酒の缶詰とか
買ってる日々を過ごしてると思ってるからな。




ぼくのいちおし日露図書はこれ!!
「ある歩兵の日露戦争従軍記」

当時の一兵士による日記で、
これがなかなか、風土紀行的な楽しみ方ができて良い。
当時の国内の熱狂具合や、朝鮮の悪路、奉天方面での
中国人のしたたかさ、いろいろ詰まってる。
あと、運って一番大事だよなってことを実に実感できる一冊。
生き残った者が強いのです。

でもこの日記の人、沙河で負傷して奉天には参加してないんだけどねっ!!!!
ほら、運ってだいじだよねっ!!!!!



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# by souka_t | 2017-03-25 15:12 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
ブラアウリア1356 制作ノート1


ゲムマ2017春新作・ブラアウリア1356の制作話第一回。



ウチのゲームにしては結構難産だったかな。
去年から作ってて、ルールが固まったのが年始。
いろんな部分に手を加えてようやく今の形になって、
バランス調整も結構な回数まわした。

完成した現在は、
5枚のアクションカードを使うことによって進行する
今っぽい先鋭化した超短時間モノポリー的なゲームとなった。
このあたりかなり語弊があるが、
どういうゲームか?と聞かれると本作は一言で表し難いもので、
宣伝段階にある今なお、どう簡易的に説明するか課題である。


さて、このゲームの制作経緯を1から回想していこう。


最初期は3つのゲームを同時に制作していて、
その1つが「円の動きを取り入れたゲーム」、
もう1つが「ダイスを使ったゲーム」、
3つ目が「ドラフトゲーム」。

いずれも小ぶりか変に難しいゲームとなってしまい頓挫した。
そこで3つを統合することにして、
「円の動きをするダイスも使用したドラフトゲーム」
となった。
これが意外とカンタンに融合してしまい、
一番のユニークポイントである「矢カード」も
この時あっさり誕生。
現在ある形の下地を成した。

当初このゲームは
ドラフトによってアクションカードを選択したのだ。
個人的にこの仕様は結構気に入っていたのだが、
テストプレイの結果、想定以上にダウンタイムが長いため、
ドラフト部分は撤廃された。
やはり実際テストしてみないことには分からないことが
たくさんある。 テストプレイは大事だ。

ドラフトの代わりに、以前煙血鋼撃に採用した
カードサイクルを組み込み、同時にカードを出す方向で
ダウンタイム問題は一気に解消した。
ここからゲーム展開を加速させるために
特権の追加や当初ダイス値だった相場を独立ステータス化、
アクションカードの効果にもてこ入れが成され、現在の完成形となる。

ざっくり来歴を語るとそんな具合だが、
より細部の話もしていこう。

今回のブラアウリアはインターフェースで
実験的なことをいくつか実施してる。

その1つが「矢印スタートプレーヤーマーカー」だ。
プレーヤーが対面で対戦することが多いという
ボードゲームの特性を活かした施策で、
カードに書かれた矢印をスタートプレーヤー側に向ける
ことによって、現在のスタートプレーヤを示すといった機能だ。
マーカーを渡せばいいじゃないかと言われればそれまでだが、
こういったところでできるかぎりコンポーネントを省略し
コストを抑えるという涙ぐましい努力が成されているのだ。

次に「矢カード」。
これも向きを利用した要素で、前述の矢印スタートプレーヤを
思いついたときに誕生した副産物。
矢の絵が書かれたカードがダイスロールによってぐるぐる回り、
矢先が示したマスでアクションと連動する。
これが結構ユニークで、最終的にこの機能を前面に押し出す方向で
ゲーム自体を大工事したほど。
この要素はいずれ他の作品にも活かして行きたい。



コンポーネントもこのとおり、
結構な量となった。
これで1500円はかなり切り詰めたので、
生産数もだいぶ抑えることになりそうだ。
なにせ製造するのもかなり手間。

入魂のアートワークの話は次回として、
あとはテーマの話も書いておかなくてはなるまい。

テーマは神聖ローマ帝国・選帝侯になったのは、
実は制作中期頃で、当初はプレイ感がどことなく
モノポリーっぽかったので、何か物件を買い競うゲームを予定していた。
カードマスの数値をいぢる段階で、
物件に該当するものが7つあるので、金印勅書以降の7選帝侯にちなんで
神聖ローマ帝国モノとなった。

本来、皇帝になるには選帝侯の過半数の信任が必要なのだが、
ゲーム性を重視し、選帝侯それぞれに割り振られた1~4点を割り振り
5点先取となった。
海外の同テーマのゲームを見ると、
どうも選帝侯間に力関係があることが垣間見えたので、
本作も名高い教会側の選帝侯に勝利点が高く振り分けてある。
ちなみに、「ブラアウリア」とは「金印勅書」のことである。
ブラアウリア1356とはすなわち、1356年に発行された金印勅書で
制定された7人の選帝侯を示している。

テーマにちなんだアートワークへのこだわりは
次回のアートワーク編につづく。








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# by souka_t | 2017-03-22 20:18 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
【ゲーム】戦神 クリア感想

PS2ソフト・戦神クリア。


斬新でなかなか良かった。

一見無双系のゲームなんだけど、進軍路を切り開いて
兵隊を目標地点まで導く作業が主。
これが意外と難しく、終盤は結構苦戦した。
よくよく考えて群がる敵を掃除してかなくてはならない。

