神宮寺三郎 灯火が消えぬ間に クリア感想


プレステ1最後の神宮寺にして
データイースト最後の作品、灯火の消えぬ間に のクリア感想。


神宮寺シリーズなのだからあたりまえだけど、
神宮寺要素に満ちた一作だった。
唯一無かった神宮寺要素は「殴り合い」ぐらいだったと思う。

クライアントが突然舞い込んできて、
新宿中歩き回って、名物キャラの物知り警官や刑事の熊さんに
協力してもらって、時にはヤクザとも共闘する。
こうですよ、神宮寺ってのはこうなんだよって要素に満ちててさ、
ここまで順にプレイしてきた俺は大満足。
事件の仕組みもこれまでのよりかなり凝っていて、
最終的に大事件になっていくあたり、データイーストの最後の花火
と言ってもいいぐらいの内容だった。

今回最も光っていたのがシステム部分だろう。
これまでザッピングにこだわっていたところ一転して
神宮寺視点にしぼりこみ、時間の概念を取り入れて、
これまでにないほど緊張感のあるプレイを実現していた。
聞き込みモードに関しても、会話の駆け引きを多少なりとも
感じることができ、これまた良システムだった。
続投したD・モードこと推理クイズは、コレ自体は話の
まとめとして内容が整理できて良かったが、
時に短期間で何度もやらされて鬱陶しく感じたこともあった。
以前のようにその日の最後にまとめて推理のほうが
綺麗だったのではなかろうか。
洋子君たちに指示を与えるのもそこまで意味を成してなかった様に見えた。
(もしかして指示を使った攻略法とかあったの?)
それを踏まえても本作は神宮寺の中では傑作だ。

90年代まで多くのADVが培った良い部分を
総決算的にまとめたような造りと言ってもいい。
そして実験的な部分もしっかりある。
研磨的で挑戦的で意欲的。
本作は本当に良いADVだった。







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by souka_t | 2017-03-17 16:54 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
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