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【ボードゲーム】宅会にお呼ばれしてきました1/28
前回のゲーム会が縁で、宅会に招いていただきました。
その時にプレイしたゲームの紹介&感想。



原題:Wie verhext! 邦題:魔法にかかったみたい
デザイナー:Andreas Perikan

魔法使い達が薬を精製し合い、その出来栄えを競うゲーム。
システムはあやつり人形ライクなバッティングゲームで、
各プレーヤー12枚のカードのうち5枚を選び、互いの
バッティング時に相乗りするか権利を奪うかを決めるのが
ゲームの大きな流れ。選択権が時計回りの手番順なので、
後手番ほど有利でスタートプレーヤーがだいたい割を食う
あたりが非常によく練られている。
だいたい後半は得点関連の利害で思惑がぶつかり大いに盛り上がるが、
それでも針の穴を通すように周りの思惑を避けて自分だけの
カードを通した時の爽快感はクセになりそうなほど。
あやつり人形がアサシン・シーフでヤった時の"してやったり感"ならば、
この魔法にかかったみたいはカードを通した時の"抜けた感"と
後番で他人のカードの権利を全奪いした時の"出し抜いた感"がある。
間違いなく傑作だ。
ボドゲの傑作というのはこういう○○感といった造語が
自然と出て来るものですな。良いものには自然と言葉が湧き出るの法則と名付けたい。




原題:HIBERNIA デザイナー:エリック・B・ヴォーゲル

ケルト神話を題材にした戦略ゲーム。
コンポーネントが傭兵隊長そっくりではあるが、
システムは物凄く展開が速い陣取りゲーム。
ダイスを扱うためほどよく運が絡む仕組みであるものの、
手番中の二回の行動の内一つを強制するものでしかなく、
もう一手の悩ましさはかなりのモノ。
そして陣取りでありながら、むやみに領土を取れば勝てる
というものではなく、特定の色の領地を取る事で
得点が進行するというギミックは非常に面白い。
その時その時で領地の価値が激変し、どう奪うか
どう阻むかを模索するマルチプレー感はかなりのもの。
シンプルな陣取りルールとトリッキーな得点ルールが
合わさった見事なゲームだった。プレイ感はとても軽い。




原題:Troyes -トロワ- デザイナー:Sebastien Dujardin

フランスの都市を発展させながら外敵と戦い栄誉を競うゲーム。
今回の大物。ジャンルはワーカープレスメントでいいのかな?
ダイスロール・ワーカー配置というメインの要素に付随して
様々な場の効果やお金や名声を使用した駆け引きがある。
特に面白いのは"他人が振ったダイスを買える"というギミック。
自分のダイス運が無くとも他人の良いダイス目を利用できるという
ユニークな仕組みのおかげで、運だけでは到底勝てないゲームに
仕上がっている。更に得点関連も良く練られていて、
始めに配布されるカードにボーナス点が付く要素が示され、
それはゲーム終了まで公開されず、何の要素にボーナスが付くか
最後の最後まで分らない。即時点数に繋がるプレイもできるが、
このボーナス点による逆転も充分ありえるところが最後まで
油断ならない。
かなり複雑なゲームの部類なので少し戸惑うが、それを覚えるだけの
価値は充分有り、このシステマチックな造りは大いに学ぶところがある。
いずれもう一度プレイしてみたい一作だ。




原題:テイクイットイージー デザイナー:Peter Burley

テーマはよくわからない。たぶん・・ない?
超簡単な配置ゲームなのだが、その単純さとは裏腹に、
欲張るか消極的に行くかのジレンマが凄まじい。
ゲームの流れは、親役の1人がランダムで選んだピースと
同じものを全員が選んで自分のボードに配置し、
ボードが埋まったら同じ色のラインが一列並んだところの数値を
個数で掛け算したものが得点となる。
なんというか、ビンゴゲームをドイツゲームフィルタに通すと
こうなります的なゲーム。めちゃくちゃ簡単なので万人に勧められ
かつパーティーゲームにはもってこいの内容。乙なゲームです。




