<   2011年 12月 ( 36 )   > この月の画像一覧
2011年総括
まだ1日残っているが、大晦日は盛大に遊ぶので、
恒例の今年のまとめを書いておきます。

まずはショーナンロケッティアズベストの発表。


流行語部門 「刺辛」

辛いものに何かと縁がある年でした。
中でも一風堂からか麺の一件は衝撃的で、
生涯で有数の醜態を晒しました。
そのハバネロ的な辛さをして「刺すような辛さ」と表し、
縮めて「刺辛」となりました。七味唐辛子では絶対に
出せないハバネロ独特の辛さには今後これが適用されます。


ボードゲーム部門 「キャッシュ&ガンズ」

hal200さんより譲っていただいたギャングゲーム。
まず、"ギャングが銀行から強奪してきたお金を山分けするゲーム"
というテーマ性からしてかなりぶっ飛んでいる。
XBOX360のゲームで例えるなら間違いなくケイン&リンチだろう。
強奪するまで共闘していたのに、お金に目が眩み先ほどまで仲間だった
面々とチャカを向け合うというダークかつややコミカルなノリが
たまらない。そして、ルールのシンプルさも素晴らしく、
少しの説明でゲームが始められるのも秀逸だ。
今年前半の宅会では潜入捜査官ルール(5人以上)が決行され、
ゲットマンが潜入捜査官として巧みな話術で勝ち抜けしたのが印象的。
今年は他にもいろいろとプレイしてきたが、4回以上こなし
異常に場が盛り上がったという実績でこれに決定した。
2011 ショーナンロケッティアズゲーム大賞はキャッシュ&ガンズ。
明日のボトゲ会でもやる予定。(ライブ配信予定)


デジタルゲーム部門 「PS2・鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー」

今年の正月に中古屋で買ったプレイステーション2用のゲームが
他を押さえて入賞。まさに隠れた名作というに相応しい一本。
クリア後に続編のウォーシップガンナーも購入したが、
艦船設計の奥深さを評価してこちらを選んだ。
とにかくオレ戦艦を組み上げるのが楽しい。組み立て系という意味では
ガレージ大作戦に通じるものがあるが、あちらは幅広く平均的な
組み立てニーズに及んでいたのに対し、こちらは"男のロマン"にのみ
絞りきったニッチな組み立て系である。そこがまたシビレル。
ちなみに次点はWii版007ゴールデンアイ。


マイベストオブ芥川賞 「裸の王様」

本を読もう月刊で終わるところ本を読もう年間にまで引き伸ば
してしまった傑作。芥川限定なのは声優池澤春菜の父池澤夏樹先生がいるから
という単純な理由ながら、傑作・佳作・妙作・駄作とその大きな振れ幅に
一喜一憂しつつ40冊もの作品を読み込んできました。
その中で一番良かったのが開高健先生の裸の王様。個人的には比類なき
傑作だと思う。割と早期に読んでしまったので、今年後半はこれが基準となり
これを超える作品と出会うべく読み続けたが、出会えず終わってしまった。
来年はまた違った切り口で読書量を増やそうと思う次第。
懸念していた集中力も大分回復したので、最近集中力が落ちたと感じる方は
読書オススメです。(デジタル読書ではダメヨ)


ラノベ部門 「ぼくらの オルタナティブ」

これまた今年発売のものではないけど、テレビ版と合わせて読んだら
猛烈に面白かったので挙げておく。次点で文学少女。
どれもたまたま腰越図書館にあったものを借りて読んでるだけなので、
来年もラノベ部門は腰越図書館次第。


実写部門 「NHK坂之上の雲」

10年に1本の傑作。海外コンテンツに押され気味な実写でしたが、
NHKが本気出したらどんなものが完成するのかを示した傑作がコレ。
原作も司馬先生の傑作中の傑作であり、それを3年に渡ってじっくり
作り込むというだけで見ないとう選択肢はちょっとありえない。
通年かけて大河としてやって欲しかったという気持ちもあったが、
期待以上の映像と脚本に感嘆した。203高地の奪取戦や奉天会戦は
当時の戦闘様式をよく表現していたし、日本海海戦も見事なCGだった。
それに加えて良いところに良いうんちくが入る司馬節が生きた脚本。
音楽には重厚なBGMと可憐なテーマソングを書いた久石譲。
近年稀に見る完成度を誇ったと言える。周りで注目していた人が余りに
少なく、正直ありえないアンテナの低さだと失笑を禁じえなかった。
韓流ゴリ押しが囁かれる昨今だが、こういったものを長らく
生み出せなかったが故に付け入る隙を与えたのが悪いと自分は考える。


