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藤沢ボードゲーム会でプレイしたゲーム
先週土曜に藤沢でプレイしたゲーム群。

■サンファン

プエルトリコのカードゲーム版。
あやつり人形のように毎回役職を決めて、その効果で効率よく建物を建てたり
生産物を得るゲーム。建物の効果がゲーム中所々で頻発するためゴテゴテ感が強い。
役職の効果は全員に影響を与えるため、利害関係を見ての立ち回りは面白かった。

■スタンプス

ボードゲームおっぱいで御馴染みのスタンプス。
原作のモダンアートをプレイしたことがないが、競りゲームの傑作と名高い
理由は分かった気がする。状況を見て大胆に吹っかけ合うのが本当に楽しい。
そして想像していた通りコンポーネントはオサレ。

■けもぱに

4人からできる人狼とはいかようなものか?と思っていたが、
これは見事なシステム。3つ巴の状況は面白く能力カードの効果を軸に
展開する推理告発はよくできてる。短時間で少人数で人狼っぽいことをしたい
場合は選択肢として充分アリなゲームだ。絵柄は萌え萌えしなすってる。

■レジスタンス

日本語版いよいよ発売ということで界隈で話題沸騰の一作。
今回3プレイほどやってみたが、この軽さは凄い。
人狼系ではあるが、どちらかというとお邪魔者の吊るし上げに近い感じ。
決定と実行で2回投票するというルールから、これだけの論戦を生み出す
のは驚き。最低人数5人という若干の敷居の高さはあるが、
5人以上でプレイする機会が多ければ絶対にオススメ。
説明しやすい・軽い・短い・面白い とほとんど欠点が無い。

■ウッドマン

持参者いわく、ゲームマーケットで売られていた品で一番面白いゲーム。

おいおい、たかだか珍妙なダルマ落としだろコレ・・・と
のっけから疑ってかかったが、こいつはヤベぇ!!!!
本気でおもしれぇ。なんていうかアクション系のバカゲーなんだけど、
この崩壊感とやっちまった感の釣り合いが見事なインパクトを生み出してる。
斧型のハンマーと皮がボロボロ落ちる丸太形のコンポーネントがまた
バカゲーっぷりに拍車をかけてて良いんだよ。
「こういうのを箱から感じて掘り出すのがゲーマーですよ」
と言っていたが、本当におみそれしました。これマヂやべぇです。
ローカライズされたら真っ先に買う候補確定。

■太陽、海、そして砂

初めてワーカープレスメント系をプレイしました。
なんとシステマティックなことか・・・、それぞれの要素の干渉と
時間の経過から生まれるパズルが美しいまでの調和を奏でてる。
運の要素をほぼゼロというガチンコでありながら、この牧歌的な雰囲気。
個人的には名作だと思う。重いけど選択肢は単純で、その選択には
多くのジレンマが伴う。これぞボードゲーム。

■ヌメリ

ダイスとダイス目に対応したコマを使用するすごろくのようなゲーム。
序盤が過ぎたところでルールに変化があり、配置したコマにダイス目を配分して
動かすことが出来るようになる。移動のルールが特殊で、相手を飛び越えて
空きマスに移動するのが基本。とりあえずゴールを目指すのだが、
最終的に全コマが止まっているマスの得点が重要となるため、終盤は
陣取りゲームにシフトする。配置・配分移動・陣取りと、
1ゲーム中に変化する要素は物凄い斬新なアイディアだと思う。
すごろく的なマスとダイスというコンポーネントを見て軽視したが、
これは凄い。海外のボードゲームのお手本的な作品だ。


そんなこんなで堪能してきましたが、
「世の中にはまだまだとんでもない物が存在する」
というのが率直な感想です。そのうちまた参加してこようかと思います。
皆さんも是非お近くのゲーム会に参加することをオススメします。
というかゲーム好きなら絶対参加するべき。
余程の偏屈でない限り1つ1つのゲームを優しく教えてくれますヨ。
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by souka_t | 2011-07-12 05:55 | ボードゲーム | Comments(0)
大岡玲【表層生活】
第102回芥川賞受賞作品。

