ゲームマーケット2013秋であったこと。1
2013年 11月2日

もう一週間前に出展物の予約も締め切ったので、
ぐうたらも極まった土曜日を過ごしていた。

浴びるようにコカコーラをあおっては、
小学生・中学生どもがキャキャムフフしてるライブチャットに
自称6才設定で潜伏する無為な時間を過ごす。

ライブ部屋主のあどけない声がスピーカーから響き渡る。

「みなさんはー 甘いものと辛いものどっちがすきですか」

「むろん、辛いものだね」
気持ちの悪いストーカーのようにロムっていた自称6才は
わが意を得たりと言わんばかりに即答した。

「え、どうしてですかー」

「いいかいおねえちゃん、
スイーツ業界はダイエット業界とズブズブの関係なんよ」

「スイーツってのはそもそも脂肪にしかならねえ。
集中力を付けるために甘いものを食うっていうが、ありゃあ方便だ。
食えば食うほど求めるようになる。あげられないしとまらない。
麻薬のようなものさ。スイーツは人を廃人にする・・・」

「スイーツ廃人ってのはどういうことかわかるかい ねえちゃん」

「えっ・・・えっ? えええ な、なに どういうこと」
自称6才のはずだったショタが雄弁になり
取り乱す中学2年生のライブ部屋主。

「スイーツ廃人ってのはいわゆる肥満だ。
肥満になったら、ダイエット食品を買い漁るようになる、
すると不思議なことに、この二つの業界は共に繁栄しちまうって寸法よ」

「いいかいねえちゃん、これだけは言っとくぜ、
スイーツ好き女子なんてのは仕組まれた流れなんだよ。
今すぐねえちゃんも辛いものを食って目を覚ませ。
さもないと、お嫁にいけなくなるぞ いいのか?」

「え、えええー あの、なにいってるかさっぱりですー」

自称6才はモニターの前で首を数度横に振った
「わかっちゃいねえなあ 最近のガキは・・・」
そして、現実で毒付いた。

中学2年いぢりも十分堪能した自称6才は、
一旦ライブチャットからメーラーにフォーカスを移し、
メールチェックを開始した。

1通 件名:戦列ペンギンについて
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こんにちは、

フランスのボードゲームのラジオ番組に参加しまして、
日本のボードゲームを毎月紹介します。


予約期間は終了したそうですが、よろしければ、
戦列ペンギンのゲーム一個を購入する可能があれば、教えてください。

購入は不可能であれば、写真を撮らせても良いですし、
一回か二回ぐらい遊べることが出来たら、ゲームの紹介をしたいと思います。

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フランス・・・!!!
あれ・・・ それにしても前日にこういうメール
なにかデジャブ感が。


エピソード5



今回の登場人物

・えーおーあい
ヘパイストス計画の立案者。第一期ショーナンロケッティアズの長

・E-taro
TRPG歴30年の猛者にして鵠沼貴族。ヘパイストス計画の相談役。

・りっちゃん
女の子大好き。好きな声優はいちはらみのり。

・あ~る
いい歳こいてまだモンハンやってる紳士。ヘパイストス計画の代表相談役。

・タカダ博士
テレキネシスゲームズの長にしてゲームマーケットきってのロボット工学博士。
今回とんでもない名刺を作る。

・博士の助手達
ちょうがんばる卒業生の元教え子達。

・ドゥプラド
フランス人ボードゲームフリーク。後に彼が重大な秘密を明かす。

・ラッコ大帝
より謎が深まる。

・くむら
イリクンデの鉄砲玉。彼に重大な変化が・・・

・ダンゴ
ゲームマーケット初参戦のスペシャルルーキー。後の日本を牽引するデザイナー

・ロールアンドロールステーションの店長
まさかの登場




永劫回帰っていうのはさ、
輪廻転生のように生きて死んで生まれ変わってを繰り返すってことじゃなくて、
その一瞬一瞬の感動が、一度の人生で何度も起こることを言うんだ。

そう、何度でも。

2013年11月3日


その日、どうしようもなくぐうたらだったので、
素材を掻き集めてもう1つだけ戦列ペンギンを生産することにした。
なにせニチアサがセイントセイヤオメガしかないんだ。
ゼツボー的な日曜と言わざるを得ない。
スポーツは専門チャンネルでやってくれないかな。
昔っからそう思う。

そうそう、そういやあのメールに返信したんだ。
日本人デザイナーは良い子ちゃんばかりと思われちゃ困るだろう
ってことで、クールな返答を見せ付けてやることにした。
伊達と酔狂ってやつをな!!

