奉天1905 制作ノート2


奉天1905デザイナーズノート2


今回はアートワークについて。

とにかく装備は資料頼りで、学研の歴史群像シリーズの
図解ページを舐めるように見たり、映像資料や写真資料の画像やらを
連日穴が開くほど見てました。
中でもこだわりは、日露両軍の旅順戦とは違う衣服。
北上する日本軍はカーキ色の外套、極寒の満州でに陣取るロシア軍は
もふもふ帽子、いずれも防寒仕様。
たくさん画を作ってるうちにビンテージでもコピーでもいいから
日露時代の陸軍外套ないかなーとオークションや専門店をチラ見したんですけど、
意外とないのね。
戦中ドンピシャな38式外套はほとんどみかけなくて、
この後にマイナーチェンジしたやつとか昭和に入ってから支給されたやつは
たくさん出てる。
38式がたまに出物があっても目が飛び出る値段が付くみたい。
以前はただおったけえな~と思ってたけど、実際に資料見て
関連物を仕上げてみるとその価値も分かってきました。

前置きはこれぐらいにして、
各部アートワークの解説、ゲーム展開を司るアクションカードについて。



左が日本軍、右がロシア軍である。





これがフレーム。
実は両軍の制服を模した造りになっている。
これはPOINT:203の時にもカードデザインで実施されたが、
あれより一層制服要素を前面に押し出したデザインとなっている。
上フレームは帽子で、下フレームは服となっている。
下フレームはスイングや弾丸入れなども表現しているのもポイントだ。
ロシア軍の下フレームは肩章も表現されている。




イラスト。 最背面のスモークの単純な形状を見ると分かるかもしれないが
全てベジュで作画されている。

構成は下から順に スモーク・シャドウ・外套兵・ベルトやポシェットなどの小物
といった段階で作画してある。
銃剣を付けた歩兵銃は別途細かく作り込み、カード裏にも流用している。
もちろん日本側は30式歩兵銃、ロシア側はモシンナガンの形状をしっかり再現。




アイコン類。 ゲームを円滑に行うために施された記号である。
ベータ版から使用していたアイコンとほとんど変わらないが、
この部分は装飾性より視認性を最重視したので、あっさり決まった。
分かり易さイズベスト。
記号的に結構秀逸なんで実物で見てやってください!!



次に戦況カードの解説

これが戦況カード。
2枚を組み合わせて盤面のように扱う。




背景は奉天周辺の地図などを参考にして、地形図を1から作成している。
だいたい、山・川・路線・奉天城の位置関係でおおよその作画をしたが
意外と様になって満足。 いいっしょこれ



というわけで奉天1905のアートワーク解説でした。
ミリモノは楽しいね!!




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by souka_t | 2017-05-02 07:32 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
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