危険物取り扱い協会の視察団として、自衛隊厚木基地の視察に行ってきました。
厚木基地と言えば、戦時は第203航空隊の駐留基地。
高高度より飛来するB-29を数少ない配備数の震電で迎え撃ち
少なからずの戦果を挙げ、本土防衛に尽くした空の勇者達の故郷。
入り口から早速、手に16・腰に92Fな米兵のおで迎えと、ミリヲタにはたまりません。
しかも日が良かったのか、ここ最近は
いろいろあってか空母キティホークが日本に駐留中で、その艦載機であるハチ(注;01)がこれでもかと基地のいたるところの滑走路でメンテナンス中。 生ハチですよ!生ハチ!!戦闘機にもいろいろありますが、ロッキード系に置いてはネコ(注;2)とハチの艦載機系は別格に洗練された美しさを持っていますよネ。
残念ながら写真は取れず。
厚木基地は米兵と自衛隊が半々で管理しているので、撮影規制が厳しく、
実質 対潜哨戒機の
P-3C ぐらいしか撮影出来ませんでした。
それでもP-3Cに関しては触れるほど間近で、ハープーンを搭載できるウエポンベイからソノブイの射出穴までパイロットの事細かな解説を聞きながら思う存分見れました。
昼ご飯は隊員食堂で隊員とまったく同じモノを食しました。
ちなみに当日の献立はステーキとサラダ、1日ズレて金曜だったら海軍伝統の金曜カレーだったのにぃ~。 それでもステーキは相当美味かったです。
午後は燃料関連のタンク車両の視察と火災時に出動する消防車両の視察。
消防車両に至っては実際座席に乗って放水体験をさせてくれるというので、
自分が真っ先に名乗り出ました。
乗ったのは車のアタマにマニュピュレータみたいな2本の放水機がついた消防車なのですが、これが凄かった。 アナログスティックのようなデバイスでターゲット操作し、トリガーで放水するという超ハイテクモノで、これの一連の操作をやらせてもらいました。
今年もネタ作りのために参加した視察団でしたが、事の他一日楽しめました。
厚木基地の中はなかなか見学する機会は無いと思いますが、皆さんももし機会があったら見学してみて下さい。
注1:F18ホーネット
注2:F14トムキャット
・追記
マッカーサー元帥が来日する前後に厚木基地で起こった厚木事件についても
詳しく話が聞けました。 内容のアツさはいずれ映画化してもおかしくないもの程の
モノでした。