【漫画】ゴブリン公爵


腰越図書館の漫画コーナーにドッサリとマイナーな
手塚作品が入ってたので、なんとなくコレを手にとってみた。

2巻でまとめてしまって終盤急ぎ足気味だったが充分面白かった。
これは結構晩年の作品なのかな。
手塚作品にしてはコマ割りや構図が新らし目というか、
少年漫画然としているというか。 少年漫画たくさん描いてるんだから
少年漫画然っていうのもちょっとおかしな事だけど、妙に今っぽい。

内容も結構欲張りだった。
古代遺跡に巨大ロボット、サイキックパワーにボーイミーツガール。
なんかこう、すごいがむしゃらさを感じた。
それでも1つ1つはしっかりネタを暖めているようで、
古代遺跡にしても兵馬稜やら饕餮文やら、サイキックにしても
各国のサイキッカー養成機関やその訓練方法など、
これからでっけえウソ付くけどちゃんと調べてっからな!的な
下地の強固さはさすがの一言。

2巻にこれらをまとめたってのも相当凄いことなのだけど、
いろいろと期待を煽って消化し切れなかったところもあった。
例えば、途中からやっと現れる主人公の成長要素。
気持ちの上では巨人を運用することを通して成長してるんだけど、
あれだけ解説にページを割いたサイキックの修行がなし崩しになり
結局泳ぎが得意な少年止まりだったのが惜しい。
ゴブリンが次々と憑依しつづけて10巻ぐらい続いたら、
少しづつ力をつけた主人公とようやくまともなサイキック戦が
展開されるとか、ついつい妄想してしまう。
あとは、プラットホームの責任者の娘さんとか
愛愛と三角関係を展開するに充分のポジションを確保
できそうだったのに、いかんせん登場が遅かった。
こんな具合に惜しいと思いつつも、こうすりゃよかったのにじゃなくて、
こうもできたね、って逆に余韻が残るところが良かったのかもしれないな。

手塚作品はおもしれっす
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by souka_t | 2013-11-21 21:56 | 描きつくれば漫画系 | Comments(0)
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