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【映画】鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 (ネタバレ有り)


朝一で 映画・鋼の錬金術師 を鑑賞して来ました。

早速感想をば… と行きたいところですが、今回は多分にネタバレを含みます。
ネタバレを含まないと伏字がありすぎてさっぱりわからん文になるので、
今回に至っては厳重にネタバレ注意!!


以下ネタバレ








今回はあのテレビ版ラストの続きって事で、エドの世界(ドイツ)とアルのいつもの世界
の両極面で話が展開して行った訳ですが、ドイツ側の話で 1923年 という表記で
すでにピンとキてしまった私は戦史マニアな訳で、ぜってーミュンヘン一揆で締め
くくるんだろうなあと思いました。 まあドイツパートは現にそうなった訳ですが、
やはり驚くべきは兄弟の結末、それは後述するとして。

あの一次大戦終結後のドイツっていう世界観のチョイスはホントに見事だなあと
思いました。 物語に絡んでくるジプシーやらヒューズ顔のナチ党員やら、
最たるはあのドイツ側のアルですね。
声優が違うだけでああも感じが違うのかと驚かされました、確かに絵も多少
顔を角張らせて大人びたデザインになっている所為もありますが。

あのドイツ側のアルがロケットエンジンを組むシーンが個人的に見てて
切なくなって来ました。前半の様子からして物語終盤には打ち上げが
成功して大団円だろうって思ってたんで、その予想も後押しして思ったのが
、あの当時に開発されるロケットの流用先って
あのイギリス本土をズタズタにした悪名高い V-2ロケット
ドイツ軍二次大戦末期に試作がロールアウトされたメッサーシュミットMe262
じゃあないですか!!
一ロケッティアとしてマヂにあのドイツのアルは見てらんなかった、切な過ぎる。
実際そういう技術は転用されましたって話は後日談にはないけど、
ミリオタとしてその辺の妄想はデフォルトだと思う。
たぶん平塚の映画館でそんな妄想して泣きそうになってたの我輩だけだとおもうけど・・・

実際のドイツのアルの結末に至ってはさらに切なく、
英断を下してラストバトルからドイツに出戻りしてきたエドに向かって
「おいっ おまえ 何やってんだよ!!!」 とホンキで叫びたくなった、
ドイツのアルが命を賭して飛ばしてやったおまえを どうしてっっ!!??って。
ホントもう残り時間と照合してあのラストはバッドエンドまっしぐら、
アルむこう エドこっちと また振り出し、ホーエンハイム死に損って思った。

けどけど!! あのラスト!! まぢに感動した 映画見て一番感動したかもしんないっ!!
 そーだよっ そうこなくっちゃ 良かったねエド良かったねアル
 良かったなエルリック兄弟!! ウインリィはこの際いいべ!!(!)
本当に素晴らしいラストだと思った。 更に二次大戦突入で続編作れそうな感じだし。

マスタングの活躍が最後だけとか、ラスボスのあいつ結局良くわかんねとか、
あの映画監督が普通の人だったってどうよとか、アームストロングがいつも通り
というか選挙活動に吹いたとか 土嚢戦が燃え過ぎる演出なんですけどとかとか
 もうどーでもいいじゃん!
良かったんだよっ まぢでがちでホンキで 良かったんだって 最高のラストだよ!
あのラストに至るまで 結構救いの無い展開っつーかテレビ版に負けず劣らずの
展開だったじゃん、 ホンキでエドだけ戻って来ちゃったと思ったんだってば!!
だから まぢにあのラストは良かった、 車の相乗りのオチも笑えた、
最高だったと思うハガレンの映画。

見て無いならマヂ見ろ まぢでショーナンロケッティアズイチオシ、
宇宙大戦争なんか見てんじゃねーぞまぢで。
でもエピソード3もガチ ガチだっ
by souka_t | 2005-07-23 14:49 | 映画・ドラマの趣き | Comments(0)
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