観て来ました、劇場版ゼータガンダム第3部。
率直かつシンプルに感想を述べるならば、面白かったの一言に尽きる。
オリジナルの後編の戦闘部分を中核に繋ぎ合わせた感じなので、
終始モビルスーツのドンパチを見ていた気がする。
モビルスーツ戦を期待してた人にとってはかなり良かったんじゃないかな。
話の方はカッ飛ばし過ぎて初見の人にはもう分からないかもしれない、
内容的には最初にサブタイトルとして挙げられたとする「三つ巴」の方が
しっくり来たんじゃないかなって気はするけど、新たに描き起こされた結末
を見るとコレかなと思う。
新作カットもかなり大量に投入されてたのも好印象。
新作画を目で分別しているとときたま新・旧を織り交ぜたカットがあって おや?
とか思ったり、そういう点もひっくるめて旧ファンの自分的に面白かった。
ただ… ガクトはかなりヤバめだと思った、あのエンディング曲は酷い、
雰囲気ぶち壊しもいい所だろう、空気読めよガクトって感じ。
むしろ引きずってでも森口を連れてきてエターナルウインドウばりの名曲を
書き起こして歌わせるべきだったろう。
ー以下ネタバレー
ジェリドひでぇー ひどすぎる、せめて最後の台詞ぐらい言わせてあげてようって感じ。
その分ヤザンががんばり過ぎだろってぐらい目立ってたのが印象的。
ミネバ様の声の微妙に棒読みなところが傀儡っぽくて良かった、声関連で
印象に残ったのはそれぐらいかな。BGMはオリジナルまんまだけど
やっぱりゼータのBGMはどれも雰囲気出てて良いなと再認識させられた。
新作作画の結末はほんっっとにギリギリスレスレまでオリジナル通りだったから
見てるこっちがヒヤヒヤした。 言ってしまえば最後の戦いでまともな決着が付いた
だけなんだけど、これだけで全然印象が違うね。
最後のファとの絡みはF91のエンディングかよっと言わんばかりだったけど、
アーガマのブリッジクルーの1人が最後の最後での回線実況がオバカで良かった。
ラストのセイラにしっかり声が入ってたのも良かったけどミライさんの方はホントに
おまけ的だったな、どうせならシャア生還の方に新作カットを割いて欲しかった。
シャアについてはオリジナルのまんまなのが残念でし方が無い、個人的には
カミーユよりシャアに注目してたんだよなあ。
新カットで一番良かったのはソーラーシステム動力部での戦闘かな、
すんげえ良かった、キュベレイもジオも半壊の百式も最高。