アニメ部門 「ゆるゆり」

あまりに激戦過ぎた。今年はなんと傑作が多い年なのだろう。
まどかマギカ・あの花・シュタインズゲート・セイクレッドセブンのガチ勢は
どれもその分野の最上級系と言っても過言ではなく、甲乙つけ難いというより
甲乙は付けられない。他にも大茶番を見せ付けつつ最後にトンデモな振りを
残して劇場版に投げっぱなしジャーマンを決めたBLOOD・Cや
場外乱闘で狂犬のごとく踊ったフラクタル、そして、その影に隠れた
ホンモノの問題作・放浪息子。作品の色という意味では異彩を放った
異国迷路のクロワーゼ。前半はミステリアスなヒロイン、後半はあざといまでの
萌えで通年通して楽しませたプリキュア。前作のキャラが出るたびに
盛り上がるイナズマイレブンGO。どれも年代がズレればトップを狙える
器を備えた作品だった。そんな興奮しっぱなしの2011年アニメの中で、
唯一何も考えずなんとなく見ているだけでいつの間にかハマっていた
ゆるゆりを押そうと思う。日常も悪くないが、キャラの魅力でこちらを押す。


声優部門 「上坂すみれ」

文化放送が有望な若手を押すレディゴーの5人のうちの新参。
今まで三上枝織(アッカリーン)、高森奈津美(ジュエルペット主役・プレアデス主役)
大久保留美(キュアミューズ)、小松未可子(ヒーローマン主役)と、
第一線級を輩出してきた番組に突然現れ、そのロシアンかぶれな
共産主義思想を振りまく特異なアイドル性で異彩を放つオモシロ声優が
今回ピックアップした上坂すみれ。一言で言えばヤバイ。
二言で言えば革新的。あえて言えばやっぱりヤバイ。
その言動がまずヤバイ。オモシロに走り過ぎて声優としての力量が
不透明すぎるのがまたヤバイ。文化放送A&Gは一種の賭けに出たのでは
と思うほど、その存在は特異過ぎる。小林ゆうやカネトモとは違った
ヤバさがある。そのヤバさがクセになって入賞なのだが、
何か間違ってブレイクしそうなニオイがするので油断できない。
知らない人は動画で探して欲しい。そして見て欲しい、この
圧倒的に間違った方向に突っ走ってる様を。
万が一ブレイクしてしまったら、声優という職業のハードルが
また1つ上がってしまうことだろう。


音楽部門 「EVER GREEN」

毎週聞いてるエロゲー紹介ラジオ・18キンのエンディングテーマ。
曲としてはだいぶ前のものだが、あらためて聞いてみると
歌詞が良く、盛り上がりどころが熱い。聞けば聞くほど
バンブーが好きになる。しかしバンブーの会社のゲームはやったことがない。
誰か大合唱バンドブラザーズでこの曲作ってくれませんかねぇ。
ちなみに次点で放浪息子のED。


ショーナンロケッティアズの活動総括。

2011年は前半にゲームマーケットで大戦果を挙げ、
後半に至ってはエクスリワードの公開という大きな目標を成し遂げた。
2010年の仕込みを全て実らせ順当な成果を出した年とも言える。
また、デジタルからアナログに移行したショーナンゲームス元年として
幸先の良いスタートを切った年でもある。
震災の計画停電から人は電気のみに生きるにあらずを体感したことも重なり、
大きな転換期を迎えるに至った。その中でゲームの本質とは何であるかを
再度思考し、今まで念頭に置いていたアゴン・ミミクリ・イリンクス・アレフ
に加え、反応・ジレンマ・収束性・テーマ性の4要素を学び試行を繰り返して
形ある物に構築した。来年もこれらを以って挑む予定である。