サブリミナル効果とか懐かしいネタを
扱っているところに時代を感じた。

"計算機"というあだ名を持つ
ちょっとマッドサイエンティストっぽい
人物を中心に語られるのが本編なのだけど、
導入部分がSF的で引き込みはなかなかな反面、
計算機が女学生に翻弄されはじめてからの
失速っぷりは悲壮感を伴う。
個人的にはその流れはイマイチだったが、
"計算機"が崩れ行く心情はよく分かる。
よく分からないものに振り回されるというのは
確かに興味を殺ぐ一因足りえる。
論理が破綻している者に掻き回されるというのは
非常にストレスが溜まるものだし、相手は往々にして
話を理解せず感情に任せて口を開くものだ。
特に女性はと書くと男女差別だろうか、でもそう書きたい。

文学作品の例に漏れずラストのシーンに
様々な解釈ができるのだが、計算機は死にたかったんだろうなと
個人的には思う。いや、死ぬという結果を実験で
導き出したかったんだろうなと。
思ったより恐怖は無くて、思ったより一瞬で、
思ったよりもなにもえられず生き残ってしまった。
それがあのラストなのかなと。

久々にあーわかるわかる的な内容ではあったが、
作品的にそこまで面白くないのが残念なところ。
まあ芥川賞に1つあってもいいだろ的な類。
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by souka_t | 2011-07-12 04:28 | 文学 | Comments(0)
2011年 月曜更新第二十八回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。


現在エクスリワード制作が佳境なので手短な更新。

先週の出来事。
・藤沢ゲーム会行ってきた話。
・コンビニ印刷した話。
・公民館で断裁機を使わせてもらった話。
・ミクロプル作った話。



■藤沢ゲーム会行ってきた話

公式サイトはここ 藤沢ボードゲームサークル3
大人数のゲーム会にはじめて参加。
いやはや、凄い。人数の多いボードゲームは破格の楽しさ。
なによりも、こんなに大勢が純粋にゲームを楽しもうとする姿勢なのが素晴らしく、
軽く感動を覚えた。プレイしたゲームについての詳細は明日の更新に回すとして、
一番感銘を受けた事を挙げると、「インストの上手さ」これに尽きる。
同席したとある歴戦プレイヤーの方のインストがめちゃくちゃ上手く、
重いワーカープレスメントの初プレイもなんら戸惑う事無くできた。
もう、なんというか凄いんだ、
導入部の説明だけで軽くイキかけた。引き込むトークが上手過ぎる。
そのゲーム自体を深く知ろうとして何十回もプレイを重ねたのだろう。
説明が一通り終わった瞬間はまさに物語を1つ聞き終えた気分だった。
プレイ中の進行役っぷりも演算機の如くあり、時にはウィットに飛んだ言も飛ぶ。
ゲームが上手い下手なんかで競っていた日々がなんと愚かだったか、
ゲームを愛してるってのはこういうことだと思い知った。次元が違い過ぎる。
本当に素晴らしい人にめぐりあえたと思う。
後から確認したら藤沢では自分と同じく初参加だったので、
また何処かの卓でご一緒したいものだ。
他、ほぼノンストップで隙あらばゲームをするという全体の意欲・士気が凄い。
常々4~5回遊んだで程度で疲れたとか「おいおい、嘘だろ」
と内心思っていたが、やっぱり上級者ともなるとそれぐらい普通だった。
皆が皆ブラフが面白く、駆け引きも深く、なによりもキャラが立ってる。
ゲーム会とはかくも粋な空間であったか。
皆も是非、近くのゲーム会に参加してみるといい。軽くイけると思う。
会費も平均300円だから学生にも優しい!