原題:メディチ  デザイナー:Reiner Knizia

イタリアの名門メディチ家を題材にした競りゲーム。
ボードゲーム界隈ではかなり有名な作品で
クニチア先生の名作競りゲームの1つ。
ゲームの流れは5色1~5の数値のカードと無色の10のカードを
時計回りにオークションして行き、全員が5枚獲得するか
オークションするカードが無くなるまで続け、最後に
カードの合計値や色のピラミッドを動かし得点。これを3ラウンド繰り返す。
とにかく洗練されている。これほどスマートに競りのジレンマを
産むことができる事に驚愕してしまうほど。
ルールはとにかく簡単で、競りのバランスは2ラウンドもすれば掴めるため、
競りゲーム入門にももってこいの内容であるが、考えどころも多いため
コアな駆け引きもしっかりとある。傑作と名高いのも納得した。
これは一度はやっときたい一品だ。


と言う訳で、今回もめいっぱいボードゲーム三昧でした。
いやはやボードゲームは人集めるのが一番面倒なので
お呼ばれするのが楽でいいです。来月も1回か2回は参加したいな~。
皆さんも是非お近くのゲーム会などに参加してみることをオススメします。
やはりゲームは悩ましくある相手を目の前にしてこそ楽しいものです。
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by souka_t | 2012-01-30 22:16 | ボードゲーム | Comments(0)
2012年 月曜更新第五回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。

先週は宅会にお呼ばれして、再びボドゲ三昧な週末でした。
プレイしたゲームの詳細については今夜あたり別項で。

あとは久々にWiiのゴーストスカッドをプレイ。
ガンシューは定期的にやりたくなるので、
こういうのを1つか2つ手元に置いておくのも良いものです。
夢中になりすぎると次の日腕が筋肉痛になるのが欠点ですが、
それもまた一興かなと。

今夜もまた大きめの更新をするので今朝はこれぐらいに。
再販されたTAIBANもよろしく!



新作制作に備えて去年末に買い込んでおいたラミネートフィルム箱を開封。
ゲームマーケットに備えてガンガン作りますよー
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by souka_t | 2012-01-30 06:39 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
TAIBAN再販開始

去年のゲームマーケットで速攻完売した
TAIBANの再販を開始しました。

オリジナルの第一版と同じ材質や加工での再販は難しく、
ながらく検討した結果、
カードは通常のラミネート加工を施したものとなり、
包装サイズがA5版に収まるようマニュアル類を
コンパクトにまとめ、袋自体は利便性のあるチャック付き
のものを採用し、第二版の再販となりました。
元々のカードが高品質過ぎたため、今回の第二版では若干グレードを下げ、
その分価格も2/3に下がりました。
チャックになったため開封後の収納も可能です。

新作"攻城ペンギン"と"羊飼いと狼"も同時に受付開始です。
TAIBAN第二版注文の際はこれらもご一緒にどうぞ!!


TAIBAN公式サイト
自前通販ページ
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by souka_t | 2012-01-29 20:55 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
古今東西の戦士が戦うデッドリストウォリアーが面白い。@hypnoss
海外のボードゲーム動画を漁っていたら偶然発見した
海外の対決シリーズが面白かったのでまとめときます。
短い時間の中に当時の装備による演出を
上手く盛り込んでいるあたりが必見です。


サムライvsバイキング

サムライvsスパルタ兵

ニンジャvsスパルタ兵

ニンジャvs海賊

海賊vs騎士

ヒンドゥー戦士vsローマ隊長

インディアンvs蒙古兵

ケルト兵vsペルシャ不死隊


集団編
アレキサンダー軍vsアッティラ軍

ラピュセルvs征服王

イヴァン軍vsコルテス軍
過剰な残虐演出がイイ
銃士隊vs明兵隊

ナポレオン軍vsワシントン軍

フランス外人部隊vsグルカ兵(ネパール山岳民族)

シールズvsイスラエル軍

フセイン軍vsポルポト派

KGBvsCIA
展開が面白い
マフィアvsヤクザ
一番突っ込みどころ満載。


同人
ニンジャvs海賊

サムライvsU.S.レンジャー


ゲーム版
リージョンは知らんけど360版もあるヨ!
ちょっと欲しくなったね。


本国では結構長く放送しているらしく、第3シーズンの表記も確認したほど。
この他にもいろいろあるそうなので、興味が惹かれた方は是非探してみてください。
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by souka_t | 2012-01-26 18:52 | 映画・ドラマの趣き | Comments(0)
エクスリワード制作後日談 5