2011年12/30 ショーナンロケッティアズ
[PR]
by souka_t | 2011-12-30 23:26 | そして まとめへ… | Comments(0)
【ゲーム】テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士


週に数分づつという年間通して牛歩進行していたWii用ソフト
テイルズオブシンフォニア・ラタトスクの騎士をようやくクリア。
年内に間に合ってホッとしつつ、早速感想。

続編モノであることを知らずに始めたので、
所々話についていけない事がありましたが、
モンスター育成が勢いに乗ってきた中盤辺りから
ようやくゲーム自体も面白くなってきました。
とにかくモンスターのレベルアップが早く、
ガンガン成長して進化するのは楽しい。
シナリオ上仲間の出入りが激しく、
プレイヤーは戦闘にキャラクターを投入するか
育成したモンスターを投入するかの選択が
できる場面が多い。前作ファンなら前作で活躍したキャラクターを
投入するでしょうけど、自分の場合は特に前作キャラに思い入れが
無いため、モンスターメインの編成で攻略を進めていました。
それでも意外とスムーズに進み、そういった所で
前作ファンと今作からのプレイヤーの住み分けができるように
工夫してあると感じました。

ヴェスペリアの時と同様、頻繁過ぎるほどに人形劇が入るのは
いささかテンポが悪いと感じます。せめてスキップが欲しかった。

恐らく一番の特徴である"行き先を選択で移動できる世界マップ"は
個人的には良いと思うのですが、終わってみると冒険感が薄かった
のは否めません。そのトレードオフでやったと言わんばかりの
ダンジョン内ギミックの多さはひたすらウザかったという印象しかありません。
ただ、あれらがなかったらすぐにゲームが終わってしまうので
そうした理由は分かる気がします。このあたりは実験的に感じました。

演出面では全編を通して普通のテイルズという印象でしたが、
最後のバトルでの勝ちファンファーレを台詞に置き換えた演出は
身震いしました。今までいくつかのテイルズをやってきましたが、
あれほど心を打つ演出はありません。これだけでラタトスクをプレイする
価値があるといっても過言ではありません。

「ありがとう、君が僕でよかった」

この下野紘さんの台詞、ホントにヤバイです。
当初、釘宮ゲーとして一般に知れ渡ったタイトルでしたが、
下野無双といっても良いほどに下野紘さんが良い仕事してます。
下野ファンは絶対にプレイすべきです。
[PR]
by souka_t | 2011-12-30 16:07 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
アメーバピグの約半年間10
■#10 ギフト乞食ラム■

夕凪のような時の流れを享受していました。
手が空くと"なんとなくログインしてしまう"
この惰性こそが、アメーバピグの、強いては
ネットコミニュティへのコミットであり、
恐るべき魔性です。
アメ3000という目標が唯一私を"こちら側"に留める
鎖でした。日に何人ものピグが私の部屋を訪問し、
世間話から趣味の話と狭く薄い話題で談笑し合う、
そんなゆるやかな日々が続きます。

しかし、永遠なる平穏などこの世に存在しないのです。
そう、ピグの世界においてもー。
あの小娘がいきなり本性を現した日の話をしましょう。

【蘇州の歌う海賊】時代、興味深そうに海賊船へ近づき、
奇抜な挨拶を交わしほどよく打ち解けた
少し高飛車な雰囲気を放つ少女がいました。
その名をラム。
小学5年生にして毎日のようにアメーバピグに入り浸る
廃人予備軍。蘇州の歌う海賊団が活動縮小した頃も、
いつも決まった時間帯に私の部屋に現れては
一言二言短い会話を交わして違う場所へと去っていく、
典型的な落ち着きの無い子でした。
大抵こういった子の名前は覚えず、私からすれば
モブ化してしまうのですが、この少女の行動は
面白いほどに習慣的であったためその名前が
事件前より記憶されます。
そして、あの日・・・
ラムがいつも通りの時間帯に私の部屋へとやってきます。
この時は偶然私だけ部屋にいました。

