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2012年 月曜更新第九回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。

先週末は強行軍。
金曜は風邪で倒れ爆睡。明けて土曜は七里フリマに行こうと
思いきや生憎の雨。その代わりに
去年お呼ばれしてきたシンポジウムの手伝いに
また呼ばれ、午前中は小僧達とキャキャムフフ。
午後はインフィニットストラトスマラソン視聴。
夜は湘南ジャンクフードの会決行ということでG-child氏来訪。

順番に詳細。


■シンポジウムの手伝い2

前回より規模を拡大したとかで、1ルームから3ルームに託児部屋が増え、
3班という大編成。 更に兵隊も前回の歴戦主婦+掻き集め雑兵(自分みたいな素人)
が半々づつから更に今回はプロ保育士と保育実習生という上級クラスを加入させた
強力な陣営。たった一年でこの拡大再生産っぷりはいかがなものかと戦慄するも束の間。
キリン部隊・ゾウ部隊・ウサギ部隊のうちウサギの斥候に配属される。
ウサギ隊の隊長は老練な主婦。ルームに入ると隊長から
「おい新兵、軍服(エプロン)を着たら装備の点検だ、モタモタするな」
と叱咤激励。
今回渡された装備は 

・パズルボール
・積み木
・絵本
・らくがきダンボールハウス
・ウッドレール(プラレールの木製版みたいなの)
・大量の画用紙と色鉛筆
・スポンジブロック
・折り紙

震撼走る。この恐るべき事態がお分かりだろうか。
あまりの衝撃と危機感に隊長に激情をぶつける。
「冗談じゃない、こんなもんで戦争(時間稼ぎ)なんてできっこないぜ軍曹。
俺達はスペシャルな存在じゃねえんだぞ、いいか、あんた戦場(ガキの相手)って
ものを理解してるのか?俺達に必要なものは武器(遊具)だ、こんなもんじゃ
とてもとても防ぎきれやしねえよ。今からでも遅くねえ、キリン小隊とゾウ小隊から
最新式の突撃銃(トミカ)を分けてもらってこいよ」
他の新兵も同意を促す表情をしたが、隊長以下チーム・オメガから配属された
スパルタン達(保育士・実習生)は令笑した。
目前に凄む自分に軍曹は
「貴様の言わんとしていることも分る。だが、その心配は無用だ。
君は1固体相手に画用紙でらくがきでもしていたまえ。
その横目で人類の造り出した英知の力をとくと見ているがいい」
意味深にニヤける軍曹。そして敵の襲来。
雄型5 雌型2
雄型は3体で編隊を組みウッドレールを爆撃、
積み木を爆撃、スポンジブロックを爆撃、いずれも使用不能(飽きた)。
しかたなく自分も画用紙と色鉛筆を取り雄型1体に対して陽動に出る。
「さあ、おえかきしようかー!」
すると相手は
「モノレール描いて」
突然のリクエスト。そして即座に黒と赤の色鉛筆で描いて披露すると、
相手はそのモノレールの周辺に一心不乱に鉛筆を走らせる。
「それはなにかなー?」
背景だろうか?森?町?とにかくジグザグが乱反射する。
「いなずま」
モノレールの周りはいなずまが取り囲む。
あったんだ、父さんは嘘なんて言ってない、かみなり雲の中に
モノレールはあったんだ。
ひとしきりいなずまが取り囲むと、その紙を裏返して
「またモノレール描いてー」
とアンコール。おいおいスケブのリクなんて何年ぶりだ。
いいじゃない、描いてやろうじゃない、とことんに。
描いて渡すと、またモノレールの周りにジグザグの乱反射を描き込む。
「はっはっは、こいつは見事ないなずまだぜ、モノレールも黒こげだね!」
え?という顔をしてこちらを見上げる
「これ、駅だよ」
なんとも前衛アートな駅がそこにあった。
余談ではあるが、自分の住む腰越には江ノ電の駅がある。
その駅はホームが短く車両が前二両しか止まらない。
彼は満足な駅が仕上がると、もう1枚紙を持ってきて
「またモノレール描いてー」
3度目のリクエスト。おいおい、尾崎だって同じ歌を3回アンコールに答えるかは
怪しいもんだぜ。しかたねえなあ。と思いながらも描き始める。
ほどなくして完成し、そして渡す。
するとまたモノレールの周りにジグザグの乱反射を描き込む。
「おじさんわかっちゃったなーコレ、いい?当てるよ?」
「ズバリ、街でしょ!」
鬼の首を取ったような面構えで勝ち誇った顔をする自分。
現代的に描くとするならばDoYa顔というヤツである。
しかし、それに対して大丈夫かこいつ?と言いたげな表情を返してくる。
「ちがうよ、これモノレールが走るところ、ここからこーやってこーで走る」
線路だった。
そんな調子で6回はモノレールを描いていると、
もう1体雄型がやってくる。
今度のは絵心に覚えがあるらしく、逆にリクエストを求められる。
「じゃー イチゴ描いてみて!!」
すると、プチトマトのように丸く真っ赤なイチゴが描かれた。
画伯は得意げに再度のリクエストを求める。
「よし、次はきゅうりで!!」
見るも見事なさやえんどう。ビールのつまみに欲しいがこれはきゅうり。
画伯は得意げに再度のリクエストを求める。
「よーし、じゃあバナナ!!」
黄色が弧を描く、意外とバナナ。
画伯は得意げに再度のリクエストを求めるかに見えたが、
隣でモノレールライン増設計画に夢中なモノレール先生と睨み合い
一触即発の雰囲気。どうやら互いの"ウルトラマン愛"の衝突が
対立へと発展した様子。ウルトラマンの名前をいくつ言えるか
壮絶な対決が始まった。メビウスしってるー ティガしってるー
と平成の名だたる戦士が上がる拮抗した戦いを演じるが、
画伯は絵心が達者どころかウルトラマン愛でもモノレール先生を圧倒。
次第にモノレール先生の顔が曇りだす。これはイカンと思い、
「おじさんなんてアンドロメロスがゾフィーだってことも知ってるもんね」
とフォローをするつもりがつい悪ノリ。いよいよモノレール先生が
大音響のサウンドブラスターを放つかと思われた刹那、
中央戦線で雌型2体を相手にしていたスパルタン2人が
紙芝居の設営を完了し鳴り物を使用した大号令を発した。
「さぁー みんなー 紙芝居を読むわよー!」
「今日はー、三匹の子豚」
全体に通る声に反応し、画伯と先生を含む全固体が紙芝居に釘付けられた。
他の苦戦していた新兵達も解放され安堵した。
紙芝居の進行は非常に丁寧で聞き易い。
片方が読みに集中し、片方が紙芝居を展開にあわせてスライドさせる。
キャラクターの掛け合いが多いところは交互に読み、
キャラ分けの声色も七色。つい我々も聞き入ってしまい、
読み終えた時は無意識に拍手喝采していたほど。
たった2人で、あれほど奇声を上げていた暴れん坊達を、
20分近く沈黙させ釘付けにした。恐るべし。
だが、2人のターンは紙芝居だけでは終わらなかった。
「三匹の子豚には歌があるのをしってるかなー?」
紙芝居からみんなのお歌へのコンボ・・・!!
今度はリズミカルな歌と共に腕の振り付けを披露し、
それをゆっくりワンフレーズずつ教え込み、リピートアフターミーを
繰り返す。高きから低きへと自然に水が流れるような手際。
これまた恐るべし。レベルが違い過ぎる。
この後も折り紙を取り出しては、鶴・やっこ・風船・手裏剣と
器用に折り込み配布する。それらはいかんなく行き渡り、
次第に固体達の間ではレアリティが設けられ、
富の独占をのぞむが如く多くの折り紙を欲し、ある者は生産を急かし、
ある者はトレードによって手早く収集を図る。
世はまさに折り紙の時代。折り紙を持たざるは人にあらず。
あっという間に折り紙経済圏が形成されるのであった。
激しい争奪戦にもモノレール先生はその脆弱さを見せたのか
「これ直してー」
と壊れた折り紙の修復を自分に依頼にやってくる。
「旦那、こいつおねがいしまさ」
隣の新兵仲間に下請けに出す。
「えー、あたしにも無理・・・」
あのスパルタン2人の生産物が余りに高度過ぎた。
俺達はあの2人に依存し過ぎたのだ。
あの2人無くしては支えられない資本構造を作り上げてしまったのだ。
これこそが資本主義の天井にしてマルクスの十円禿げ。
今まさに富の増幅は終わり資源を取り合う戦いの時代が始まろうとしていた。
だが、その時である。
隣のエリアで交戦中のキリン小隊から救援物資が届く。
それは大量のウォーリーをさがせ!だった。
新しい物資に注目が集まり、3体ほどの雄型が群がる。
1体は元々ウォーリーを熟知し、ページをめくってはそれこれと
要領良く紅白の紳士を指差してはすぐに飽きてしまった。
もう1体は画伯。ウォーリーは知ってはいるものの、それなりに
見つけるまで時間を要し、ほどよく楽しんでは次第に見つけるコツを掴みだした。
最後にモノレール先生。ウルトラマン対決に引き続き画伯と張り合うが、
先生は全く発見できず。同い年でこれほどのスペック差がつくのかというほど
差が歴然で、二人を一度に相手にしていたが、このまま張り合わせたら
確実に先生の心が折れてしまいそうだったので、ここは一計を案じ
画伯にウォーリー一冊を丸々渡し独りでやらせ、先生には自分の膝の
上に乗ってもらい1対1によるウォーリー教室を展開。
この一件に関しては非常に興味深かった。
"発見遊び"の思わぬ脆弱性に繋がるかもしれないからだ。