エクスリワードのエンディング分岐についての詳細です。
まず、エンディングに関連するポイントが4つあることを
念頭において下さい。

・UGポイント
 アンダーグラウンドミッションを受けた数 MAX12
・正規軍ポイント
 国軍に協力した数。ソレント訓練でも加算。 MAX7
・ゲセルナポイント
 ゲセルナに協力した、または4章ラストの共通ルート
 2つ目の偵察任務の最後にゲセルナを目撃するまで居座る。 MAX4
・悪業ポイント
 無抵抗な市民をたくさん殺すと上昇します。MAX8


以下、各分岐条件。

■通常エンド 後日談4人それぞれ3通りづつ有り■
必須条件:全額返済

・デュペルの後日談の分岐
1~2段階 ディクシと対決3度
3段階目 4部アカシャに会い5部エレナフでライオームと対決。

・リンデマン
1~3段階 レッドフックと対決4度。

・バヴィーク
1~2段階 ヴァルティカと対決3度
3段階目 6部商人護衛任務で架橋イベントを起こす。

・シメイ
1段階目 レッドストライブ初登場時に対決1度
2段階目 アカシャの問答「無い」 *ただしこの場合2段階目で止まる。
3段階目 アカシャに一切会わず、
     ラバット3度目の遭遇で隣接して会話イベントを起こす。


■アンカポータ討伐ベストエンド■
別名大団円エンド。エクスリワードで一番爽快に終わる内容です。
必須条件:全額返済
UGポイント3以下
正規軍ポイント多め
4部ゲセルナ残党狩り任務でマッドハッターを仲間にして連れ帰る。

これらの条件を達成すると、6部返済の後にアンカポータ討伐任務が開始します。
ここまでに対決イベントを全てこなしているライバル傭兵団が次々に登場します。
OM2の通常エンドと同じ大集合大決戦的な内容になります。


■アンカポータ討伐 国軍制裁エンド■
別名悪人エンド。やらかし過ぎた人のためのエンディングです。
必須条件:半端返済
UGポイント多め
4部ゲセルナ残党狩り任務でマッドハッターを仲間にして連れ帰る。
5部でUG任務を3つ受け、ラストで指名手配になる。

ベストエンドと対になる内容です。どうしてこうなった的。


■傭兵団の活動は続くエンド■
必須条件:全額踏み倒し

いろいろと厄介な事になってしまうエンディング。


■ルイーゼエンド■
別名デレエンド。
必須条件:全額踏み倒し
マッドハッターを仲間にしない。
5部ラストで指名手配にならない。
5部サフワージ州偵察任務でデュペルをルイーゼに隣接させイベントを起こす。
その後ステージに居座る。

これらの条件を達成すると6部返済の後にルイーゼを追跡します。
意外な敵と戦う事になり、ラストはトンデモな展開に!!
完成一ヶ月前までは全く違う内容を予定していましたが、
こういうのも1つ入れといても良いかなと思い急造しました。
エクスリワードという作品の表面上のノリを良く表したものになっています。


残すは最後のトゥルーエンドだけとなりました。
更に特殊な行程を踏むため、次回に詳細を回します。おたのしみに!
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by souka_t | 2012-01-25 06:32 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
2012年 月曜更新第四回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。

日曜までにどうにか用意できるはずだったTAIBANの再販ですが、
印刷機不調のため、またまた延期になりました。
もし待ってた人いましたらホント申し訳ないです。
今週中にはどうにかしたいところです。



■月曜のお菓子


久々の月曜のお菓子は、ダイソーに売ってる100円板チョコ・クランチ。


とにかく分厚く堅い、アゴが弱い人は要注意ですが、
歯ごたえがあるものが好きな人にとってはこの堅さは良い。
しかも、細かなアーモンドも散りばめてあるので濃厚な甘みに
絡みつくジャンクな味に仕上がってる。
明治の板チョコが上品なチョコだとするなら、
こっちは破天荒なチョコと言えるだろう。結構オススメ。
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by souka_t | 2012-01-23 19:38 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
エクスリワード制作後日談 4