「こんにちわ」

「やあ、よくきたね まあ座りなよ」

「ピアさん」
「わたしに」
「ギフトをください」

「え?」

「もう一度言います」
「ピアさん」
「わたしに」
「ギフトをください」

「ギフトですか」

「そうですねぇ」
「服がいいです」
「服ならなんでも」
「150アメG」
「ぐらいのが」
「いいです」

「え?」

「早くください」
「わたし」
「いそいでますので」

「ええと」

「なんでもいいです」
「服なら」

「その、質問いいですかね」

「はい」
「なんでしょう」

「ギフトってなんですかね?」

「は?」
「わたしに」
「くれればいいのです」

「いや、その、ギフト自体よくわからんのですがね」

「知らないふりは」
「やめてください」
「あなたは」
「ピグ長くやってるはずです」
「しらないはず」
「ないことは」
「わかってますから」

「それってアメとか必要なんですかね?」

「150アメGので」
「いいですよ」
「今日は」
「それぐらいので」
「がまんします」

「は、はあ。そうですか。よくわかりませんが」


この時、私はまだ【ギフト】というものを本当に
知りませんでした。言うなればプレゼントシステムの
ようなもので、ピグから他ピグへ物を買ってあげる
システムなのだそうです。
この【ギフト】の機能は、私のピグ生涯において
たった1度だけ使用することになりますが、
それはまた違うエピソードとなります。

「ピグ歴長いとよく思われるんですが、私はこう見えて
 まだ2ヶ月なのですよ」
「なので、そのギフトとやらも本当になんのことやら」
「分りかねる次第でしてねぇ」

「もう」
「話になりませんね」
「へたなうそは」
「やめてください」
「わたしに」
「ギフトをくれれば」
「いいんです」

「でも、それって有料なのでしょう?」
「こう見えて、私はビンボーでしてねえ」
「アメはまだしもアメGなんてほとんどもってないですよ?」

「話が通じませんね」
「あなたは」
「日本語が」
「できないのですか?」

「なにぶん、私はフィリピン人でしてね」
「先日帰国したばかりで、日本語がよくわからんのですよ」
「いろいろと教えていただけますかねぇ」

「もう」
「いいかげんにして」
「早くギフト」
「よこしなさいよ」

「どうすればいいのやら分りかねます」
「すいませんねぇ」

「なにその態度」
「なめてるの」

「いえいえ、めっそうもない」

始めは本当によく分かりませんでしたが、
段々と焦れてくるこの少女が何か可笑しく、
どこまで根競べになるか試してみたくなる衝動に駆られます。
そして、ラムは1時間近く食い下がります。


「というか、何で私なんですかね?
 このヒゲ海賊から物もらいたいんですか?」

「あなたは」
「お金持ってそう」
「だからです」


その論理がよくわかりません。
そんな押し問答なのかもよくわからないやり取りを
していると、初期の船員でありピグ内での盟友
エースがやってきます。

「おっす」

「おすおす、よくきた、まあ座れ」

「おう」

「あのー」
「ギフトまだですか」
「くれるまで」
「ここ」
「動きませんから」

「なあ、エース。ギフトって知ってっか?」

「知ってる」

「おまえはギフト欲しいか?」

「私ですか」
「服がほしいです」

「いや、君ではなくてだね」

「いらない」

「そうか、エースは無欲だな。やはりおまえは英雄だな」

「そうかな」

「損得を無視して人々のためにすることは英雄の行いだよ」
「エースは損得を考えず、ピアさんのためにこの部屋に来た」
「それはすでに英雄の行いだよ。エースは英雄さ」

「俺、英雄か」

「ああ、そうだとも。エースは英雄だ」

小学5年生の物乞い少女を置き去りにして、小学4年生のエース氏と
英雄を論じ合う設定上小学4年生の私。
このまま四海の名だたる勇者を上げて行き、果てには
英雄と呼べるのは「余と君だ」と三国志演義の一場面を展開しそうな
勢いでしたが、曹操と劉備の間に割ってはいる雷鳴が一筋。