"なぜウォーリーを探せが上手くできないのだろう?"
ようやく自分の中で本題を発見し、この機会を生かし様々な実験を行った。
まず、画伯と先生が張り合っていた場面を思い起こす。
画伯は念入りに見渡しては的確に指を指し「いた!」と元気良く叫んで発見していた。
それに対し先生は目と指同時に泳がしては「いた!」と元気良く叫ぶが実際は
発見していない。画伯と競うが故に我先にと逸ってしまうのだろう。
「いた!」「いた!」と連呼しては相手の画伯はうざったるそうな表情をするといった
感じであった。
この落ち着きの無さをどうにかウォーリーを探す注意深さに転化できぬものかと、
最初にやったことは前述した"対戦相手の消去"。
これで探す事に集中するかと思いきや・・・ 「いた!」の連呼は直ったものの、
なかなか見つからない。いや、全く見つからないと言ってもいい。
全体を見渡しているようではあるが、それでも見つからない。
もしかすると探す範囲が広すぎるのか?とも思い、次はウォーリーがいる方の
ページだけ見せることにした。これで実質見つけやすさ2倍ぐらいのはずなのだが、
それでも見つからず。そこで、更にウォーリーがいる場所から直系7~8センチぐらいの
ゾーンを人差し指で円形になぞり「このあたりにいるよー、さがしてみてー」
と大ヒントを与えてみた。しかし、「うーん?どこー?」と先生の反応はあまり
変わらず。「赤と白の帽子だよー 赤と白わかるー?」とも聞き、「赤と白わかるー」
と色名の問題も特に無い様子。しかし、見つからず。
ウォーリーの形が実は分ってないのでは?という疑惑もあったので、
一度最初のページに戻り、見つけるウォーリーの絵を確認してみたが、
これも特に問題なし。「ウォーリー分るよ」とのこと。
さてはてどうしたものか、1つの問題につまづき過ぎたので先生の表情も
段々曇ってくる。リトライはするわ問題は解けないわで、そりゃ気の短い人間ならば
大の大人でも投げたくなるかイチャモンを付けたくもなるだろう。
このまま引っ張ってもどうにもなるまい、引いて駄目ならば押してみるかと、
あえてアッサリ答えを教えてみた。「これだー ウォーリーここだねっ」と。
するとそれをまぢまぢと眺めだす。先ほどは画伯と競っていたのもあって
答えのウォーリーをじっくり観察することもできなかった。
「そっかー これかー」となにかようやく的を射たような調子の良い口調だった。
すると飽きかけていたウォーリーを探せを自主的に続きの問題を促すように
なったので、次のページを開いてやった。
だが、またいつまでたっても見つからない状態が続く。
再度2段階のヒントを与え、結局また教えてしまう。
これが3度ほど続き、今度こそは意を決したのか「これはぼくが見つける」
と強く言いだす。「いわないでー」と念入りにノーヒントを求めたので、
多少時間が掛かっても見守る事とした。すると、「いたーー!!」と弾けるような
声を上げたかと思うと、その小さな人差し指の先には紅白の紳士が。
先生がようやくウォーリーを見つけたのだ。
クララが立ち上がる瞬間ばりに感動の場面であったが、
そこへ画伯が割って入り、再度の対決を所望。
もはや過去の先生にあらず、ウォーリー探しのコツを掴んだ先生は
画伯と互角のポテンシャルを得た。それを証明するまたとない機会。
この対決の公平を期すため自分が二人の前でページを開く。
はじめは画伯が連続で見つけたが、モノレール先生もようやく
実戦の空気に慣れたのか、次第に画伯を圧倒しだす。
結果、先生の恐るべき上達を示したが、あれほどウォーリー探しに
苦戦していたのはなぜだろうか?
これは仮説ではあるが、まず宝物探しなどの探し当てる面白味を知らなかった
のではないかと思う。はじめに競った時は「いたー」とブラフを振りまくほど
意気盛んだったが、ソロプレイでは低調であった。"競う"ことに関しては
サッカーやボール投げで知っているのだろうが、"探す"ことの不慣れっぷりは
隠しがたいものを見た感じだった。
次に自主性。始終おきらくのんきな様子で、探している時はどうせいつか
教えてくれるだろうという魂胆が見え隠れしていた。
「どこぉ?」という時にちょっとした疑問符ポーズを取る、あざとい、
くそうかわいい。おそらくこれで親御さんがなんでもかんでもやってしまうのだろう。
こんなそんなで今回の戦いは終わった。