■コンビニ印刷した話。
後述のミクロプルを作るために、コンビニでA4のタイル画像を印刷しました。
当初セブンイレブンでデータ印刷する予定だったところ、
SDカードが通常印刷に未対応で断念(何故かUSBメモリにしか対応してない)。
ファック おにぎりの種類だけのコンビニ!!と悪態を垂れつつ、近くのローソンへ。
ローソンのコンビニ印刷はトナー切れ警報で店員が慌てていたが、
印刷自体は使い勝手が段違いに良く、SDカードどころかほぼだいたいの
記憶メディアに対応。自分らデジタルギーグとの高い親和性を示した。
さすが魔地のホットステーション。からあげくんだけのコンビニじゃないぜ!!
ショーナンロケッティアズはローソンを応援します。


■公民館で断裁機を使わせてもらった話。

後述のミクロプルを作るため、先日制作配信しました。
その配信中、イラストボードがカッティングできず
急遽行政センターへ断裁機を使わせてもらいに行ったのですが、
団体登録しないと断裁機がある印刷室は使わすことはできないと
断られました。そこで、折角なので登録用紙だけ貰い、そのうち登録する
という"未来の約束"をネタに印刷室の中の断裁機だけ使わせて欲しいと交渉。
これがアッサリ許可が下り、断裁機を使用することができました。
それにしても業務用の断裁機は凄い。
2mの暑さを誇るイラストボードをスッパリ精密に両断。
使い勝手もよく、これなら自作ゲームの生産がかなり楽になる。
印刷についての話を聞くに、初期費用1500&用紙持込で
レーザープリンター使い放題とのこと。
再度の機材利用とゲーム会も見越して団体登録しようと思う。
窓口のおねいさんにマヂ感謝。


■ミクロプルを作った話


図画工作配信で湘南のノッポさんが制作したミクロプルがこれ。
紆余曲折のエピソードを生み、ついに完成した。


こちらがついでに作った2セット目のカラーバリエーション。
スタイリッシュさを失う代わりに視認性に優れる。


放送中、ミクロプル本体より苦戦していた
タイル用台座。ぶっちやけなくてもゲームはできるが、
あるととても便利。 どうせなら背を高くしてカードにも対応させればよかった・・・

ミクロプル自体の感想は明後日あたりの更新に回す。


■今週の制作報告

エクスリワード6部のステージ1と2が完成。
硝煙の四重奏の時から話の上で語られていた幻狼イズムスのグラフィックと
アニメーションも完成。予定を大幅に前倒しした一週間になりました。
テストプレーしてくださった方々、本当にありがとうございます。
おかげさまで完成まで進みながら地盤を固められるという最高の制作ペースです。
今週もじゃんじゃん前倒します。

アナログゲーム制作はお休みでしたが、
ゲーム会で得たものがあまりに大きかったです。
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by souka_t | 2011-07-11 21:16 | 日々よしなし事系 | Comments(2)
2011年7月3日のボードゲーム宅会
今回は末プレイゲーム消化メイン。

■風林火山

前回解読に多大な時間を費やし、今回いよいよ
初級編シナリオをプレイ。
武田軍は部隊が1つ多く、上杉軍は戦闘力が1多いという
絶妙なバランスに設定されていたが、
プレイ開始よりお互いスタックを用いて兵を集結し短期決戦の構え。
戦闘区域のルールがあるため、接敵した後は戦闘の繰り返し。
何度も防御側後退と防御側混乱の判定を出したが、混乱回復に失敗した
隙を付かれ武田軍の猛攻に上杉軍総崩れ。 武田の勝利に終わった。

実際プレイしてみての感想は、
覚えることこそ多いが展開はサクサクしてる。
今回はお互いに戦力を2マスに集中したが、
分散して包囲殲滅した方が良かったかもしれない。
いろいろと試せることもあったので次のシナリオもいずれプレイしてみたい。
地形効果の早見表や混乱時のリスク一覧とか作成しておきたいところ。