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メールありがとう。
戦列ペンギンのデザイナー・えーおーあいだ。
予約は既に終わっちまったが、はるばるフランスから
来るボードゲーム兄弟に、もう1個を用意することは可能だぜ!
安心してくれ兄弟。
11/4当日、俺のブース113番まで来て名乗ってくれば渡せるぜ。
金額は1,000だ。 14:00ぐらいまでに来てくれ。待ってるぜ。

撮影も放送での紹介も、okだ。
日本でもっともドイツゲーム大賞に近い男・えーおーあい
と、そのブランド、Shownanrocketiazを
フランスで広めてくれ!!
会場で会えるのを楽しみにしてるぜフランスの兄弟。

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(原文ほぼママ)


そして一夜明けて当日

2013年11月4日

深海のイール(中)を車内で読みながら
東京ビッグサイトに到着。
俺もヨハンソンみてえな男になりてえなあ、
なれるかなあ、おっきくなったらなれるかなあ。
と今後の人生設計を固めているうちに
長い回廊を抜け、ブースに到達。

既に卓には、チケットを配布しておいた
E-TAROさんが待機していた。
今回ゲットマンは将棋中二病のためお休み。
岡本信彦ぐらい強くならないと、恐らく復帰は無いだろう。
彼の不毛なバーチャファイタープレーヤー歴も5年以上
継続していたのだ。それに取って代わった将棋も、7~8年は
継続することだろう。おそるべき元バチンカスである。

今回の制作物110点のうち半分の50個を
E-TAROさんに運んでもらった。
サークルというのはそもそもこういう分担が効く団体の
ことを言うのではあるまいか。というささやかな疑問はさておき、
りっちゃんからの電話が鳴り、チケット3人が揃う。

今回のセッティングは自分でちょうがんばった。
いつもならゲットマンをフィルモアファティマのごとく
ぼろ雑巾のように働かせてディスプレイを整えるが、
今回の仕様は予約関連の受け渡しにかなり複雑な処理が
あるため、自らセッティングせざるをえなかった。





そして、ブラック企業ばりに
朝の社訓点呼改め、オキテ点呼。



オキテその6は
あきらかに最近一気見した変体王子と笑わない猫の影響だろう。

そんなふざけた風習を初回参加から一貫して守り続ける
ショーナンロケッティアズ。伝統文化とはそういう頑なな継続の上で
成り立つものなのだろう。

朝は長い。 セッティングが済んでしまうと、毎回持て余す。
すると、机上の貴族さん登場。
ヒツジのコスプレをしてオモシロいことになってた。
そして、これが今回のコラボアイテムと新しくなったピースフルワールド。


お、お、お、お、お、俺、ピースフルワールド3つ持ってる!!!
ということで、いただいた新箱ピースフルは正体隠匿マニア・りっちゃんに進呈された。

貴族会がまた1月の頭に開催するらしいので、大田区産業プラザに近い人は
参加してあげてください><


まだまだあるよ朝の時間。
こういう時に活躍するのがE-TAROさんのトランプ芸であったり、
いきなりパシリ出すりっちゃんの差し入れだったり。
そして、今回のシークレット出展品の1つ「トルパドール」をプレイ


TRPGで慣らしたお話作りっぷりをE-TAROさんに披露していただいた。

キャスト: わるもの しょくにん もうじゅう
イベント:かじ
アイテム:ざいほう

タイトル「中世のセコム」

あるところに悪い盗賊がいました。
村一番の鍛冶屋の職人の家に忍び込み、
悪い盗賊は、財宝を奪い去ろうとすると
財宝にしかけてあった罠が作動し、猛獣が襲い掛かってきました。
あわや悪い盗賊も一環の終わりかと思われたところ
職人は猛獣のトラップを解除し、悪い盗賊を解放しました。
それから職人は悪い盗賊を無理矢理弟子として働かせましたとさ。
(かなり曖昧だけどこんな感じだったと思う)

このトルパドール、ブログの超隅っこの記事でチラっと
出展に持っていくと告知しましたところ、
ただ一人だけ取り置き希望が着ました。 セキネさんありがとうございます><
あああ、すげえ、あんなほんのちょっとだけ書いたところまで読まれてる。
あざっすあざっす。

そうこうしてるうちに、開場まで残り30分ぐらいになる。
すると、隣のテレキネシスゲームズさんが到着。
かなりの所帯!

