大塚英志著・キャラクター小説の作り方


以前に読んだ「物語消費論」が面白かったので、いずれ読んでみたいと思っていた
同じ大塚氏の著書、「キャラクター小説の作り方」を今月頭に購入し、先ほど読了。

キャラクター小説というのは要するに、ジュニア小説や角川スニーカー文庫系や
今現在のオタクノベルのスタンダードである電撃文庫がそれに該当し、
それらは一体どういう性質の物なのかという切り出しから始まって、
水野亮のロードス島戦記(リプレイの方)やハリウッド映画を例に持ち出して
キャラクターの組み立て方を解説したり、カード式のプロットの構築方・古典文学
に見るお話のパターンなどの話もとても参考となる内容でした。
最終項で、キャラクター小説の本質は元々の文学の流れにあり、
派生したキャラクター小説もまた文学に返り咲く事も良しと言った締めくくりも
なかなかステキです。

氏特有の経歴である民俗学・編集・漫画原作・批評家などの知識がこれでもかと
盛り込まれてる点で、自分のようなマダラからのファンには非常にオイシイ一冊
でした。
大塚ファンならずともガチでライトノベルが書きたいって人にも実用的だと思います。
ショーナンロケッティアズ的にイチオシ
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by souka_t | 2005-11-19 12:34 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
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