新作にも着手し始めたので、そろそろエクスリワードの
エンディング分岐について語って行きたいと思う。

まずは、どれだけエンディングのバリエーションがあるのか。
そのあたりを明かしておきたい。
エクスリワードのエンディング種類は以下の通り


・通常エンド 後日談は4人それぞれ3通りづつ有り
・アンカポータ討伐ベストエンド
・アンカポータ討伐 国軍制裁バッドエンド
・傭兵団の活動は続くエンド
・ルイーゼエンド
・最後の依頼トゥルーエンドA デュペルのその後
・最後の依頼トゥルーエンドB シメイ後日談


これだけあります。
詳しい条件については近日中1つづつ公開していきます。
おたのしみに!!

現時点でどれが見れてるのか興味深いので、
一報かコメント頂けると嬉しいです。
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by souka_t | 2012-01-20 20:01 | 同人ゲーム制作 | Comments(2)
【同人制作】攻城ペンギン

ショーナンゲームス第4弾【攻城ペンギン】完成。

ペンギン達が血で血を洗う攻城戦を展開する対戦カードゲームです。
シンプルでシュールなカード構成と手軽なルールが売り。


ゲーム中の光景。
中央3つの城壁カードを挟んで相手陣営と自陣になります。


ハシブト・イワトビ・コビトなどなど、
様々な武装したペンギンが登場します。
ペンギンフリーク必見の内容!


城壁カード。
これを巡って2つのペンギン軍が戦います。
裏には勝利点が書かれていて、攻撃側は10点を目指し、
守備側はその10点を阻止するために手を尽くします。


ペンギンチップ。
点数計算の表記は一切不要。一目で分るチップコンポーネント付き!

そんなペンギンゲーを
ゲームマーケット2012(東京の方)に出展予定。
自前通販は来週あたりから並べる予定です。


■ゲームスペック■
・2人用
・10~15分
・対象年齢6歳以上
・予価800円

公式サイトはこちら
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by souka_t | 2012-01-20 19:17 | 同人ゲーム制作 | Comments(2)
【ネットラジオ】遠近孝一の戦国ネットすきらじ 第一回更新
戦国ネットすきらじ
いよいよ第一回が公開されました。

初回から和歌という切り口から良い具合にマニアックな語りになってます。
音泉から出て独立放送になったことが吉と出るか凶と出るかは今後次第。
ここを読む皆さんも是非戦国好きのお友達に広めていただきたい。

ショーナンロケッティアズはすきらじを応援します。 
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by souka_t | 2012-01-18 20:20 | ものぐるおしけれアニメ系 | Comments(0)
【ボードゲーム】ゲーム会でプレイしてきたボードゲーム。in藤沢

去年の夏ぶりに行って来ました。
藤沢ボードゲームの会in藤沢市労働会館

年末年始にあれだけプレイしたにも関わらず、
まだまだボドゲがやり足りない。
そんな想いを一気に発散すべく、久々の参戦です。


中箱大箱がいっぱい。これでも当日あったゲームの半分ぐらいです。
歴戦のボードゲーマーが揃うとこれぐらいは普通なのか、
衣装収納ケース3箱ぐらいを運用してました。

以下プレイした順にゲーム紹介&感想。



■ギガンテン 邦題:天空の巨人 デザイナー:Andreas Seyfarth

気球のパーツを掻き集めて自分の気球を構築するゲーム。
テーマの時点でかなり自分好み。飛ぶものが好きで組み立てるのも好きとなると、
こりゃヤバイ。既に欲しい。
初回のゲーム選択は相手にお任せしたものの、初回からこんなにも心惹かれる物を
出されるとは正直濡れた。名器を前にして目をひん剥き血走る古田織部の如くであった。
さて、ゲーム自体は見事なまでのダイスゲーム。低めの目が出るダイスと
中間の目が出るダイスと高めの目が出るダイスを駆使した絶妙な到達点の設定が良い。
それに相俟ってカードを置くボード上のギミックも良く、少しづつ更新される場の
状況が大変分りやすい。ゲーム展開も、パーツ集めから点数獲得に転じるタイミングを
見定めるあたり何かドミニオンに近い感覚があり、ダイスパワーの強化には
王への請願に近いものを感じた。ダイス運もそれなりにあるが、各要素を総合すれば
勝ちに至るまでには確実に運だけではないように思える。
かなり面白かった。個人的にはいずれ買うリストに追加されたほどだ。