結論は、保育士の実力恐るべし。
そして、キッズゲーを考える上でヒントを多数得た。
今回もなかなか意義のあるお手伝いであったと思う。



■インフィニットストラトス観賞




上の写真はインフィニットストラトスに出てくるモノレールが
元としたと思われる湘南モノレール。
去年ぐらいからアニメ観賞は完結した1クールモノを
1週間かけてじっくり吟味するのがマイブーム。
今年に入って既に神様ドォルズ・魔乳秘剣帳と消化し、
先週はインフィニットストラトスを消化しました。
話題作であったため前々から気になってはいましたが、
予想以上に衝撃を受けました。
何が凄いかって、はじめからハーレムが出来上がってるわ
出るキャラ出るキャラが超説明最小限で主人公に落ちるとこ。
ここまで簡略化していいもんなんだな、と。ホント目からウロコでした。
それと、申し訳程度にバトルスーツ系のSFを用いてるとこ。
このサジ加減もまた上手いもので、全然小難しくないんですよ。
"そういうもんなんだ"なんですよ。飛ぶ仕組みとかエネルギー源とか
ハードSFフリークとかから突っ込みを受けそうなところなんて
ほとんど"○世代型だからスゲーものなの"で説明終了っすよ。
ここまでくると潔いものを感じた。
また、ラノベってこれでokだよなとも思った。
とにかく衝撃がデカイ作品でしたわ。


■湘南ジャンクフードの会

夜に唐突、噂の赤ぺヤングの真相に迫ろうぜ!
ということで、G-child氏と共に湘南ジャンクフードの会。


今回のお品。
赤ぺヤング・超大盛りぺヤング・キングカップヌードル


やはり最注目はコレ。

事前情報源はこのようなまとめブログの記事1 記事2(ノンアフィ)。
腹が痛くなるほどの辛さという前評判は捨て置けない。
湘南ゲキカラ探求隊としてはこれは避けて通れない。



そして作る。要領はノーマルぺヤングとほぼ同じ。
麺も同じらしく、仕掛けはソースの方にあるようです。

さて、いかような辛さか・・・。


結論から言えば普通だった。
辛さの度合いはお菓子のゲキカラマニアの方が辛いぐらいで、
どちらかといえば辛いより美味い部類。
白ぺヤングと赤ぺヤングが並んでいたら
迷う事無く赤を選ぶぐらいで、
悶絶するほど辛いというほどでもない。
デスソースでも例えれば、小サジ一杯のデスソースをぺヤングに
混ぜた程度だと思われる。ちょっと上の記事は騒ぎ過ぎで
昨今流行のステマの存在を疑うに充分であった。