「あのー」
「エースさん」
「この人」
「ギフト」
「くれないんですー」
「最低じゃ」
「ないですかー?」

「????」

英雄エースも目が丸くなるほどの雷鳴が、
そこに落ちた。
なんとかエースを乞食連盟に加入させようと
説得を続けるラム女史でありましたが、
そこへ更なる来訪者が。
謎の組織【相棒】の副長"もえ"であった。

「よっ」
「ピア」
「今日も」
「ここにいるんだ」

「おすおす、よくきたもえ。まあ座れ」

「うん」

「あのー」
「もえさん」
「この人」
「ギフトくれないんですー」
「なんとかしません?」

「え」
「どゆこと」

「もえさ、ピグ長いじゃないピアさんより」

「うん」

「ピグってギフトあげなくちゃいけない決まりとかってあるの?」

「え」
「うーん」
「ないと思う」
「けど」
「なんで?」

「と言ってますが?ラムさん」

「もうっ」
「いいですっ」
「ギフト」
「くれる気ないのは」
「わかりました」
「もう他行きます」

「飲食店の店の裏のゴミ袋置き場とかオススメですよ」

「は?」
「もういいっ」

恐るべき少女は去っていきました。
この後10日間ぐらい私の部屋に巡回しては
"ギフトくれないおじさん"のレッテルを貼ろうとして
周りから逆に「それは違うよ」と諭され続けます。
しかし彼女は自分の思想を一切変えようとはしませんでした。
その証拠がこれです。

既に私の存在はピグ界にはありませんが、
このような形で名残を残した事に、
今となっては感慨深いものを感じます。
彼女は恐るべき粘着力でした。
アバターのお洋服1つに10時間近く見ず知らずの
男を粘着する女という絵面はなかなか無いものです。
我ながら貴重な体験かと思います。


この時期の所持アメ 1050
[PR]
by souka_t | 2011-12-29 19:14 | 長期レポ | Comments(2)
玄侑宗久【中陰の花】
第125回芥川賞受賞作品。

2000年の作品なだけあり、インターネットが
作中の小道具として使われるところに時代を感じる。
お話的には仏門にまつわる事が主体で、
成仏などの死観や霊観を取り扱ってはいるが、
全体的に澱んだものは無く、意外と日常的。
何と言ってもお坊さん主観が斬新に書かれていて、
形式的に徐霊などをこなすことへの葛藤は
読んでいて面白味を感じた。ああ坊主も人の子なんだな、と。

霊的なものを理知的に解釈する一節も面白く、
仏教も意外と科学的に解釈できて、その語り口が
坊主らしからぬ柔軟さに満ちているように見えた。
それがリアル僧侶である作者の説なのか、
その筋では通説なのかは分らないが、非常に興味を引く。
この作品が宗教臭くならなかった一因とも言えるだろう。

話の大筋も比較的良かった。
後半に嫁さんの不思議な言動に繋がっていく感じは、
なかなか良い構成だったと思う。

全体的にそつのない作品だったが、
若干奇を衒った職業系に芥川賞は甘過ぎないかという
疑問は残る。 いや、でも、面白かったけどね。
[PR]
by souka_t | 2011-12-29 19:09 | 文学 | Comments(0)
2011年 月曜更新第五十二回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。

先週は、年越し会に備えて、片付けと積んでいたボードゲームの
ルールチェックをしていました。2011年もあと5日です。

年越しボードゲーム宅会は5人確定。
現在動員できる最高のメンツを招集しました。
ここ数年で最もゲーミングな会となることでしょう。
部屋のキャパシティが片付けにより20%ぐらい増えたので、
もう1人ぐらい大丈夫そうです。
年越しで湘南に行ってみるかって方、是非御一報下さい。
31日午後~1日午後までの日程で
配信も予定です。

以下、気になったニュース

菅野ひろゆき死去
朝から驚きました。
エロゲ限定では一番好きなライターだっただけに動揺が隠せない。
イヴ・デザイア・ユーノ・エクソダス・探偵紳士・ミステリート・サイファーと
氏のゲームをプレイしてきて、未だミステリート2を待ち続けて5年以上。
まさかこのような形で終わってしまうとは残念でならない。
個人的には2011年で最も喪失感の強い一件になりました。
本当に恐ろしい年です。