■Die heisse Schlacht am kalten Buffet 邦題:冷たい料理と熱い戦い
 デザイナー:Alex Randolph

山と詰まれた料理を取り合うゲーム。これまたダイスゲームで、
すごろく的にコマを進めて行くのだが、ダイス目の扱い方がかなりユニーク。
3つまでダイスを振れて、8を越えてはいけなく、
2つ目3つ目を振る事で移動数が倍倍になるという悩ましいルール。
1つ目で6が出た時はしぶしぶ6歩だけ進み、
1つ目で4あたりが出たら2つ目も振るか、となる。
調子が良ければ2順ぐらいで料理ゾーンに到達してしまうので、
ゲーム展開は異常に早い。更にコマが重なると上に乗った方しか
料理をゲットできなかったり、2つ目のダイスを下の人の了承を取らなくては
振れなかったりと、プレーヤー同士による衝突感も高い。
すごろくのアップグレード的なゲームはいっぱいあると思うのだが、
このゲームは爽快であり、何か切れの良いものを感じさせる。
とにかく大変盛り上がった。




■タケノコ デザイナー:Antoine Bauza

世界七不思議と同じ作者。
庭師が竹を植えてパンダがそれらを食い散らすゲーム。
見た目が凄くライトでファミリーゲームっぽさがあるのだけれど、
やることはかなりエグイ。行程やギミックを見るに、結構ゲーマー寄りの
内容だと思う。その見た目と内容のギャップはさておき、
ゲーム自体のおおまかな流れは、土地を置いて水路を引いてタケノコを育てて
目的のお題を達成する、を繰り返す感じ。
勝利点となるお題カードは分野別に三種類あるのだが、一種類段違いに楽な
分野があるため、今回はハウスルールでそのカードだけ制限を入れてプレイしたが、
最後まで接戦となったため、多分この制限が正しかったのだろう。

終わってから考えてみると、何とも豪華で、どこか人を食ったようなゲームに思える。
その人を食ったように感じる部分とこのメインキャラクターであるパンダが
異常にマッチしていると個人的には思うのだが、どうだろう。

豪華と感じるのはやはりコンポーネントか。
ダイス・タイル・チップ・シート・タケコマ・棒・カード・フィギュア
それらに加え色使いが鮮やか。





■9ツアーズ デザイナー:okazu

タイ料理屋ソンタナが主催したゲームデザインコンペの優勝作品。
うちにも「作ってみませんか」というお誘いだけ頂いてたので、
どんなゲームが勝ち残ってたか気になってた。
言ってみればコロレットをベースにした配置と列取りがメインなのだけど、
タイトルにある「9」という数字へのこだわりが、ルールに深く根付いている
ところにゲームデザインの妙を感じる。
得点方法も多彩で、取ったカード数と残った手札で作ったコースと最多所持ボーナス
といった複合的な決算があるため、ゲーム中は常にそれらを意識して
手札を回しつつ必要なカードを獲得しなくてはならないという考えどころが満載。
これは納得のソンタナ優勝作品。



■アグリコラ デザイナー:Uwe Rosenberg

いずれプレイしてみたいと思っていたアグリコラをついにプレイ。
農場にいろんなものを立てたり家族増やしたりして経営していくゲーム。
ワーカープレスメントと呼ばれるジャンルでは大御所中の大御所で、
かなりの重量級ゲーム。

要素が多く、勝利点の取り方が多義に渡るため、始めは雲を掴む感じで
なにをどうすれば勝ち筋に繋がるのかよく分からなく、ゲーム終盤でようやく
把握してきたほどだった。やることこそワーカーを配置するだけなので
単純なのだけど、とにかく情報量が多い。ひたすら圧倒された。
これほどのゲームは初めてで、2日経った今でも興奮しているほどだ。

