【3DS】勇現会社ブレイブカンパニー


ここ数日毎晩やってた3DSソフト・勇現会社ブレイブカンパニーをクリア。

このゲームは、勇者を派遣して、モンスターを退治したり、
村人の雑用を手伝わせたりする会社経営シミュレーションゲーム。


賽の河原の石積みのような思いもするが、それらも許容するとなかなかおもしろい。

序盤は1パーティーしか派遣できないため、ひたすらバケツで
水を汲んで運ぶ作業をしているようだった。しかも、派遣した先で
選択をミスると報酬は0になって経費だけかさむわ、成功したらしたで
任務後の勇者たちを労わんと話しかけては、「親戚が結婚したから祝儀」
とか唐突に報酬が減るわで、なかなかまとまった資金が作れず
本当にどうしたものかと途方に暮れた。
それも1章が終わるころにはようやくコツが分かってきて、
モンスター退治用パーティーと労働用パーティーを使い分けて
依頼を安定してこなせるようになってくる。すると、やっと面白味が分かってくるのだが、
慣れてきた頃でも、派遣できるパーティー数が2とか3だったりするので、
少人数でのバケツリレー感はぬぐえない。それが4パーティー派遣可能になり
やっと快適になるのがゲーム後半。言うなれば、選択肢に幅ができてようやく
ゲームの本領が発揮されるまでがクソ長い。まさにこのゲームの最大の欠点。
気の短い人なら3章ぐらいで投げてしまうことだろう。

そして、最も難易度を引き上げるのに貢献しているのが、こまめなオートセーブ。
依頼に失敗したり手厚く育てた勇者が退職してリセットしてもほとんど間に合わない。
パーフェクトプレイ気質なプレイヤーは心折れること必至。
だが、自分はこの部分こそがこのゲームの一番の美徳であると思ってる。
突然の理不尽に遭って安定したものが崩れる時の慌て具合、
それを恐れて1手1手が慎重にならざるを得なくなる緊張感、
こういうプレイングが好きな人は、電源ゲーマーには少ないんじゃないかな。
自分はこういう取替えしようが無い理不尽で慌てるゲームは大好きです。

そもそも、ファイアーエムブレムの「死んだものは生き返らない」っていう
ゲーム特性を本気で受け入れてる人なんて少ないと思う。
ゲームにはリセットがあって、ステージ毎にやりなおせる、そういった
甘えがまかり通る穴システムだと自分は思う。ブレイブカンパニーのように
常に上書き保存される仕様にしちまえと前々から思ってる。
緊張感の無いゲームなんて、鑑賞物と何が違うのだろう。
そういったここ数年の電源ゲームに対する疑問に真っ向から切り込んだ
ゲームがフレイブカンパニーなのかもしれない。

ブレイブカンパニー最大の理不尽は、勇者たちの自主退職だろう。
ぶっちゃけ事前に回避する方法が最後までよく分からなかった。
いくら念入りに育てても、やめる時は本当にスッパリやめていきやがる。
モンスター退治依頼で失敗するとほぼ確実に1人はやめていく。
この仕様だけは本当にトガってる。余りに鋭利過ぎる。
同人ゲームならストイックさをアピールしたバランスとも言われるかもれないが、
市販品でこれは、ただ、ただ、マゾい。 耐性が無く時間さえかけて積み重ねれば
なんでもゲーム上のことは解決できると思ってる浅いゲーマーには受け容れられない
だろう。恐ろしいサジ加減だ。勇者なんて派遣の使い捨てでしかないんだ!!




魔王討伐時の記念写真。
無事クリアできてよかった。
最初に入社した勇者は一人もおらんどころか、
5~6期ぐらい人材入れ替えがあった気がする。
恐るべき派遣ゲーだった。
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by souka_t | 2014-01-24 22:08 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
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