ポケモン+ノブナガの野望
ここ最近で一番唖然としつつも意外とイイんじゃないのと思ったコラボ。
無双より圧倒的に面白そうに見えるけど、個人的には
ポケモンはアニメ派で、しかも、ポケモンよりキャラクター派。
むしろポケモンの人物絵でライトな雰囲気の戦国シミュレーションやってけろ。
[PR]
by souka_t | 2011-12-26 20:00 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
ゲストで出るよ!!
本日20時より
きむぺたい!クリスマススペシャル
「聖夜を性夜と勘違いしている馬鹿カップルどもの人生を
メチャクチャにしてやってもいいんだぞ! 本当のクリスマスとは!?
きむぺたい!聴取者こそ真のリア充だよ、どっこいしょ」放送

にゲストで出ます。よかったら聞いてやってください。

放送中 http://std1.ladio.net:8090/kimupe.m3u

放送掲示板
[PR]
by souka_t | 2011-12-25 11:11 | 日々よしなし事系 | Comments(4)
堀江敏幸【熊の敷石】
第124回芥川賞受賞作品。

やたら物を食う場面が多く、フランスの名所の
情景と相まって牧歌的。
話の終盤まで「自分は何を読んでるんだろう」と
思うほど取りとめも無い、言ってみれば退屈な話。
リトレの説明にページを費やした先にようやく
話の核心に迫る寓話が挙がり、良い具合に余韻を残して終わった。

何と言うかスマートじゃない話だ。
異文化や偉人を挙げて貧雑に繋げた感がある。
最後に主題が明確になったので、もういちど読み直せば
印象が変わるかもしれないが、初読はヤンとの会話の中での
歪みにピントが合わせられなかった。
全編に渡り"上手い引用だろ?"的なところが小賢しく、
個人的には鼻持ちなら無い作品だった。
[PR]
by souka_t | 2011-12-25 11:05 | 文学 | Comments(0)
クラブニンテンドーオリジナルカレンダー2012

久々にゴールド会員に復帰したので、
クラブニンテンドー得点が来ました。


卓上カレンダーです。


マリオ・ゼルダ・カービィなど定番のニンテン作品の絵柄です。
パルテナの鏡があるところからするとそろそろ3DS版出るんですかね。
[PR]
by souka_t | 2011-12-23 15:43 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
藤野千夜【夏の約束】
第122回芥川賞受賞作品。

まごう事なきホモ小説。
日常系のホモ作品とでも言うべきか、
まず主人公がホモ。他の登場人物も主人公の相手のホモと
トランスセクシャルで女になった元男、あと女2人と犬一匹。
メインキャストの半数がホモ。
象徴的にホモを扱ってるかと思いきや、
ガチなホモ視点で日常が綴られてる。
文章は柔らかく、読めば「ああ、ホモも割と普通だな」
と思えるほどに妙な親近感を覚えるところが
この作品の最大の魅力なのだろう。
視点がホモの主人公になったり、女の友達になったりと、
若干の異形と普通の切り替わりによって両方が日常に
溶け入る様は面白く、どこかのどかな雰囲気だ。
本物のホモもたぶんこんな感じなのだろうと思わせる
妙なリアリティが良い。ホンモノは見たこと無いけどね。
[PR]
by souka_t | 2011-12-23 15:32 | 文学 | Comments(0)
F-ZERO マシンコレクション

かなり前にトイザラスワゴンで救済した
エフゼロマシンコレクションを開封。


中には7台のマシンとその台座、そしてゲームシートが付属されています。


折角なので1人3役でエフゼロゲームを回してみました。

典型的な双六でしたが、専用ダイスの仕掛けと耐久度の設定が熱いです。
進む時は一気に進んだり、進んだ代償としてエネルギーが切れたり
思わぬクラッシュで大きなロスをしたりと、あのカオスなレースを
上手く再現しています。なかなか乙なオマケですね。

マシンの写真はその内。
[PR]
by souka_t | 2011-12-23 05:59 | ボードゲーム | Comments(0)