台湾という国を、私たちはいかほど知っているのだろう。
そんなふとした疑問を持って駅構内を進むと、
その店の周りには若い女性を中心としたひとだかりが出来ていた。
台湾カフェ・春水堂
タピオカミルクティー発祥の店だ。
新宿店は最近改装され、以前はイートインもできたが、
現在はテイクアウト専門となった。
ゆえに、店の周りは若者の列が形成されている。
人気店たる証だ。
店内はガラス張りで製作工程を外から見れる。
これがまた手の込んだ作業で、見ているだけで
いったいどんな味なのだろうと極限まで興味と飲欲をそそる。
メニューはドリンクが中心で、イートイン店舗には麺類などもある。
そして、ここのタピオカミルクティーの人気は凄まじく、
筆者が愛読しているファイブスターストーリーズの中にもさらりと登場するほど。
テイクアウトはこんな感じ。
店員のおねいさんが、物凄い勢いでストローを差し込む勇姿は必見。
そしてお味のほどは・・・
淡い、物凄く淡い、そして、淡さからにじみ出る甘味甘味甘味、
そしてその甘味の渦からほのかに吹き指す茶葉の苦味、
この苦味は鉄観音。 ほのかでそれでいて確かな苦味のアクセント。
淡くてとても甘くてほのかに苦い、
更に奥底にはたっぷりとタピオカが待ち構え、
そのもっちりとした食感でトドメを指しに来る。
このモチモチたるや、もはや絶品。
いままで体験したことが無い味でした。
お値段も500前後と大変リーズナブルで
この一風変わった体験ができる。 とてもオススメです。
今回訪れたのは新宿店でしたが、横浜などにもあります。