無双部分が爽快に感じるのは序盤~中盤ぐらいで、
その後はリアルタイムストラテジー色が強くなり、
塔を建設するポイントや切り込んでいくタイミング、
兵士達へ進退の指示など、考えどころが多く忙しい。

パッケージの煽りなどでは6万体の敵を表示することを
売りにしているが、その売り文句に偽りは無く、
敵の大群を斬りまくる絵面はPS2ソフトでは随一。
けど、それ以上に戦国武将の部隊を導く一連の流れが
よくできていて、RTS的な要素と組み合わせた斬新なシステムが
最大の売りだと思う。

中盤以降、ゲーム展開こそは単調だけど、
ステージ数はそこまで多くないので、
それほどダレることはなかった。
ただ、ラスボスの当たり判定が分かりづらい所は
どうにかならなかったのかと思う。 その点だけは惜しい。

あと、刀集めやタイムアタックなどやりこみ要素が充実している点も
良いかもしれない。 自分はクリアまでやってお腹いっぱいだったけど、


総評すると、プレステ2のゲームの中では
隠れたオツなゲームの部類。
ちょっと変わったゲームをしたい人には超オススメで、
無双の爽快感が好きな人にはちょっとオススメぐらい。




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# by souka_t | 2017-03-21 06:43 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
2017 月曜更新第12回

月曜更新です。


ゲームマーケット2017春の新作・予約受付け開始しましたー。
過去作は予約限定です!材料なくなり次第順次終了するので
お求めの方はお早めに!!


花粉が相変わらずつらい日々であります。
先週も量産に継ぐ量産、なんとか新作2つとも20個は用意できそう。
そこから予約分を差し引いて現在なんとか当日分2桁台を維持。
今回の当日分はやや少なめになるかも。


他、先週はゲームも進めた。
神宮寺三郎をついにプレステ1までのシリーズをコンプ。
プレステ1ラストにしてデータイースト最後のソフト灯火が消えぬ間に
はホントよくできてた。来月あたりからPS2版に挑みたい。
それと、フリーマーケットで外国人から買ったPS2ソフト「戦神」もクリアした、
これは別項で詳しく感想を書こうと思う。
あとは、逆転検事をちょっとづつ進めてます。これ結構長いね。
今4つめのエピソードだけど、その前の3つ目がやたら長く感じた。
えらくボリューミーだ。 これらをカタしたら、久々にPC98のゲームがやりたい。


おでかけの話、
昨日は久しぶりに龍口寺の定例イベント・龍ノ口骨董市を見学してきました。
以下写真







日本陸軍3式の階級章。

これかなーーり前から出展されてるけど、
ホンモノなのかな。 超気になる。





これも階級章と同じ人が出展してた浮世絵。
この他にも当時の絵葉書や軍関連の小道具とかもろもろ興味深いもの出展されてた。





レトロ玩具なども。






電子ブロック 超美品。





凄く切実な絵馬がっ!!
そういえばうちの従姉妹も声優なんだよね。
いくつかソシャゲーに出てるみたい。



久しぶりの骨董市でしたが、なかなか風情があっていいものです。
出展者がほとんど同じなんですけど、1人1人が特徴的な出展なので
見所満載でした。






塩饅頭いただきましたー!!
赤穂といえば塩、
ほんのりソルティなあんこ饅頭で、
なかなか乙な味わいでした。





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# by souka_t | 2017-03-20 20:40 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
神宮寺三郎 灯火が消えぬ間に クリア感想


プレステ1最後の神宮寺にして
データイースト最後の作品、灯火の消えぬ間に のクリア感想。


神宮寺シリーズなのだからあたりまえだけど、
神宮寺要素に満ちた一作だった。
唯一無かった神宮寺要素は「殴り合い」ぐらいだったと思う。

クライアントが突然舞い込んできて、
新宿中歩き回って、名物キャラの物知り警官や刑事の熊さんに
協力してもらって、時にはヤクザとも共闘する。
こうですよ、神宮寺ってのはこうなんだよって要素に満ちててさ、
ここまで順にプレイしてきた俺は大満足。
事件の仕組みもこれまでのよりかなり凝っていて、
最終的に大事件になっていくあたり、データイーストの最後の花火
と言ってもいいぐらいの内容だった。

今回最も光っていたのがシステム部分だろう。
これまでザッピングにこだわっていたところ一転して
神宮寺視点にしぼりこみ、時間の概念を取り入れて、
これまでにないほど緊張感のあるプレイを実現していた。
聞き込みモードに関しても、会話の駆け引きを多少なりとも
感じることができ、これまた良システムだった。
続投したD・モードこと推理クイズは、コレ自体は話の
まとめとして内容が整理できて良かったが、
時に短期間で何度もやらされて鬱陶しく感じたこともあった。
以前のようにその日の最後にまとめて推理のほうが
綺麗だったのではなかろうか。
洋子君たちに指示を与えるのもそこまで意味を成してなかった様に見えた。
(もしかして指示を使った攻略法とかあったの?)
それを踏まえても本作は神宮寺の中では傑作だ。

90年代まで多くのADVが培った良い部分を
総決算的にまとめたような造りと言ってもいい。
そして実験的な部分もしっかりある。
研磨的で挑戦的で意欲的。
本作は本当に良いADVだった。







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# by souka_t | 2017-03-17 16:54 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)