今週になってまとめられたこちらの方が参考になるまとめだろう。



次はキングカップヌードル。
キングの名に相応しい男と言えば、ブリテンの王とキングカズ。
サッカーとか興味が無かった自分でもラモスとカズは知ってるレベルです。


謎肉復活。
ニッシンのドライ技術の結晶がここに


できあがり。
キングサイズなのでまんま醤油味のでっかい奴です。
でもキングサイズです。
態度がキングサイズじゃありません。


そして、昨今の流行と言えばPSヴィータ。
みんなはもちろん買ったよね!!
ヴィータはソーシャルゲームだってできるんだ。超すごいんだぜ。

そんな訳で、今月末からサービス開始の
サムライアンドドラゴンズのベータテストを見せてもらいました。
おおまかには陣取りシミュレーション+協力アクションで、
昨今のネットワークモノの流行2つをくっつけた感じです。
陣取りの方は結構飽和してるソーシャルゲーのいいとこ取りで、
協力アクションの方はゲーム機ならではといった感じで、
簡易PSOぐらい力の入った造りに見えました。


あくる日は、赤ぺヤングのガッカリを取り返そうぜということで、
昨今もう1つの話題ジャンクフードである、ケンタッキーの
肉で肉を挟む肉チキンフィレダブルに挑戦。





ケンタッキークオリティはやっぱりすげえ。
肉の油にダイブしたかのようなギットンギットンぷり、
ジャンクはやっぱりこうでないとね。
そのギットンギットンの間にベーコンか挟まってるんだけど、
どちらかというと同じく挟まってるチーズのアクセントがイイ。
肉とチーズのこの贅沢な組み合わせってなんなんだろうな。
チーズが安い国に住みてえ。
そしてチキンフィレサンド独特のマヨネーズのようなタルタルのような
あのソースでグッと締め上げられた味はどうだろう。
ケンタッキーヘブンここにありだ。


と言う訳で先週末の展開を一週間かけて更新。
ノドはやられるわ雪降ってまた寒くなるわで散々な今週でございます。
全然作業が進みませんっ
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by souka_t | 2012-02-27 20:25 | 日々よしなし事系 | Comments(2)
アメーバピグの約半年間14
■#14 ミクとサク■


「ピアさんのお部屋ってイスでいっぱい」
「たくさんの子供達がいらっしゃるのでしょうね」

目の前の女性のピグがそう言った。
少しの謙遜に少しのユーモアをブレンドして、
さらりとした言葉でそれに答えた。

「わたしも子供達ともっと仲良くしたいな」

女性のピグが物悲しげにそうつぶやくと、
それはきっと可能であると調子良く答えた。

「わたしにもできるかな?」

簡単であると即答した。

「でもね、今日とっても悲しい事があったの」
「ゲーム知ってる?」
「ピグ内で2人でやる、ペアの数字合わせゲームっていうのかな」
「それをわたしとそこにいた子供といっしょに遊んだの」
「そうしたらね」
「わたしトロいものだから、とても迷惑かけちゃって」
「いっしょに遊んでいた子から「馬鹿 死ね」って言われて」
「その子消えちゃったの」

ここに神奈川県で4番目にリトライに強かった人がいるから、
またやればいいさと答えようとしたが、解除する数字が無い事に気づき
それはやめて、その子もいずれは情を知る事になるさ、と、
年輩の色香を仄めかした。

「どうしてインターネットだと人って怖くなっちゃうんだろうね」
「さっきも、ピアさんにギフトをせがんで怖いこと言ってた子いたよね」
「ピグって楽しいものだと思っていたけど」
「とても怖い」

不思議だよね、と、一言。
それに続けて、このヒゲ顔を第一印象で実際の顔と思っているほど、
ピグと現実を混同している節がある事と、ホストクラブごっこといった
変に現実を模倣したことを非現実的な空間で展開する事、
それらを歪んだ背伸びだとまとめた。

「どこで覚えてくるのかな」
「わたしなら、自分の子供にも教え子にもピグさせたくないな」

率直に、その根源は母親であると答えた。
どのような玩具を与えようと、いずれは飽きる。
どのような話を読み聞かせようが、いつまでも語り部役はできない。
インターネット、強いてはピグは、便利な保育所のようなものさ。
と持論を説く。

「なんだか、かわいそう」

ピグに潜む悪い人間の存在について、
つい、語ってしまう。

「え・・・小学生なのに?」
「まだ身体だってできてないのに何をするの」

現実を教えた。


そして、時間は大きくさかのぼる。





タケルのロリコン疑惑が浮き彫りとなったあの瞬間に話を戻そう。





「なるほど、姉上のリアル彼氏ならば諦めねばなりますまい」

「よしよし」
「あきらめるんだゾ弟」

大変面白いことになってきたので、次の行動を起こそうと私は部屋へと戻った。

部屋の上座に座すと、ピグトモ用のメッセージウインドウを開く。
ピグでは18歳以上に設定した者同士がピグトモになると、
当人同士でしか見えないひそひそ話が出来る。

「このロリコンの国のロリコン領を割渡されたロリコン公爵め」

「な、なんですかいきなり」

「聞いたぞ、あの小娘。タケルのリアカノだってなあ!!」
「やるでねえの、虫も殺せない聖人面で」
「やることはなかなかのモンスターハンターポータブルでねえの」
「ちなみに俺モンハンやったことないけどさ」
「ちょっとやったら負けだと思ってるけどさ」

「はは・・・ ばれちゃいましたか」
「リアカレと言っても実際に会った事はないですけどね」
「ちなみにぼくもモンハンやったことないですね」

「とりあえず、全部聞かせてもらったぜ。事情はどうあれ本気かね?」(ブラフ)

「そうですか・・・全部ですか」
「もしかしたらピアさんにも相談するかもしれません」
「事実はどうあれ、ぼくが止めなくてはならないと思います」

「危険だしな」(んん???)

