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数エーカーの雪原 その1
Etaroさんと早速数エーカーの雪原を回してみました。

自分がフランス、Etaroさんがイギリス担当です。


序盤、イギリス軍怒涛の南下作戦。
入植すること疾風の如し、
フランス軍重要拠点モントリオール手前まで迫ります。

一方、東部ポートロイヤル付近にて
ネイティブアメリカンラッシュが始まり、
フランス軍が着実に獲得コマ点を稼ぎます。



後半、おびただしく支配権が移り変わるハリフォックスにて
いよいよフランス軍による包囲戦が展開される。
序盤から一時ストックの場へ待機させていたフランス軍の火砲が火を噴く。

これにより獲得コマ12点分をフランスが確保し、
終了トリガーが引かれるが・・・



最後の力を振り絞り、イギリス軍によるゲベック攻略戦が展開される。
これによりイギリス主導による包囲戦が開始されゲーム続行。

しかし、ゲベックはことのほか難攻不落であった。
イギリス軍の猛攻をしのぎ、包囲戦終了。 ゲーム終了となった。



ゲーム終了時の状態。

占領地の数ではイギリス軍優勢に見えたが、
勝利点に直結する地域が少なく、総合点ではフランス勝利という形となった。


総評

対人初プレイを経て、このゲームの奥深さが充分伝わってきた。
これは確かにいろいろと試したくなる。
そして、ウォーゲームの切り口にデッキ構築の当てはめ方が
上手過ぎる。デッキゲームとしてウォーゲームとして、
両方の面で秀逸。
プレイに関しては、重さの大部分が馴染みのない地名への適応
と帝国カードの把握に掛かる時間であるため、数多いアクションを駆使するといえど
ほぼ手札に依存するので、さほど煩雑さはない。
ゲーム構造がかなり難解なため、勝つ方法となると難しい。いろいろでき過ぎる。

逆に、計画性を以って挑まないとグダグダになりうる恐れもある。
このゲームはデッキ構築としてスマートに出来過ぎてる。
ゆえに、少しでもデッキを太らせて圧縮を怠ると、思うように手札が整わず泣く。
万一両者そうなったとすると、たぶんプレイ時間が倍にもなりそう。

ただ、そのあたりを踏まえても抜群に面白い。 傑作だと思う。





最後にトランプゲーム・ぶたのしっぽ。

小学生の時、休み時間に女子が集まってこのゲームっぽいのを
やってたのを見た記憶がある。
黒に赤、赤に黒を合わせてカードを出す単純なルールだが、
場のカードから必要な色を引き当てる度胸試しっぷりはなかなか。
by souka_t | 2014-03-01 07:31 | ボードゲーム | Comments(0)
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