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ウサギの火星劇団 デザイナーズノート2

第二回はアートワークについて。

ウサギの火星劇団の火星劇団は
もちろん 宝塚歌劇団 からもじってる。
火星劇団 略して 火劇団 だ。

無論、アートワークも全て宝塚に因んだ物となっている。



まず、これがゲームの中核を成す団員カードだ。
団員カードに限らず背景やフレームには
薄紫を採用している。 これは宝塚のイメージカラーの紫だ。





団員カードの背景には大階段が描かれている。
これは合計26段あるのだ。
これもまた宝塚公演で使われるステージ大階段が
26段あることににちなんでいる。

余談ではあるが、宝塚の大階段は当初16段で、
現在にまで改築やらなにやらあって26段になった。




次にステージと観客席の間に注目していこう。
ここには楽団が描かれている。
カードごとに楽器が違うので、これは是非とも製品版で確認
してみてほしい。 実際に宝塚歌劇団の楽団が使用している
楽器が描かれている。

余談ではあるが、宝塚歌劇団の楽団と
宝塚市交響楽団 は別物である。
前者は演者より狭き門、
後者はしないで活躍する割と老舗な楽団である。



そして、団員のドット絵。
オールユニークであり、ダンサー以外は同じ固体は描かれていない。

宝塚演目というものは、西洋モノ・中国モノ・和モノ・ファンタジー
と、多種多様である。その多様性を表現するために、
できるだけお衣装が被らない演目をモデルとしたドットウサギが
描かれている。宝塚演目に詳しい方は、ああアレか と
思ってくれることだろう。




最後にロゴ。
まさに珠玉の出来である。
宝塚の組ロゴを分析して、ゲーム上で登場する
餅組・耳組のロゴとして消化している。
3度クリンナップした甲斐があり、
これだけで宝塚モノだと分かるほどのものとなった。
我ながら良い仕事である 天才的。


最後に、オマケのQRコードについて。
これはかなりのテキスト量を投入し、これだけで
設定資料1冊分の内容となっている。
これだけでも充分団員のエピソードを楽しめるが、
ウサギシリーズとしての全体像は別冊のウサギの本5
で更に詳細かつ明確に記述されている。
ウサギシリーズファンは是非とも本といっしょにゲットしていただきたい。

2017年 11月 ショーナン


予約は明日まで!!



by souka_t | 2017-11-26 18:43 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
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