「はい、遊びの感覚でやってるようなので・・・」
「相手は高校生や小学生を買うような奴ですから」

「事と次第によっては警察沙汰だな」(なん・・・だと?)

「はい」
「今日はもう寝ます。なにかあればまた報告します」


驚くべき展開がやってきた。
明らかな犯罪臭。
求むるべき劇的な場面が近いことを実感した。
それではと、来るべき時に備えて情報収集を実施することにした。

まずはあの小娘のプロフィールにあったブログを漁る。
見てみると記事の総数はことのほか少ない。
当時8記事、実は現存していて今は13記事。
内容は、バッタと喧嘩した、仲間を守った、ピグのスクリーンショット。
それと、"スイレン"という小説を読んだ という記事がある。
前者3つはタケルとのツーショット写真がなにげなく載せられている
という微笑ましい点以外は見るべきところも無く、強いて言えば
ピグ内での交流の広さを思わせる。
けれど印象深いのは小説を読んだ感想の記事だ。
異様に力が入ってる。まず他と比べて文が長い。
次にフォントや顔文字の装飾が少ない。
最後に、ハンドルネームと一致する非偶然性。
登場人物にかなり入れ込んでるような文面だったが、
名前までその話に合わせるのはどうもうすら寒いものを感じる。
言ってみれば中二病というやつだ。
丁寧にもその小説のあらすじまで書かれている。
そのあらすじからすれば、恐らく・・・ケータイ小説。
余命わずかの男女の恋路とドメスティックなバイオレンスが
書かれているらしい。まるでテンプレートのようだ。
だが、そういう王道こそが、容易に受け入れられるのだろう。

以前の誰彼かまうことなく見栄えの良い男ピグを抱え込む行動、
ピノという男ピグへの恋路に敗れ憤慨していた様、
小説への陶酔、
大きく歳の離れたタケルへの想い、
犯罪臭。
ここで一つの推論に行き着いた。

読者諸君はお気づきだろうか、同時期に起きたこれらのイベントに
潜む矛盾と滑稽さ。
アヤツジ先生のような解決編は無いけれど、考えてみて欲しい。


それから一週間と間をおかず、
突然水恋が自分のピグ部屋に来訪した。


「やあ姉上、よくいらっしゃいましたね」
「ちょうど我が故郷のトスカーナからレモンが届きましてね」
「ティータイムと洒落込もうと思っていた次第ですよ」

ハプスブルク家に婿入りした貴族の中の人は、
リプトン・レモンティーの粉袋からサジ2杯をカップに
落とし、今まさに湯を注ぐところであった。

「弟」
「いえ」
「ピアさん」
「あの」
「お別れを言いにきました」

「どういうことですか?」

「わけは」
「聞かないで」
「1つ」
「おねがいがあります」

「聞きましょう」

「タケルにあったら」
「つたえてください」
「ずっと愛してる」
「と」

「本当に伝えていいんですか?」

「タケルの幸せを」
「ずっと」
「ねがっているって・・・」
「つたえて・・・」

「タケルとももう会わないんですか?」

「・・・あったら」
「離れられなくなるから・・・」

「分りました 伝えましょう」

「ありがとうございます」
「Pとも」
「やめるか」
「やめないかわ」
「決めていいです」

「はい」

「それじゃあ」
「また」
「あう機会があったら・・・」


またしても唐突の展開。
おじさんの搭載エンジンはノーマルマブチモーターだけど、
君達の搭載エンジンはハイパーダッシュモーターだな。
と、大会で使用禁止令が出るほどの規格外の速度で
展開する若者の気の移り様はいかがなものか。
そりゃミニ四駆も廃れる。
ポケベルも廃れる。
コミックボンボンも廃刊する訳です。

身も蓋も無く言えば最注目のヲチ対象の消失は
如何ともし難く、であり。
3000ポイントの終着点に達するまでにはあまりに退屈過ぎる。

そんな悲観に打ちひしがれて15分。
再び水恋が部屋に訪問。

「あの・・・」
「やっぱり・・」
「つたえなくていいです」

「いいんですか」

「いいです」
「・・・」
「はなれたくない」
「でも」
「これだけつたえてください」
「愛してる」
「って」
「これだけでいいです」

「わかりました」

「さようならはいいません」
「また明日」

「はい、また明日」
「ちなみにどうして気が変わったんですか?」

「自分で書いた」
「ブログみて」
「タケルと離れる自信なんて」
「ちっともない」
「そんな勇気はわたしにはない」
「と思ったので」

「これからもタケルとずっといる?」

「友達として」
「います」

「そうなりますか」

「はい」
「じゃあね!!」


女心を秋の空と解きますが、
秋の空とて15分おきに雨と雪と豚に変わるわけではない。
もはや意味が分らない。
だが、わずかながら会話中にヒントを残していた。
あのブログ。
確かにもう1つ変わった内容があった。
それは小説の感想の4日前に投稿されていて、
"スイレン"とだけ書かれたタイトル。
内容は「今恋してます!」というなんとも青臭い内容。
しかしそれも長く続かないかもしれないことをほのめかしている。
だいたいこの時から一ヶ月前ぐらいの記事だったか、
この内容がタケルとのことならば、少なくとも一ヶ月間は
公称リアカノ・リアカレの関係ということになる。
自分が会ったのはだいたい一週間前。
あの時の様子を思い出して欲しい。

これは飛んだクワセモノを見つけたと確信し、
更に数日の時間が流れる。

なんとなくタケルと同じ場所へと移動すると、
既に水恋と数名のスイレンチルドレンとが
なにやら辛辣なムードで話をしていた。
その時のログをたまたま残しておいたので、
ここに公開しよう。

