人間になりたがった猫


ゲームステマ半分ではじめた朗読も最終回。
ロイド・アリグザンダー著 「人間になりたがった猫」

タイトルからして人間になるために帆走する猫の物語かと思いきや、
冒頭から大魔術師によって猫が人間に変えられてはじまる物語でした。
そのインパクトが強く、冒頭からなかなか読ませる作品で、
大魔術師による人間否定から大きなテーマを叩きつけられ、
結末ではそれをよく消化し、感動的に締めくくっていました。

物語中の注目点は主人公・人間になった猫のライオネル君の
心情の変化でしょうか。物凄く人間に憧れて、人間に変えて
もらったものの、帰ってきて猫に戻ることは前提でいながら、
人間の町で様々な経験を重ねるうちに次第に人間性に
目覚めてしまうという、なかなかにして心温まる展開。

登場人物も変にヒネってなく、
親切な人は親切・変人は変人・悪いやつはド悪い
といった児童文学然とした具合でしたが、
それでも各々個性的で大変楽しく物語を彩っていました。

たまたま図書館でタイトル借りしてきましたが
結構な良書で大満足です。 面白かったです!
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by souka_t | 2015-04-22 06:22 | 文学 | Comments(0)
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