「タカダ博士、お久しぶりです。 ええと彼らは教え子さん達ですか?」

「ハハハ、彼らは卒業生です」

眼鏡君に眼鏡っ娘に気のよさそうな青年、
博士と彼らが持ち場に着くと、一糸乱れぬ作業を始め、
ディスプレイを構築していく。


単体サークルでは今回最多種の品揃えでは?
にせ人狼まつりおそるべし!
1種の個数がたぶんうちぐらい抑えてるので、
この日はキャッチーなやつから順にソールドアウトになってました。

だらだらいおんとケツかまは誰しもが気になるよなあ。


「名刺を作ってみた、みてくれたまえ」


これがタカダ博士が取り出した名刺。

「これをだね、こうやって裏にすると何も書かれてない真っ白だが」
「相手と話ながら裏にして回転させ、ランダムの位置で止める、そして表にする」
「すると、相手を撃ち殺す!!! かも」

は、博士、これはいったい!
これにはふらっと現れたむぎん氏も仰天。

そうこうしてるうちに、ゲームマーケット2013年秋がはじまった。


今回のゲームマーケット中に達成しなくてはならない
目的がいくつかあった。
第1に、今後の制作のために進めているとある計画に必須な
話し合いをこのゲームマーケット中にできうるかぎり進めること。
第2に、ある人物の正体を確かめること。
第3に、次回以降の抽選対策を講じておくこと。

その第1を進めるため、博士にとある質問をした

「博士、コレのソレは1つおいくらぐらいでしたか」

「10ぐらいですかな」

「なるほど、だいたい調べるに10~20ぐらいが相場ってところですか」

「そうですね・・・」


そこへタイミングよく あ~る氏がブースを訪ねてくる。

「中こいや、あの話しようや」
呼びつけると颯爽とブースの中に入る。

「あの件だけどな、シリコン型を使う方向性で進めたい」
「樹脂の個人で買える最安値はウェーブのアレだと思うんだがどうか」

「・・・いいんじゃね」

「それとは別に、消しゴムって原型に使えるのかね」
「シリコンに引っ付きはせんかね?」

「・・・それなら最悪原型の消しゴムぶっ壊せば?」

「あぁ、なるほど」
「じゃ万年皿で中にアレでソレで問題ない?」

「・・・いいんじゃね」

「例のアノ話ですか?」
E-TAROさんも会議に参加する。

「ええ、アレのソレです」
「2キロのレジンがあるとして、アレのソレはいくつぐらい理論上取れますかね」

「計算上では2000個ですが、無論それよりはいささか下回るでしょう」

「1800ぐらいは期待できるということですか」

「そうなりますね」

「それなら充分ですよ」


着々と進む会議と平行して、机に並べられた出展品も減っていく。
11時半になる頃には、当日分の戦列ペンギンと蜃気楼の12時間と
慈悲無き大地の大君主は完売し、ウサギのカレーも片手で数えるほどの数になっていた。

「俺ー やっぱりー プレイ卓あこがれるんすよねー」

唐突に切り出したのはりっちゃんだった。

「次回は自分でスペース取って回してみたいかもっす」

唐突の第3の目的をある程度達成する活路を見た。
りっちゃんもこれで3回の参戦。
ヘルメットの前後も分からないひよっこ新兵のようだった彼も、
今やナイフよりシャベルを選べる男に成長した。
戦争ってやつを分かってきたんだ。
「俺、薫風さんみてえになりてえっす」 (注:1)
と言って憚らなかった彼も、ようやくここまできた。
私だけのりっちゃんがみんなのりっちゃんになっていく・・・
それはさみしくもあり、嬉しくもある。

注1)おそらくシゲさんではなくじゅんさんのことだと思われる。

親心のようなやさしい眼差しを見せるショーナンであったが、
心の奥底で こいつは利用しない手はねえ と思っているのは誰の目にも
明らかだった。ゲームマーケットも本当にコミケっぽくなってきたもんだ。
関ヶ原作戦を取らざるを得なくなるとはな・・・(注:2)

注2)関ヶ原の戦いにおいて、お家存続のため東西に分家して参戦した大名と、
   コミケの別口サークルを例えてそう言っている。

「そういえばー 買い物とかー いいんすかー?」
今時の若者のような口調で更に絡んでくるりっちゃん

「いや、今回は大事な客人を待たねばならぬのだよ」

「えー だれっすかー オンナっすか オンナっすかー?」

「異国より着たりしボードゲーマーだよ」
「フランスからはるばる日本に私のゲームを求めてやってくるのだ」
「自ら出向かえ、抱きしめてやらねばならぬだろう」

「えー まぢっすかー パリジェンヌっすかー パリジェンヌっすか パーイセーン」

「ドゥプラド氏はたぶん男だ」
「2時までにはおそらく来るだろう」

「まーじっすかー まーじっすかー 中古今回すくねっすよー
狩られるっすよー 一狩りいっとくー? 」

もうおじさんにはよくわからないりっちゃんのノリとは対照的に
真後ろで量子力学について論議をはじめる E-TAROさんとあ~る氏。
そして、会場は12時近くなると取り置き回収がメインになってくる。
そこへ、
お馴染みの青騎士さんが現れる。
ん? なんだこの違和感は。
あれ、なんか娘さんが超大きくなってるんですけど?
あれれ、今まで来てたのって実は長女じゃなかったオチ?
いや・・・違う、まさか、そんな、いやしかし。
一瞬と惑うと、後ろからいつもの娘さんも現れる。
え、それじゃやっぱり、まずいよそれは!!