これがこの一件の結末だった。
この後すぐに、水恋は謎の3ヶ月間ピグ禁止令が下される。
その際に散り散りとなったスイレンチルドレン達を率いて
巨大なアクと戦う話は、また別のエピソードで語るとしましょう。


-この時期の所持アメ 1010 -




時間をまた戻そう。
嘘を引用してあの子をピグから解放した
あの瞬間に。



"さな"というピグが部屋に訪れると、
すぐに彼女はこう言った。

「ピアさんのお部屋ってイスでいっぱい」
「たくさんの子供達がいらっしゃるのでしょうね」

「ちょっと入ってきてすぐにどこかに行ってしまうさ、
ニワトリの脳を持った渡り鳥のようにね」

「わたしも子供達ともっと仲良くしたいな」

「さな本業だし、ピアさんなんかよりよっぽど扱い方心得てるじゃない、きっとできるさ」

「わたしにもできるかな?」

「ああ、イージーさ」

「でもね、今日とっても悲しい事があったの」
「ゲーム知ってる?」
「ピグ内で2人でやる、ペアの数字合わせゲームっていうのかな」
「それをわたしとそこにいた子供といっしょに遊んだの」
「そうしたらね」
「わたしトロいものだから、とても迷惑かけちゃって」
「いっしょに遊んでいた子から「馬鹿 死ね」って言われて」
「その子消えちゃったの」

「ガキンチョは言葉が汚いからなあ、うんこちんこ大好きだしな、
それがいずれ気恥ずかしくなって後悔するさ。大目に見てやろうぜ」

「どうしてインターネットだと人って怖くなっちゃうんだろうね」
「さっきも、ピアさんにギフトをせがんで怖いこと言ってた子いたよね」
「ピグって楽しいものだと思っていたけど」
「とても怖い」

「不思議だよね」
「このヒゲ面を本当のピアさんの顔だと思って近寄ってくるから」
「50~60歳と思ってるらしくて、小4だって教えてやると驚くんだ」
「それもさすがにないよね」
「ホストごっこをするガキンチョも滑稽だよね」
「あれ元締めみたいなのがいてさ、本物の下っ端ホストが
ホスト経営ごっこをはじめて、それでガキンチョを課金アイテムで釣って
アゴで使ってる訳だ、普段アゴで使われている分ね」
「滑稽そのもの。そんなものに背伸びをしてオトナぶりたいガキンチョ達」
「本当にゆがんだ背伸びさ」

「どこで覚えてくるのかな」
「わたしなら、自分の子供にも教え子にもピグさせたくないな」

「親子でピグやってるのをたくさん見てきた」
「学校から帰ってくると子供、夜遅くは母親に代わる」
「親公認の遊び場。与えたのは親自身だと思うね」
「ピグに放り込んでおけば手間が掛からないからね、そしてお友達もピグに誘う」

「なんだか、かわいそう」

「そう、かわいそうさ」
「ピグには悪い人間も潜んでいる」
「裏では売春斡旋の温床さ」
「小学生だろうと中学生だろうと、その背伸びしたいお年頃な心情を利用されて、
餌食にされてしまう」

「え・・・小学生なのに?」
「まだ身体だってできてないのに何をするの」

「生理が始まってないほうが好都合な人だっているさ」

「最低・・・」
「わたしピグやめようと思う」
「ピアさん教えてくれてありがとう」
「うちの園でもやらないようにって教えるね」

「ああ、そうしたほうがいい」

さなはログアウトした。


「そう、こんなものはやめちまうのが一番さ」


-この時期の所持アメ 2550 -
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by souka_t | 2012-02-27 18:56 | 長期レポ | Comments(4)
1110000記念

自分でキリ番踏んだ。
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by souka_t | 2012-02-24 08:20 | 日々よしなし事系 | Comments(2)
【同人制作】百年戦争(仮)その2

超久々にメタセコイアを使い、3Dの硬貨を作成しました。
UV操作を使ってあらかじめ作成した展開図を
縮めた円柱に貼り付けるだけの作業ですが、大いに苦戦。

メタセコイアのフリー版にはUV操作って項目自体無いんですね。
参考サイト見ながら途方に暮れてました。
要するところシェア版を使ってシェアレンジ必須の機能を使わなければ
いいだけで、とりあえずシェア版使えってことですね。






結果はこのとおり。
いろんな角度が楽に取れる。
ひとしきり角度のショットを取ったら3Dデータ自体保存するの忘れてた。

このコインが今回のボード上の絵柄の一部に使われます!
ほんのり3D表現を取り入れてみました。
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by souka_t | 2012-02-23 09:07 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
龍口寺骨董市 2/19

昼頃にちょっと行って着ました。
近所の名物イベント・龍の口骨董市。









帰路で雪が降ってきました。
本当に冷えますね
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by souka_t | 2012-02-21 20:12 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
【ボードゲーム】宅会にお呼ばれしてきました2/18
またまた宅会にお呼ばれしてきました。

本格的にボードゲームをプレイするとなると、
4人以上のプレーヤーとプレイ環境を整えなくてはならない訳ですが、
それよりも重要なのはそれぞれの"楽しもう"という姿勢でしょうか。
今回で2度目のお招きに与りましたが、素晴らしき面々と
宅を囲み、時間を共にできた事を嬉しく思います。

ではプレイ感想。



題名:Dungeon Petz  デザイナー:Vlaada Chvatil

モンスターを飼育して品評会に出し、そのブリーダーっぷりを競うゲーム。
インストに1時間、プレイに1時間半とかなり重い内容だが、
テーマどおり猛獣飼育は一筋縄ではいかず、このままならない感が大変楽しい。
メカニクス的にはワーカープレスメントで、それぞれのプレーヤーが
手下のインプを配置していくのが主な進行。
しかし、配置はスタートプレーヤー順ではなく、配置する前に
あらかじめ決めておいたインプ数の編成で順序が決定する。
このあたりが非常に巧みで、エリアマジョリティっぽさをも内包した
見事なシステムとなっている。

