後半

■スマイリーフェイス  デザイナー・ブルーノ

○○をするゲームというような説明がしづらいゲーム。
なんだろうねー、提示された各色のパワーポイントの制定を見ながら
カードを1枚づつ出していって、一番総合パワーが大きい人が
そのラウンドの点数をもらえるゲームかな。
それで、カードで勝てそうに無いと思ったら他者に乗っかって行き
ラウンド点の獲得権を破棄する代わりにラウンドに勝ったプレーヤーに
乗っかったらシークレット点がもらえる。

ほら、なんか字に起こすと全然面白そうじゃないだろうコレ。
この面白さは字面で伝えるのは困難だと思う。
インストの時も出だしでの掴みがイマイチで困惑した。


しかしながら、
やってみるとこのゲーム、存外面白い。
手札がゴミカードだらけなら、勝ちそうな奴に
託してラウンドを降りるというのが基本戦術だと分かってくると
強烈に面白くなってくる。そして、ラウンドを重ねて
手札を整理して行き、得点が高くなる終盤ラウンドで
一気に勝負に出るアツさはなかなかのもの。
だが、このゲームの特殊カードの半分ぐらいが
効果絶大過ぎる節がある。一気に状況がひっくり返る事も多々。
それが故にパーティーゲーム色が強くなってしまったきらいがあるが、
基本ルール自体の完成度はかなり高いと思う。

そして残念なのがテーマだ。
いろんな表情が描かれたカードに色違い以上の意味は無い。
テーマは無いに等しい。
強引にでも意味深なテーマを付属させるべきだったと思う。
パッケージやカードのアートワークがこのゲームの魅力を
完全に消してしまっている。
テーマ皆無のゲームに使用するにはあまりに惜しいシステムだ。



■ヒスパニョーラ  デザイナー・シャハト

あまりにアバンギャルドなパッケージアートに魅了されて
ゲムマの中古ブースで買ってきたゲーム。
海賊をテーマにしたトリックテイキング+ボード上でのイス取りゲーム。


今回3ラウンドやってみたが、
なかなか乙なトリックテイキングだったと思う。
トリックを得た色の海賊船にコマを置いて行くことを繰り返し、
海賊船の船長や船員の地位を確保しプレーヤーが毎ラウンド得点する。
このようにトリックテイキングにボードを使用して
アートワークで派手な造りを見せる一方、トリックテイキング自体の
渋いプレイ感はまったく損なわず、どちらかというとやっぱり渋いゲーム。

保険をかけて3ラウンドで終わらせる体でプレイをはじめてしまったが、
点数の伸びや縮み具合が少しづつ出てきて逆転もあったりで面白かったので
5ラウンドぐらいやっても良かったかな。
次回やるなら5ラウンドでやりたい。

1つ残念なのは点数表記に筆記用具必須なところ。
ボードの端っこを得点マスにしろよシャハト(^∞^#)ピキピキ



■レディースオークション デザイナー・えーおーあい

写真撮り忘れた。 昼時となりダンゴ氏とあ~る氏が
そろそろ帰ると言うので、最後に我が最新作のテストプレイ。
行き当たりばったりで考えたダイス競りシステムがわりかし
機能し、短時間サックりやるゲームとしては悪くない感じだった。
問題はダイス18個必要な点。 カードのみで500円にして
ユーザー側で18個ダイス用意してください ってアリですかね。
作品としては完成が見えてるのに、売り物として考えると悩ましい。



■ナッシュ  デザイナー・シャハト

ゲットマンが5時間ぐらいバクスイした後で
ナッシュをワンスモア。2人だとより短時間で終わってしまうが、
その手軽さも相まって楽しい。 やはりお気に入り。

プレイ後、その日一日匂わせていた
将棋趣味に開眼した俺カッコいいだろオーラの経緯について
ゲットマンは静かに語り始める。

「あれは数ヶ月前だったか、電脳戦を見たんだ」
「そうしたらなんとなく将棋ってやつをやってみたくなったんだ」
「やってみると、将棋ってやつは一切の運の要素が無い
本物の実力勝負だってことがよく分かったんだ」
「それからだ・・・アイドルの、特にハロプロの子のラジオを
聞きながら毎日CPU相手に将棋を打ち始めた、毎日だ」
「将棋を打つごとに強くなる自分を実感し、それが楽しくて
しかたがなくなってきたんでバーチャはもうやめた」
「今は将棋が俺の全てだ」
「実力? ああ、ハム将棋に勝ったよ」

月下の棋士とかハチワンダイバーの読み過ぎで
中二病が再発しちまったのかと、はじめはコバカにしていたが、
彼の目は本気だった。
考えてみれば、昨今の世間を賑わすゲームとは
間逆を行く伝統ゲームに魅了されたのだろう。
有料DLCやら課金やら、いつしかゲームをやる人たちは
実力勝負というものを忘れて行き、かけた時間と資金による
不毛な戦いに投じる一方である。
そういうことなんだろう? と問いかけると

「え、違うけど」

と、何言ってるんだコイツという目でこちらを見たゲットマンを
決して僕は忘れない。



残念なことに僕は囲碁派だ。
いずれ囲碁の素晴らしさも知って欲しい。



■フラットエクスプレス   デザイナー・カイル
ラストは電車のゲームやるしかないだろうってことで、
2人でフラットエクスプレスでしめた。

このゲームは貨物列車で荷貨車を駅間で運ぶゲーム。
カードを貨物列車に見立ててカード同士を少し重ねて
連結を表現したり、一見シンプルに見えてカード1枚に情報量を
詰めまくってるのにアイコン表現が見事で煩雑に感じない
デザインなど、所々ユニークさがある。

ソロプレイでやっていて感じたソロ感が強すぎはしないだろうか
という懸念は2人でやっても実際強く感じた。
3人4人なら配送ルートが重なることも有り、ソロ感は薄まる
ような気もするが、このゲームの手番時はあまりに悩ましく
長考しがちなため、3~4人だと相当な時間がかかりそうではある。

とにかくアイディアが凄いゲームなので、
1度でもソロで回してみることをオススメしたい一作だ。




いやー、一晩ぶっつづけで遊び倒し、
一年分ぐらいのプレイを消化した。
ゲムマ秋までゲームやらなくても生きていけそう。
もはや向後の憂い無く作品量産ができるってもんだ。

それと今回登場の埼玉の新キャラ・ダンゴ氏は
ゲームマーケットで「ロッカク・ダンゴ」というサークルで
一般ブースで参加するそうです。
なかなかキレのあるゲームを出す様子なので
応援したげてくだちい><
 
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by souka_t | 2013-09-23 21:42 | 日々よしなし事系 | Comments(0)
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