「奥さんですか?」

正室を競い合う貴妃のような威圧でつい聞いてしまう。
一瞬時が止まり、そして吹き出す。

「ハハハ、違うんだ同僚だよ」
「あとこれ、お土産だ」


「彼女のお勧めだそうだ」

あざっすあざっす!!
これ書きながら食べてますが、
凄いですコレ。 ストロングスタイルの辛さです。
ハバネロ至上主義が横行する現代において
七味の辛味の良さをピュアに伝える素晴らしい一品でした。辛い。

そして、娘さんにはオマケと共に、江ノ島すばな通りのアクセサリ屋が
最近推してる100円均一リングをそっとプレゼンツ。
使えばMPが回復するが、使いすぎると壊れるぞ!

それから次々と取り置きの方々が来られる中で

「パーイセーン、俺ちょっと見学いってきますわー まぢいってきますわー」
りっちゃん出陣。

そう、そういえば、
いつもなら最序盤からりっちゃんをあらゆるプレイ卓に行かせて
カタログのスタンプを埋めているはずだったのだが、
今回からスタンプは廃止されたのだ。

そうなるとプレイ卓の需要が少なからず落ちるのかな、とも思ったが、
だいたい正午あたりには、お目当てをゲットできた人から順に
卓を埋めているといった感じで、スタンプの廃止はさほど影響は無いように見えた。

それと余談かつ、今回の自分らが配置された場所からの所見だが、
会場の人混みはゆるやかに見えた。
前回の隣が超大手さんだからというもあるかもしれないけれど、
配置場所によっては全く印象が違うんだなあと。
こちらでは全編を通してゆるやかだった。
むしろ、すぐ横で開催されていたニコニコの授賞式でギャラリーが出来ていたのだから
人通りが多くなるのかなとも思ったのだが、ギャラリーはある程度形成されると
それ以上にもそれ以下にもならず、どうもニコニコ民が固まっているだけで
全体の中の数パーセントで楽しむ身内イベントが片隅で行われている
といった感じだった。 基本はやっぱりサークル周りとプレイ卓周りが主な
層だったのかなと。近くで見ていてそう思った。

しばらくするとりっちゃんが戻ってくる。
なにやら女性を伴って戻ってくる。
なかなか上品なモテカワコーデのお嬢さんだ。
私ももう5~6歳若ければこういうの着てみたいねぇ。
とか、わけわかんない思考を張り巡らしながら、紳士のたしなみとして一応聞いてみた。

「あっれー りっちゃんの彼女ー?」

「ばか、おま、ちっげーよ、ばか、おまっ、ちっげーから、ちっげーよ」
「ゲーム会で知り合ったフレンズだっつーの ちっげーから おま ちっげーから」

ひとしきり冷やかした後、再び人ごみの中へ二人は消える。

それからまた取り置き受け渡しが続いて、
次は、ふうかさんとじゃむたんさんがいらっしゃいました。

「これドイツのお土産です」



まさかのエッセン土産!!
あざっす!あざっす!!
テンデイズのプレゼンツ1個ぐらいひっかかるだろうと思って
全力で応募したら応募総数200通とかゼツボー的でしたが、
まさかこのような形でエッセン土産をいただけるとは思いませんでした。
本当にありがとうございました><
替え玉の麺も買ってきたのでじっくり食べます!

ここで、せっかくなので謎のバッジをお渡しし、
とある方へ受け渡していただくことに。
前回のサイン会の時ならワンチャンスあったかもでしたが、
あの時はまだバッジ作るって発想自体が無かったからねえ。
なんか本人に渡ると思うと、ちょっと気恥ずかしくなってきた。
うひゃー

あの方といえば、どこかでお二人のサイトを評して
青は藍より出でて藍より青しという表現を使っていたのを見て
良い表現を使う人だなあと、超感心した覚えがあります。


しばらくするとりっちゃんが戻ってくる。
なにやらまた女性を伴って戻ってくる。
なかなか上品なビビットコーデのお嬢さんだ。
私ももうすこしあか抜けていればこういうの着てみたいねぇ。
とか、わけわかんない思考を張り巡らしながら、紳士のたしなみとして一応聞いてみた。