配置で様々な権利を得られた次は、飼育パートに移行し、
飼っているモンスターの世話の内容をカードで決定し解決していく。


この写真が飼育するモンスター。
このコンポーネントが秀逸で、下の部分スライドさせると成長し
要求する世話が増えていく。この世話をいかに上手く凌いで行き、
品評会で多くの点数をゲットしていくことがこのゲームの肝となる。

ゲームの展開を見渡せば、たった5ラウンドしかないのだが、
その5ラウンド内に凝縮したジレンマは深い。
インストが大変で重いという敷居の高さは多分にあるものの、
それを乗り越えてプレイするだけの価値は充分。傑作。




題名:サンティアーゴ・デ・クーバ デザイナー:M.リーネック

キューバのサンティアーゴが舞台の積荷ゲーム。
基本1歩づつ進む双六のような進行で、
より多く進む時は手持ちのお金を費やす。
盤面を一周すると最後に交易船があり、
そこに止まった者が優先的に手持ちの物資を積んで売却できる。
これが基本的なルール。
ボードの雰囲気からするとシステムは意外なほどシンプルであり、
プレイ感も軽い。だが、ゲーム内での物資は有限で、
その価値は買占め具合で大きく変動し、目まぐるしく勝負どころが
変わってくる様には多くの決断を強いる。
それぞれのマス目に設定されたアクションも秀逸で、
どれも無駄無く使いどころがあり、マーカーを使った
モノポリーの物件的な仕掛けも面白い。
とにかく自分が多くせしめた物資を高額で売却するタイミングの
計り合いが熱く、価値の変動で一瞬にして手持ちの物資が
ゴミの山となる時のしてやられた感はたまらない。
これまた傑作だった。



題名:オリンポス デザイナー:Philippe Keyaerts

神代の昔の地中海を舞台とした侵略ゲーム。

ジャンル的には陣取りでいいのかな。地域の支配が基盤となるが、
その結果で得ていく進歩の効果が絶大で、いかに強力な
進歩を得ていくかが重要になる。
配置・移動・攻撃・進歩獲得などの一連のアクションには
すべて時間が設定されており、事成すごとに自分の時間が消費されて行き、
時間マスの終了ゾーンに入るとゲームが終了する。
とにかくこの"時間"が肝であるため、これさえ押さえればルールを
把握できる。かと言って勝つためには進歩の効果をよく知る必要があり、
これによって勝ち筋が大きく変わってしまうほどにプレイ方針を左右する。
何と言うか、凄く電源ゲームのシヴィライゼーション2っぽい。
進歩タイルが順番に取られていく様なんてまんまテクノロジーの取り合い。
侵略の処理の軽快さも何か似たものに感じる。
予想以上の文明シミュレーションっぷりは個人的に気に入った。
あっという間に1時間以上没頭してしまうほどだ。

ちなみに似てる時間システムを採用したゲームでは
レッドノベンバーを救えを持ってたりする。
あっちは協力ゲームだが、それもそれで面白い。



題名:オクトパスガーデン  デザイナー:ロベルタ・テイラー

題名はタコの庭でパッケージもタコだが、ゲーム上にタコは登場しない。
そんなシュールなオチを引っさげた当作品だが、
その内容に関しては舌を巻くほどの配置ゲームに仕上がっている。
基本ルールはプレイヤーそれぞれに持つボードに、
毎ターン仕入れた水草やイソギンチャクを配置していくだけ。
すこぶる簡単でキッズゲームとしても通じそうな単純明快さ。
だがしかし、収入源となる真珠貝を食べてしまうヒトデの存在が
このゲームに大きなジレンマを与えている。
ヒトデは自分のボードに取り入れることにより収入源の危機を呼ぶと
共にヒトデ単体で5ポイントというゲーム上無視できない高得点設定になっている。
理想的には後半でヒトデを取り入れたいところだが、
中央市場の品物の並びはランダムであり、無論他のプレイヤーも
常に目を光らしているので、タイミングを計るのは難しい。
また、草やイソギンチャクの配置も連続すればボーナス点が付くため、
それらの購入方針も大事。なんともシンプルで考えどころも多い
小粋なゲームである。
コンポーネントも水中をイメージして作られているため、
夏場にプレイし涼をとるのも粋かもしれない。
とにかくシンプルゆえ広く勧められるゲームだ。



題名:メディチ  デザイナー:ライナークニッツィア

前回もプレイしたメディチを今回もシメでプレイ。
何度やっても面白い。二度目ともなると相場がしっかり見えてくるので
俄然釣り上げどころや買いどころが分り格段に悩ましくなる。
こんなにも面白いゲームが既に10年以上前の作品という事実には
深く考えさせられ、なぜこれに出会わず今まで生きてきたのだろうとさえ思う。
このシンプルさと濃厚な駆け引きは競りゲームのお手本と言えるかもしれない。
いずれ手元に置きたいゲームの1つとしてマイ欲しいものリストに追加である。


と言う訳で宅会でした。
やはり過度にならずほどほどを心得て楽しむのが一番。
必要以上に勝ちに拘らず
必要以上に粗を探さず
必要以上に誇らず
学ぶべきことの多い宅会でございました。
ゲームマーケットまでにもう1~2回参加したいと思います。
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by souka_t | 2012-02-20 22:01 | ボードゲーム | Comments(0)
2012年 月曜更新第八回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。

先週の寒さは殺人的でした。
そんな中で骨董市に行き、またまた宅会にお呼ばれしてきましたので、
詳細は今夜あたりの更新で。

他にもアニメ一気見の感想も溜まってきました。
ここ最近は神様ドォルズと魔乳秘剣帳を消化したので、
これも今週中に感想を書いておきたいところです。

それにしてもゲームマーケットの入金確認メールが来ないんですが、
あれって特に連絡も無く冊子とチケットが来るんでしたっけ?
こっち方面では横の繋がりが皆無なのでちょっち不安ですねえ。

と言う訳で本腰入れた月曜更新は今夜。
今回はおもーいゲームをプレイしてきた感想です!


