トルパドゥール 動画1
物語製造ゲーム・トルパドゥールで
作成した物語を動画にしてみました。

■ユーチューブ版
https://www.youtube.com/watch?v=kvyXbd5gBxI

■ニコニコ版
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23634596


今回のテーマは
【要素】王子・悪者・魔物
【アイテム】ドレス
【イベント】ぬすむ


トルパドゥール自体は聞き手1人を囲んで他各人がそれぞれの物語を創り上げて
競わせるゲームです。
本来は集まってあらすじレベルのショートストーリーをぶつけあうゲームですが、
ちょっとしたネットコミニュティを通してちょっとガチ気味に物語構築の腕前を競う
こともできます。
今回は、この私ショーナンとりっちゃんがテーマにあわせてそれぞれ物語を作成し、
ネット声優さんにどちらかを選んでもらい、朗読していただきました。

現在第二話まで2人で物語台本を作成しています。
動画アップまでの要領が掴めているであろう第3話からは、
身内外から新たな台本挑戦者を募集します。
物語を選別して朗読してくれるネット声優さんも募集中です。
もしいれば、ドッターも。(グラフィック面はわたしがほぼ全部やってて大変なので切実)
驚くべき無報酬なお遊び企画なので、おまえの遊びにつきあってやんよって方
是非、ご一報ください。
ゲムマで作品を買っていただいた方とか気軽に参戦していただけると嬉しいです。



例として、今回の負け台本だった私の作品を掲載。
テキストはこのまんまです。



「ドレスの狂王」


その昔、遥か北の国に三人の王子がいました。
王子達はいずれも聡明で仲むつまじく、国王が後継者を
どの王子にするか迷うほどでした。
ある日王子達は、隣の国でもっともオシャレなエレ姫に
一目惚れしてしまい、三人同時に求婚を迫ります。
すると姫は 
「この世で一番美しいドレスをくれた方と結婚しますわ」
と言いました。
王子達はあらゆる手段を講じて国中の高価なドレスを集めましたが、
どれもエレ姫の求めるもっとも美しいドレスとは違いました。

そして、途方に暮れていた王子達の前に、あやしい黒尽くめの男が現れました。
男は言います
「俺は世界一の盗賊だ、俺に盗めないものは無い、おまえたちの財産の半分を
くれれば、この世で一番美しいドレスを盗んできてやろう」
王子達は藁をもすがる思いで盗賊の男にぬすみを依頼しました。
数日後、盗賊の男は見事にこの世で一番美しいドレスを盗み出し、
王子達に受け渡しました。

ドレスを手に入れたものの、誰がエレ姫に渡すか
なかなか決まりませんでした。王子達が連日議論する中、
ドレスの話を聞きつけたエレ姫が待ちきれずやって来ました。
ドレスを目の前にした姫は言います
「なんとステキなドレスでしょう・・・、ほんのすこしだけ試着させていただけませんか」
王子達はこころよくドレスの試着を許可しました。

満面の笑顔でドレスに袖を通すエレ姫でしたが、
なんとしたことか、見る見るうちにその姿が恐ろしい魔物へと変わっていきます。
角が三本、眼は赤く、背中には無数の透明な針が生え、手の指は8本、足にはヒヅメ。
人の言葉ではない何かをしゃべり出しました。
「まずい、あれは滅びの呪文だ!」
危険を察知した王子達は剣を抜き、一斉に魔物へ飛び掛ります。
一人は魔物の腕を切り落としましたが、強烈な蹴りを受けて死んでしまいました。
もう一人は魔物の腹部を刺しましたが、緑色の返り血を受けて死んでしまいました。
最後の一人は、魔物の喉元をつらぬき、致命傷を負わせ見事魔物を追い払い、
その場にドレスが残りました。

それから数年後、生き残った独りの王子は国王となり、ドレスを城の地下深くに封印しました。
ドレスの魔物の存在を疑った民衆は国王を兄弟殺しの狂王と噂し、長きに渡って
呪われた話が語り継がれました。



長さ的にこれでやや長めの部類です。
短い絵本1冊分ぐらいがちょうどいいと思います。
最終的に朗読してもらうものなので
あまり凝った演出を組み込まないのもポイントです。
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by souka_t | 2014-05-26 21:26 | ボードゲーム | Comments(0)
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