宇宙船ビーグル号

今年最初の一冊がこれ。船モノのSFですよ。

いろんな分野の学者を乗せて
未知の宇宙を探査する話で、地球の常識では計り知れない
とんでもない異星人と矢継ぎ早に遭遇しては、分析して作戦立てて、
撃退する、まさにSFな展開目白押しな一冊。

戦いの合間で船内派閥闘争もやるんだけど、
ことごとく主人公の統合科学スゲー!って感じの話になる。
昨今のラノベの主人公無双に通じるものがあるほどだ。
ほぼ完璧な存在として主人公が書かれている。

印象的だったのは、そんな主人公にして、
派閥争いの政敵であるケントの人気の理由がわからない
と言ってしまう場面。
「ケントは人間くさ過ぎるから人気」みたいな返答をもらうんだけど、
このあたり、人をまとめるのは知性的な優秀さのみにあらず的な
展開をみせるとおもいきや、
主人公が大暴走して、その挙句、艦内を掌握してしまうどころか、
エンディングではそのケントすらも屈服して
統合科学のノートを取ってしまうという幕引き。
ホント、徹頭徹尾完璧超人な主人公だったのが驚いた。

こりゃケント総受けですわ。






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by souka_t | 2017-06-06 10:22 | 文学 | Comments(0)
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