■月曜のお菓子





江ノ島名物たこせんべい。
しらすに継ぐこの辺りの名物とされているが
地元民としてはあまりオススメできない。
味はお菓子と言うよりおつまみ風の塩っ辛い感じなのだが、
その見た目と裏腹に紙の様な薄さのため腹持ちがすこぶる悪い。
間違っても腹が減った時に食うものでもなく、
かといっておやつにてもポップコーンより満足感が無い。
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by souka_t | 2012-02-20 08:12 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
【同人制作】百年戦争(仮)


5月のゲームマーケットの応募を済ませ、
新作制作に本腰を入れ始めました。
上のドットはフランス・アルマニャック派の兵隊。
今回は一度やってみたかった百年戦争をテーマに
初のボードを使ったアナログゲームに挑戦です。
基本はドット絵素材を使用するので、同人ゲームに転用することも可能。
いずれデジタルの方でも取り扱いたいテーマです。
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by souka_t | 2012-02-15 21:13 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
アレなスパムメール
アレなスパムが入ってたので晒し上げ。



件名:【入金確認完了】LOTO6コンテンツ利用申請確認

この度はLOTO6エージェントナビより商品を利用申請を頂き
誠にありがとうございました。

以下の通り購入確認が完了いたしましたので、
ユーザー詳細登録をお願いいたします。

【購入内容】
------------------------------------------------
[ご購入年月日] 2012年2月8日15時30分
[お支払い方法] コンビニ決済
[商品名] バレンタイン特別購入枠(2月分)
[ご注文番号] 874123
[ご入金合計(税込)] 0円
------------------------------------------------
商品URL:
http://

------------------------------------------------
ご注文内容に誤りやご質問等がありましたら、
問合せフォームより、必要事項をご記入の上、お問合せください。

http://

------------------------------------------------
ご利用開始後、不明な点がございましたら
対応致しますので、専用の問合せフォームご連絡ください。

http://

------------------------------------------------
本メールにお心当たりのない方は、お手数ですが
UMA-A事務局のメールアドレスまでご連絡ください。
http://




コンビニ決済の明細風を装ってるところにややヒネりがあります。 25点
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by souka_t | 2012-02-14 08:56 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
2012年 月曜更新第七回


月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。

先週は、若干暖かくなったりまた一段と寒くなったりと
気温の変化が激しい日々でした。インフルエンザも流行っている様子で、
ツイッターなどで悲鳴を上げている方も多々いらっしゃいました。

部屋が冷えるとなんとも億劫になってしまうものでして、
ここ数年は寒気が強まると末端から動かなくなってくるものだから、
手作業が止まってしまい、なんとも冬が憎し。
末端冷え性というやつでしょうか、はたまたそういうお年頃でしょうか。
家の中でもグローブが欠かせませぬ。

さて、億劫になってしまうと作業は愚かゲームパッドですら手付かず。
ここにきてガンシュー需要が異常な高まりをみせる我が家でありますが、
やはりウィーザッパーは素晴らしい。そして、セガのゴーストスカッドは傑作。
もっとウィーザッパー対応でガンシューティングをガンガン出して欲しい
と思う自分の今昨今でございますが、時勢はどうも外来モノに追いつけ追い越せ。
やれネバーデッド、やれバイナリードメイン、どこそこで見かけたような
バタ臭きこと限りなし。一重に我らが洋ゲー崇拝の賜物にございますれば、
即ち、衆愚の反映。今一度、和の良き所を再考する時期と思われまする。

かような戯れ事はさておき。
最近は長編物の読書に挑もうと思い、中国の四大古典小説の1つ
【紅楼夢】を読み始めました。全120編という長長編ゆえ、
今年の半分を費やして少しづつ読み味わおうと取り掛かった矢先、
序章で既にメロメロになるほど魅せられ、その優美さに独り興奮を
隠せない由にございます。これが清朝の乾隆帝の治世に編纂されたことを
思うと、なんとも奥深い。説話であり、講談であり、伽噺話であり、
それは見事な物語の始まりでございました。

序章に記された歌を1つ



たれも成りたや 仙人さまには

さりとて出世も捨てきれぬとは

大臣に大将 いずこへ失せたか

草ぼうぼうの 塚荒れほうだい


たれも成りたや 仙人さまには

さりとて金銀も捨てきれぬとは

朝から晩まで たりぬたりぬで

たりた頃には その眼が閉じる


たれも成りたや 仙人さまには

さりとて女房も捨てきれぬとは

生あるうちこそ 情の見せ場よ

死んだが切れ目 尻をば見せる


たれも成りたや 仙人さまには

さりとて孫子も捨てきれぬとは

親馬鹿殿なら 掃くほどあれど

孝行息子の やれ顔見たきもの



見事なほど人の欲の移ろいを集約した歌ではありませんか。
道士が歌っている場面なのですが、本当にこの前後の場面が良い。

ではまた来週。
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by souka_t | 2012-02-13 21:34 | 日々よしなし事系 | Comments(0)