【PC98】機装神伝ゲンカイザー クリア感想

このゲームを買ったのは、確か高校生ぐらいの時だったかな。
ちょうどウインドウズ移行期ぐらいで、家庭用も32ビット機が定着し始め、
ドゥームが流行って日本でもコアゲーマーに洋ゲーが浸透してきたり、
電源ゲーム関連はどこを見ても活力がある時代だった。
それだけ賑やかだっただけに、この「ゲンカイザー」は、当時そこそこ遊んで
積んでしまった記憶がある。

今こそクリアまでやろうってことで、ここ最近1日1ステージぐらいの
スローテンポで攻略し、ようやくエンディングまで到達。
いやはや がんばった

このゲームは、ファーランドストーリーでPC・SRPG界の
一世を風靡したTGLが出したロボットアニメ風のSRPG。
オーソドックスな見下ろし型のスクエアマスでユニットを動かす
シミュレーションゲームだが、
すばやさ順に行動・一方的に攻撃で反撃無し・HP0になっても回復で復帰可
などなど、かなり他との差別化を図った箇所があり、ユニークな造りとなってる。




これがオープニング。
昔のPCゲームはタイトル画面の項目に「オープニング」があったりする。
ゲンカイザーもそういった任意で見るタイプ。

当時のものにしては結構アニメーションをするため、
気合の入った造り。一見の価値あり。



これが最終ステージ。

このゲームは基本的に力押しSRPGで、
ステージの地形を活かしたギミックや、敵の増援・奇襲などの
サプライズに乏しい。
で、ラストも力押しかと思いきや、ラストだけ敵の無限沸きギミック。
あまりにも全編変化に乏しかったため、軽く感動してしまうほど。
しかし、出現ポイントを簡単に埋められるため、そこまで難所でもないという・・・


後半突然に加わる最後の仲間にして
最強のメカ・ゼンカイザー。
ゲームのバランスブレイカーな存在で、
加入時からレベルマックスでハイスペック。



これが主人公のゲンカイザーとそのパイロット・ゲン。
ロボットアニメのお約束どおり、ゲーム後半からは
機体がパワーアップ。


これがラスボス。
必殺攻撃の台詞ウインドウで 「TGL」 と出るのはご愛嬌。





感動のエンディング。
人間界に帰り普通の暮らしに戻る主人公。
ド鉄板の王道展開だ。
エンディングクレジットには、後のリーフを起こす
水無月徹さんこと竹中崇も名を連ね、
パッケージデザインは90年代アニメファンなら
知らない人はいない中原れいさんも!!



・総評

当時積んだ理由も納得のマンネリシステム。
いろいろ、こう、差別化や簡略化を狙った結果、
面倒くささだけが残ってしまったという感が否めない。
いろんなところから少しづつ文法を失敬して、
何者にもなれなかったゲームシステムだ。
例えば、敵にしかいない飛行ユニットに対して
主人公側は少数の対空能力があるユニットでしか攻撃できない、
こういった部分は、ウォーシミュレーションのアンチ兵器的な発想だが、
こちらでその対策に割くリソースを調整すべく編成の要素が
皆無であるため、強いられてる感が強い。
敵飛行ユニットが4機に対して対空能力がある自軍ユニット2機で
対処する場面などが多く、それらが1~2撃で落ちるような耐久度でない
硬い数値設定なのも後押しし、とんでもないイラつきを覚えさせられる。
それが1~2ステージだけのジレンマなら納得するが、
中盤以降ほぼ全てのステージがこんな具合だ。
なるほど、当時の自分もこれは積む。
しかしながら、それ以外はかなり緩いルール満載。
ユニットの状態が正常と大破の2種類があるが
大破しても通常の回復で復帰する。実質HP0の状態の
リスクは1ユニット行動をスキップされるだけなので、
さほど恐れるほどでもない。壁役がぶっ壊れそうになったら
回復ではなく、ぶっ壊れたら回復でも良いぐらいなのだ。
壁役ユニットがぶっ壊れても残骸が残るため、
壁であり続けるという部分も特筆モノ。
しかもアイテムによる回復は敵ユニット行動中以外は
いつでも何個でも使えるため、物量押しもかなり有効とくる。緩い!
そんな具合に、シビアな対空ルールとゆるゆるの他いろいろで
相殺されて、面倒くささだけが残ってしまったという訳だ。
本編やキャラメカデザインは、ワタル・グランゾート・ラムネ・リューナイト世代には
ドストライクなのに惜しい。惜しすぎる。今やってもかなり苦行のゲームです。
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by souka_t | 2013-10-27 08:59 | そこはかとなくゲーム系 | Comments(0)
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