何が凄いのか、それをどこからどのような切り口で書けば伝わるのか
分らないのだが、とりあえず挙げてみる点は"時間の経過による広がり"だろうか。
ゲームが進行していくと、どんどん出来ることが増えていく様が、
見事なほど文明の発展具合を表現している。何と言うか"広がり"なんだ。
それに伴なって自分のボードが賑やかになってきて、
そうなる過程の1つ1つが本当にシステマティック。
これ考えたローゼンベルクって人はガチな天才なんじゃないかと思った。
以前ニムトの作者は天才って書いたけどあれ嘘、こっちこっち。
自分のようなシステムマニアにはたまらん。
それでいて見ての通り豪華なコンポーネントでグラフィカルに仕上がってる。
隙が無いよ、もうこれはやる人が合うか合わないかってだけの問題。

そう、その問題が大きいんだ。
恐らく世の中にはこのゲームを好む人と避ける人でバッサリ両分するぐらい
分かれるだろう。このゲームをいっしょにやってくれる人を自力で集めろ
と言われたら、その時点で心が折れる。
この日は天に導かれてアグリコラをするために藤沢に来たのかもしれない。
そう思えるほど充足した。
素晴らしいゲームだ。
素晴らしいが故においそれと人に勧められない。
それほどに重い。
そう、素晴らしいのに重いんだ。哲学的だよアグリコラは



これがゲーム終了時の自分のボード。
見えるだろう?羊と牛で溢れかえる牧場が。



■エセ芸術家ニューヨークへ行く デザイナー:佐々木隼

1人だけ報せないで全員にお題を提示し、
順番に1筆描いて絵を完成させ、誰が知らされなかったのか当てるゲーム。
今回10人ぐらいでプレイ。
まさにド鉄板のパーティーゲームと言わんばかりで、
変な方向に絵が完成していく様は爆笑の渦だった。
これこそまさにボードゲームの懐の深さであり、初対面同士の
掛け合いで笑い合える見事なコミニュケーションツールである。
絵を描くのに絵心を必要とせず、むしろ絵心を発揮しない方が
面白いと言う奇想天外な一作。
初挑戦なのでお題役をやらせていただいたが、
指定したお題に対して大真面目に取り組んだりネタに走ったりと、
各人の個性が発揮される様がとにかく面白い。
描きながら会話の中でちょっとづつブラフをかましあうのは
ボードゲームならではの醍醐味と言ってもいいほどで
これはかなり優れた作品だと思う。笑い死ぬ



■チャイナ デザイナー:シャハト

中国の国々にコマを配置して行き、地域の最大勢力やコマの連結に
より得点する陣取りゲーム。
ヒストリカルなものが好きなのでいずれやってみたかったゲームの1つ。
今回リクエストしてやっていただきました。
カードを引いてその色の地域にコマを置くというのが基本的なプレイなのだけど、
カードには手札3枚を調整して同色を集めて一度に複数配置できるギミックがあり、
配置には2種類のコマと1つのボーナスコマがあって、それらを上手く回しつつ
相手を牽制する駆け引きが熱い。何といってもシンプルなのがいい。
それなのに駆け引きは深く悩ましい、ジレンマに満ちいてるドイツゲームらしい
作りについついニヤけてしまうほどだ。これも傑作だと思う。




■バサリ デザイナー:Reinhard Staupe

宝石商がぐるぐる回るゲーム。
最後の締めにプレイしたが、これがまた絶品。
ダイス・バッティング・交渉・途中決算
と、ドイツゲームの面白い要素がシンプルに融合している。
少しの運のダイスに一喜一憂し、
人の思惑の衝突ありきのバッティングに一喜一憂し、
交渉の優越や妥協に一喜一憂し、
決算時の得点に一喜一憂する。
一見シンプル過ぎるコンポーネントでライトなイメージがあったが、
極限にまで対人であることを生かしたルールの上、余りにも駆け引きが深い。
そのくせに重過ぎず、プレイ感は軽い。まさにボードゲームのお手本のような一作。
行程は簡単なため広く勧められるのも素晴らしい。
このゲームから学んだ事は大きい気がする。



と言う訳で、久々のゲーム会参加でした。
いやはや存分に遊び満足しました。
皆さんもお近くのゲーム会に参加してみる事をオススメします。
ゲーセンで2プレイするぐらいの会費で1日中遊べるので学生さんも
積極的に参加してみてはいかがかな。新たな世界が拓けると思いますヨ。
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by souka_t | 2012-01-17 01:21 | ボードゲーム | Comments(4)