「あっれー りっちゃんの彼女ー?」

「ばか、おま、ちっげーよ、ばか、おまっ、ちっげーから、ちっげーよ」
「ゲーム会で知り合ったフレンズだっつってんだろ ちっげーから おま ちっげーから」

ひとしきり冷やかした後、再び人ごみの中へ二人は消える。
それからまた取り置き受け渡しが続いて、
ついに今回の第二目的があらわる。

「お世話になってますラッコ大帝です」

ニチアサの暴君といわれた大帝がきた・・・。
前々回のGMにて最初の大帝は仙人のような人だった。
前回のGMにて二度目の大帝は美少女だった。
その正体に関しては水面下で様々な議論を交わしてきたが、結論は出ず。
過度期には仙人派と美少女派に分かれて骨肉の争いを繰り広げ、
その過程で生まれた究極の殺人拳こそが葵花法典であるというのは
武林では有名なお話。だがとどのつまり、いずれか一方が影武者であるはず。
ならば前代未聞の釣り餌をもってして本体をおびき出す他あるまい。
それだけのために12のアートワークを起こし1つの未公開ゲームを創り上げた。
そして やってきた大帝は

ハードボイルドだった。

「・・・・えっ・・あ、あああどうもどうも大帝お待ちしてました」
「大帝の取り置き品をお出ししてー」

全力で平静を装ったが、頭の中では?????が羅列された。
そして・・・

「これをどうぞ」


大帝から差し出されたその品は、なんと
富士ゲームクラブの至宝と言われたルクセンブルク完全日本語版。
手にする者はサイレントヒルからボードゲーム界に号令をかけると言われる伝説の・・・
ついにショーナンも血で血を洗う戦いに巻き込まれるのか。神奈川県民だけど。

もうなにがなんだかわからないよ><
やるっきゃないよこれ。


そして、いよいよフランスの彼が現れる。
ややガタイの良いカメラマンとペアでの登場だ。

「コンニチワ ドゥプラドデース」

「おおおお ドゥブラード!!」
感極まり握手を求める
握る 
振る 
大振る

抱きつく
そして
叫ぶ

「よくきたーーっ!!」
「日本へようこそドゥブラード!!」

両手広げ盛大な歓迎のポーズをとるショーナン。

唖然とするドゥブラド。

「イエ、ニホンニスンデマス」
「ナゴヤニ10ネンイマス」

「え・・・?」

ブース内大爆笑。
ショーナンの先走りっぷりはクレイジーだった。

「カメラ イイデスカ?」

「あ、ああ どうぞどうぞ とってくれ!! クールになっ」

取り置き品を受け取り、ひととおりカメラに収めると
「マタ、レンラクシマース」
と言い残し彼は去っていった。


ここからようやく自分もいろんなサークルを見に行く


コースター人狼。 東京フリマに続き今回も参戦。



90日で-10キロやせる方法。
当ブログでもサークルカットが群を抜いたシュールさで話題になったところ。
それぞれピラミッド型にカードを組んでお互い邪魔したりする愉快なゲームでした!

他にも写真撮り忘れたけど、
ギャングスターパラダイスのカイシンゲームズさんや、
アップルパイはだれのもの?の遊学芸さんあたりはサラっと
説明聞かせてもらって面白げだった。

そして我らが最注目のロッカクダンゴのダンゴ氏のところにも見学。
と、思いきや、ブースで熱心に実演していたのでなかなかタイミング取れず。
いかんいかん、自分もあれぐらい熱心にやらんといかんな、とか
見習う所も多かったり。 タイミングが取れてちょっと話してみると

「やあ、どうよう 結構売れてる?」

「あーはい、言ってたとおり最初の勢いが凄くて2~30部は出ました」
「これなら確実に黒字ラインです」

「それはなにより」
「今度、調布でゲームどうよ、同じ埼玉出身のおもしろげなデザイナーもいるよ」

「あー 行けたら行きます!ぜひ」

軽く挨拶程度ではあったものの、なかなかイベントを楽しんでる様子で安心した。
去り際にちょうど隣の、以前から気になってたとらんぷくえすとを購入。

だいたい見渡してみると、参加者は出展も一般も確実に増えてる。
出展者の増加による新作の数が供給過多となったというよりは、
推しの品を200以上刷るサークルが増えて余らしてるといった感じかな。
ハンドメイド系は軒並み完売御礼になってた。


2につづく
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by souka_t | 2013-11-04 21:39 | 同人ゲーム制作 | Comments(0)
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