【ノベル】OP-TICKET-GAME


久々のラノベ、2015年最初の本はコレ。
土橋真二朗先生のOP-TICKET-GAMEです。

OPチケットとはおっぱいチケットのことで、
手にすれば書かれた名前の女子のおっぱいが揉める!
というとんでもないアイテム。
本編では学校の1クラス全員がこのチケットを争奪するために
てんやわんやの一大ゲームを展開します。
これがまた、オバカなんだけど、シュールオバカとでも言うべきか、
物凄く面白かったです。

作中3度チケット争奪のためのゲームが変わるんですが、
最初のチケットトレード戦は、なんかボードゲームのピットみたいだった。
クラス中の男子が闇取引きをするが如く慎重にトレードしたり情報収集
したりする描写は大真面目にオバカやってて楽し過ぎる。
中高生はこれぐらいとまでは言わないけど、日々オバカな事に情熱を
燃やして欲しいという私の願望を具現化したような内容でもあった。
学生はやっぱりバカやってこそだろう。

土橋先生の文体は相変わらず柔らかすぎず固すぎずで読みやすいけど、
量子の例えはちょっとクドかったかなー。
ゲームは公平にはじまり公平に展開し、富が集中すると1プレーヤーに
非難が集中する部分を社会風刺的に書ききったところはお見事。
話題の課金ゲームに関しても「金はその人間の能力の一部、
金が悪だとするのは貧乏人の僻みでしかない」
と言い切ったところは爽快だった。こういった感じに所々風刺を利かせてる
のが好きだなあ。全編大変楽しめたと思う。
扉1~2やツァラと比べるとゲーム自体の完成度は低すぎるけど
葛藤や台詞の面白さで完全カバーしてた感じかな今回。
それにしても幼馴染キャラにややキビシーよな先生。
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by souka_t | 2015-01-09 06:28 | ノベル | Comments(0)
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