コミケ2日目編 エピソード0

~ 前回までのアローン・イン・ザ・ショーナンロケッテイアズ ~

東方厨無双であった夏コミ同人ソフト島での、
残念な出展劇の後、
"新作をたった4ヶ月で完成させる"
という新たな挑戦の下、休む間もなく冬コミに向けての制作が開始された。

ショーナンロケッティアズ5作目にして、
同人ソフトサークル活動第一章最後の作品となる
タイトルには、深い意味合いを込め
"琥珀色の動乱" と名付けられた。
初期構想の段階では、琥珀色の動乱は
まったく違うゲーム性を持った物語が干渉し合う
2つのキャンペーンを選択するSLGであったが、
そのうち1つが余りに膨大な内容量のためバッサリ破棄。
ベースとなる物語の本筋を描く 硝煙の四重奏外伝を、
10エピソードにまとめて4ヶ月で仕上げる事を決断。

途中経過を随時アップしつつ、テストプレーの様子を見て
制作を進行させること3ヶ月。
いよいよ冬コミ間近となった。
制作進行は当初ギリギリのキツキツスケジュールを想定していたが、
事の他順調に進み、制作関連より、

むしろ、チケット3枚をどうするかの問題に直面した。

"チケットなんてオトモダチに配ってしまえばいいじゃない"
と思われるかもしれないが、実はかなり重要で、
このチケットを以ってして以下の問題をクリアしなくてはいけない。

1.当日、家から会場に行くと絶対に間に合わないので、前線基地の確保。

2.同人ソフトサークルはデモ画面が無いとイミフな出展になるので、ノートPCの確保。

3.ウィットに飛んだトーク相手がいると開場の時間まで退屈しない。またはDS持ってる人。

姉妹サークルの長に配布で全クリアというのが、ここ最近の流れであったが、
今回はあろうことか、両サークル当選というチケット駄々余り状態に突入。
この時点ではむこうも紳士向けムービー作品を仕上げてくる可能性が高かったので、
どちらにせよPCの確保が最難題であった。

権謀術数渦巻く中、
元コミケスタッフ・現ときめも4ユーザーの"み氏"からオファーが掛かる。

「俺の龍に乗れ」

脚色にしても走り屋にしか分からない言い回しである。(注:01

「天啓なり」

二つ返事。
モトリン一派の彼ならばノートPCの20や30台ぐらい
部屋に転がってるだろう。これで問題コンプじゃね?(注:02
と、もはや360の実績解除だけ専念すればいいだろうという
駄目思考を働かせ、CODMW2のオプスをツキノワ氏かたん先生
回してたのがこの頃。
だが、状況は一変する

「龍には乗せるが、コミケには行かぬ」

「なん・・・だと」

まさかの不参戦表明に"本日のなん・・・だと"一回目。
再び作戦を練らなくてはならなくなる。
メッセのレスが返ってこないで定評がある、ネット広告屋のモトリンに
再三のオファーを飛ばす。

「嫁が受験でしてねぇ~ 参加無理なんすよ、うへへへ」

それにしてもこのミクシィリア充、ノリノリどころかお調子が過ぎるご様子である。
"伝説のエイプリルフール"を執行した我らシャドウランナーの力を以ってして、
大船の豪邸をアンチマジックジェネレーターで取り囲んでやろうと思うも、
最近"おまえのホームページのサーバーをママに頼んでダウンさせてやんよ"(注:3
というきつぅ~い警告を受けているので、さすがに思い止まる。


CODMW2・ベテランオプスも終盤ぐらいだっただろうか。
とりあえず、ツキノワさんに頼んでみるも、
コミケ初参加という不確定要素と、昼から参加という時間制限のため、
やはり、もう1つ手を打たなくてはならなかった。
だが、この伏線が後に、出展へ大きく影響する。

途方に暮れ、じっとメッセメンバーリストを見つめる。

5人がオンライン

1人は瀬川
2人はバーチャファイターしかやらないからここはほっとく
3人はお財布がボーダーブレイク あとカレー
4人はスパロボXOで20時間以上結託した戦友(注:04

5人目は・・・いた、ここに勇者が。ちょっと前までオプスで協力していたが
今は絶賛ペグルをプレイ中である。


「2日目 チケ ノP 頼」


「おk」

もはやゲーム脳に言葉は必要無かった。
言葉など所詮は0と1のパルス信号と変りは無い、
強いて言えば 当てれば壊れる、当たれば死ぬ、それだけの理屈である。
音速の速さで交渉は終わった。

だが、チケットは1枚残った。

結局のところ、ペグル先生に1枚行き渡っただけである。
ちなみに、この時にアサシンクリード2とシュタインズゲートをお借りしたので感想は別項で。
さて、最後のチケット1枚をどうするか、
最初の選択肢は、"結局スポゲーも弱かったロッテリア"に渡すという案だったが、
スペースでブリーチとナルトのやおい本を読みふけてニヤニヤされるのもアレなんで
即選択から消える。ここはもっと意外な奴を召還すべきだろうと思い、
せっかくだからメッセリストから赤いゲットマンを選ぶ。


「大学の文化祭で人手が足りないんだ、売り子に来てくれよ」

「バーチャファイターで忙しいが、しかたねえな」


とんでもない嘘に比べればかわゆい理由でものぐさる。
"女の子の家にゲームしにいったことがない2人"による知略合戦も
一瞬で決着が付けかけようとしたその時・・

「そっち遊び行くから、その時チケット渡せよ」

「なん・・・だと」

まさかの提言に"本日2度目のなん・・・だと"。
この時、既にコミケ5日前を切る。同人ゲームは生産するのみ。
だが、問題は別にあった。
シュタインズゲートのまゆしい編・クリス編・トゥルーと
アサシンクリード2の残り10シークエンスを残している事。
ここから、同人サークルとしてありえない、自分の作品造りとは無関係の
徹夜が始まるのである。

火の5日間はこちらに続く。



注1:某走り屋漫画で、車のことを龍と呼ぶ。
注2:実際PS3が綺麗に映りそうな東芝の薄型ワイドがあるオサレな部屋だった。
注3:母親が部屋を掃除すると、たまにサーバーマシンの電源に引っかかってダウンする。 通称 カラクリ軽井沢リセット
注4;センコロ消化試合やCOD3のオン以上に不毛で天文学的な確率と戦った。★5は伊達じゃない。
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by souka_t | 2009-12-31 19:23 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
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