久々に徹夜にまで及びゲームに没頭。
ニンテンドーDSの新作ソフト
超執刀・カドゥケウス をクリア!!
このゲームは近未来を舞台とした外科手術アクション。
ゲームの歴史で言えば知られざる怪作 ライフアンドデス あたりの
流れに属する内容であるが、あっちはどちらかというとシミュレーター、
カドゥケウスは外科手術を上手くゲーム性に消化したと言える意欲作である。
クリアしてみてのプレイ感想をば、
とにかく外科手術アクションの部分が面白すぎる。
ニンテンドーDSの二画面・タッチパネルってこのゲームのために開発
されたんじゃないかってほどの完成度だと思う。
はじめはADVパートにおまけで手術のミニタッチゲーが付属してるような
内容かとタカくくってましたが、いやいやいやいや ゼンゼン
むしろ ADVパートはおまけのおまけ。
手術パートがあんまり面白いものだから、後半なんかストーリー全然覚えて無い。
むしろ手術を無事終えるためにトライアンドエラーを繰り返して、
プレーヤースキルの上昇と共に先に進む事にヤッキになっていました。
正直 難易度はかなり高いかと思います、初回プレーでノーミスでクリアした人がいたら
たぶんその人はゲーマーの神でしょう。
それでも普通に何度も何度も熟練していけば超えられる絶妙なサジ加減なのが
個人的にこのゲームの素晴らしいところだと思うわけでして、
もう 是非ともDSを持ってる方は一度プレーしてみてほしい。
演出的には主人公が"超執刀"(注:1)に目覚めるところとか、
7番目のギルスを相手にダブル超執刀をかますところとか燃えに燃えでした。
ハズカシながら超執刀発動時とか自分でキメ台詞考えてしまったほど…
「見える! 私にも病原体の動きが見えるぞ!!」
とか
「時よ止まれ 南無三!!!」
夜中だというのに叫ぶ始末 いやーんオバカ。
しかしこのゲームシステム、キャラを間黒男氏にそのまますげかえれば
立派な超手術ゲーになると思うんですが、絶対買った人の半数はそういう
妄想をしたと思う。
今のところ今年最高に楽しませてもらったゲーム2005にノミネート。
ショーナンロケッティアズ的にイチオシの作品だ!
注;1)主人公の類稀なる集中力で時の流れが緩やかになる超感覚。
カドゥケウスの世界ではそういう超人的能力を"超執刀"と呼ぶらしい。
(類義語:ゼロの領域)
ー関連サイトー
超執刀カドゥケウス