■ラーダイス

この日に備えて幾度もぼっちマルチでルール把握したので、
インストはかなりスムーズだった。
一人でやった感じはロールスルージエイジスに似てると思ったけど、
共通ボードを使っている分こっちのほうが争っている感と手軽感は強い。
2戦目で同点に終わり、ルールを一通り理解した後の競り合いは熱かった。
ダイス2回振りなおしのルールは全くロールスルージエイジスと同じものだが、
ボード上でのイス取りゲームによるプレイヤー同士の直接対決感は強く、
1時代目2時代目と次第に沸騰していく場が面白い。
今回2~3回プレイしたが、3人4人と増やしてまたやってみたい。

■グリモワール

和製バッティングゲーム。
本を使うという一風変わったプレイ様式が面白い。
イベント限定の専用ボードを使ってプレイしたが、
これは良い。ペラ紙より俄然こちらの方がボードゲーム感がある。
ゲーム自体は今回2人でプレイしたため、お互いに守りに入る場面が多く、
同じ防御魔法を唱え合うという膠着が多々発生したため、
おそらく適正人数は3人以上だと思われる。
次回もやってみたい。

■ホッサ

カードに書かれたワードが歌詞に入ってる歌を歌うゲーム。
当初敷居がめちやくちゃ高い合コンゲームかと思われていたが、
まさにそのとおりで敷居が高い。アニヲタでアニソン好きが多数集まって
やる分にはかなり盛り上がるが、突然一般ジャンルにシフトしたら
シラケることウケアイ。我ら非リアにとって非常に出しどころの
難しいゲームであった。


■クロンベルク
1プレイほどやってみたが、それだけではこのゲーム自体のポテンシャルを
出し切れた感は無かった。個人的にはよりプレイ回数を重ねてみたい。


他、急遽思い付いた創作ゲームのテストモデルをプレイしてみたが、
ゲームとしての成り立ってはいたものの、ゆがみが足りなかった。
デジタルゲームと違って、盛り上がるボードゲームというのは
どこかゆがみがあるというのはこの界隈では有名な格言。
まさにそれを思い知ったと言わんばかりに小奇麗にまとめ過ぎた。
次の会までにはゆがみを考えたい。


今回は良い感じに消化できました。
人数を増やしてまだまだやり込みたいゲームが多かったため、
今後はメンツ確保が課題となりました。
今週から同人ゲーム制作に集中するためしばらくお休みになりますが、
ゲットマン襲来の夏の特番に備えて一晩中ボードゲームをやる会の
参加メンバーを募集しときます。3人既に固定なので少数です。
重たいのを重点的にやります。
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by souka_t | 2011-07-05 20:16 | ボードゲーム | Comments(0)
2011年 月曜更新第二十七回
月曜です。
皆さん一週間いかがお過ごしでしたでしょうか。


先週の出来事。
・聖剣の鍛冶屋を全話見た話
・書剣恩仇禄が面白いという話
・小動祭りが始まりました
・セイクリッドセブンでいよいよ鎌倉市動く



■聖剣の鍛冶屋を全話見た話

OPが爽快でなんとなく気に入っていたので、録り溜めておいた
本編もそろそろ見ようと思い観賞。
オニャノコキャラ率高めなところからキャラ萌えファンタジーかと思いきや、
OPの内容を地で行くヒロイックファンタジーでした。
12話中「守る」というテーマが一貫していて、個人的には好きな部類の話です。
ド直球な主人公はやっぱり良いですよね。ヴァリス・ヴィルガスト・ドラゴンナイト
と鎧っ娘フリークだった自分の何かが蘇ったほど藤村歩演じるセシリーの魅力は
強かった。適度なブヒり、適度な中二、適度な風呂敷と悪くないバランスを要する
作品だと個人的には思うのですが。やはり、昨今はどこか突き抜けていないと駄目
っぽく、周りであまり話題を聞いた事が無いです。


■書剣恩仇禄が面白いという話

武侠モノなのだけど、アクションより会見シーンの方が面白く感じるのは、
皇帝役の役者の演技が上手過ぎるからだと思うね。
雪山飛孤の田帰農の人もむちゃくちゃ良かったんだけど、あれ以上。
金傭作品で皇帝は「誰かがやらなくてはいけない役割」とか「いちばん辛い役割」
とか表現されるけど、まさにそれを受けて立つ器を感じさせる。
雪山を先に見てしまったから本筋の泰来救出の結果が分かってるだけに
話の楽しみは半減していたけど、家洛と皇帝のやり取りだけで飯5杯はいける。
乾隆帝かっこいいよ乾隆帝。


■小動祭りが始まりました
腰越祭りこと小動祭りがはじまりました。
今週末が本チャンです。
年々集客規模が縮小しているので、お近くの方は是非
見に行ってください>< ヤマトタケルにも関係する由緒正しいお祭りです。

■セイクリッドセブンでいよいよ鎌倉市動く
一般社団法人 鎌倉観光フォーラム。
恋風でも青い花でも微動だにしなかった鎌倉の団体がいよいよ干渉。
TVKが最速じゃないってどういうことよ!!
と思いつつ、明日の第一話が楽しみです。 本編でうち映るかな



■今週の制作報告


エクスリワード体験版を宣言どおり公開。
さすがに全30ステージもあってか、反響がまだ少ない。
体験版公開後も通常運行で制作を進めています。上の画像は昨日新造した
サフワージ州の擲弾兵。今週は6部ステージ1完成と1ユニット新造が目標。
暑い日々だけど、創作スピリッツはもっと熱いぜ。

アナログゲーム制作はしばらく休止かと思われたが、
思わぬところから新作のアイディアが降臨。
ルールがほぼ固まり、もう少し盛り上がる要素を付加しようと思案中。
今の状態だと確かにジレンマは存在しユニークなルールなのだが、
5分かかるかどうかという恐ろしく短いプレイ時間のため、
それを手軽の範疇として割り切るかどうかが悩みどころ。

先週の宅会の詳細は明日の更新で。
今週から宅会しばらくお休みで~す。
参戦表明は随時受け付けてます。
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by souka_t | 2011-07-04 20:50 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
【同人制作】エクスリワード体験版公開
ようやく体験版公開になりました。
全6部構成のうち5部まで遊べるようになってます。

ここから更に6部を構築し、
エンディングを作っていく予定です。
予定通り7月・8月で完成版を目指して
やっていこうかと思う次第です。

とりあえず一段落、いや~暑さがヤバイから
春のうちにいろいろやっといて良かった~。
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by souka_t | 2011-07-01 06:17 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
村田喜代子【鍋の中】
第97回芥川賞受賞作品。

田舎と家族と夏休みと昔話、
ジブリ絵で脳内再生余裕でした。

充分最後まで読ませる内容だったのだけれど、
引っ張るだけ引っ張ってきたネタを、
最後の最後に藪の中へと投げつけてしまったのは
個人的にはいただけない。
途中まで散りばめたエピソード群は秀逸で、最終的に
それらをどうやって束ねていくのか、本当にワクワクしながら
読み進めたのだけど、いくらなんでもそりゃねえだろ的な最後。
文体も柔らかいし話の構成も途中まで意味深に感じるほど凝ってるのに、
何故そうなった。

記憶の曖昧さこそがテーマの核に添えたものとするなら、
これほど恐ろしい話も無いかもしれない。
老いることで身体のあちこちにガタがくることより、
記憶が曖昧になり思い出が失われていくことの方が
よっぽど怖い。この話に於いては更に真相が失われるという
二次災害がラストの展開だけど。やっぱり記憶の曖昧さを
指摘されて気づく当の本人が一番怖い。
おばあちゃんがアルバムを引っ張り出してきて
必死に思い起こそうとする場面はかなりくるものがあったね。

最近物忘れが多いだけに身震いする話でしたわ。
後味の悪さは残るけどそれなりに面白かった。
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by souka_t | 2011-07-01 06:06 | 文学 | Comments(0)