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イリクンデパーティー4に行ってきました。

ゲームレポートを山盛りに書く前に、
前座や面々とのやりとりを脚色するところ、
もはやこの一枚でいいのでは思った、第四回。

このミロのビーナスのような曲線美をご覧いただきたい。
そう、どうながねこぞくのケツ爆弾でお馴染みのザキちゃんです。
ぴよらっとTシャツの「やめるんだ」がステキ。

それじゃあ、ミスボドばりのゲームレポートいってみようかっ




■かくにゃんぼうダイス

GM2013のかわいい系ゲームの中でも
高い人気を誇った「かくにゃんぼう」のスピンオフ作品。
基本ルールはかくにゃんぼうの神経衰弱ベースを踏襲し、
お題カードが3つのダイスへと変わった。

ダイスロールはそれだけで楽しい。
キッズとやるにはこっちの方がいいんじゃないかな。
得点を記憶する手段を用意しなくてはならないけれど、
こちらのほうがシンプルなルールで遊びやすいです。

今回3人でプレイ。
「 しっぽ! にくきゅう! 手!」
「手じゃなくて それ足だから!!」






■羊と狼のピースフルワールド

我らが貴族様の新作にして、
類を見ない巨大なカードで界隈を震撼させた快作。

配られたカードを自分だけ見えないように頭上に掲げ、
自分が狼だと推測するなら ガオー!
自分が一番小さい数字の羊と推測するなら メェー!
みんな羊と思ったら ピースフルワールド!
とそれぞれ叫ぶ。 既にルールの時点でオモシロイことになってる。

巨大なカード自体からもビンビンにオモシロオーラを放ってますが、
ルール読んだだけでも「ああこりゃオモシロ確定だわ」と思わせる
インパクトがある。それでずっと脳内シミュレートを重ねてきて
今回ようやくプレイしたのですが、
期待どおりのオモシロっぷり。テンションがあがるあがる。

慣れてくると推測が高速になるので、
もはや話を持ちかける余地など無し。
超ハイスピードにゲームが進行する様は、
椅子取りゲーム・フルーツバスケットをやっている感覚だ。
MAX5人でプレイしたけど、これは愉快痛快。


見よ! この迫力の巨大カード!
マウスパッドじゃないぜ


貴族様はマニュアルも面白い。
ゲーム用語解説から垣間見る
貴族様達のキャキャムフフとこのゲームでたわむれるお姿。
なんと雅な!

愚民の一撃全国大会
いくっきゃねえだろう もう



■ウサギのCurry

ショーナン持ち込みの試作。
3枚手札で残したいけど1枚まわさねばならぬ刀狩ドラフトと、
単品出し組み出し二重出しを合わせたヴァリアブルバッティング、
既存のシステムをカレーのように煮込んでみたスパイシーな作品。

無事にゲーム回りました。テストプレイありがとうございますっ!

でるぜえ、だしちゃうぜえ、東京フリマでなっ!




■アンコールワット

各々土地ボードを持ち、
5つの手持ちタイルの中から2つのタイルを配置するゲーム。

コンポーネントがやたらめったらそそり、
豪華なだけに重たいゲームなんじゃないかという
予感に反して、ルールがまぢその二行。
そして、文明ゲームの皮をかぶったウォーゲーム
なんじゃないかというぐらいの他者攻撃上等っぷり。
言うなれば、森で敵地に攻め込み、水で集落を守るゲーム。
まぢほんと、これ遺跡ゲームじゃねえから!!
むしろシヴィライゼーションから文化系要素抜いて、
街だけ作りつつ軍事ユニットぶつけるゲームだから!

衝撃のシンプルさと容赦無さに魅了され2度プレイ。

3人でのプレイはよくよく三者三様に潰し合い、
4人でのプレイは一方が凹み、一方がノーマーク繁栄した。
多人数マルチでは攻撃方針が偏るが
おそらく2人用では手数が同じなだけにガチゲーになる予感。



このおにゃのこタイルを5枚引くとゲームが終わる。
初期タイルに高確率でまじって引きなおすのはご愛嬌。

アンコールワット、これ直接攻撃と生ファックが大好きな
ゲットマンさんが嬉々としてプレイしそうなゲームです。

僕も好きです。



■ラブレター人狼

ラブレター的なキャラクターとゲーム進行で
人狼をするゲーム。たぶんそれであってる。
ナンバー順にアクションを実行し、
赤陣営なら大臣を始末する、青陣営なら旅人と姫を始末する
ことをそれぞれ目指す。

1プレイ2プレイでは、自動的にゲームが展開する感じで???となるが、
3プレイ目あたりから潰し方や吊り上げ方のセオリーが分かってきた。
多分にブラフを介在させる隙間があり、プレイ中の口プロレスは
まさに人狼のそれ。

結構な多人数でプレイ。
なぜか開幕で大臣カミングアウトが恒例となった。
「おれおれ、おれ大臣!」
「わたしが大臣です」

大臣詐欺にご用心!



■蜃気楼の12時間

拙作2つめ。
ボー研の方々に多くのご意見をいただき、
試作バージョン2になって登場。

12時間の宴が始まる
館の主人である英国紳士はとどこおりなく宴が終わることを望み、
怪盗紳士は宴に紛れて館のお宝を狙いにやってくる。
探偵紳士は怪盗を捕まえるために雇われ、
宴当日には人の血を求めて殺戮紳士がやってくる。

ショーナン初の正体隠匿ゲームにして、
度胸試しのデスゲーム。
そしてまたもや4人専用という自分でテスト無理ゲー。
テストプレイほんとうにあざっすあざっす。

予想以上に死んだ。
問題点を多く抽出し、バージョン3へのアップグレードも
見えてきました。 秋には間に合いそう。
試作バージョン3はフリマにも間に合うかも。



■ファンタジーなテーマのゲーム(タイトル未定?)

ドワーフ・エルフ・オーガのいずれかの勢力となり、
素材や製法を集めるゲーム。

カードには直接勝利点に関わる数値や条件が
記載されていて、それらの山札がプレーヤーの数分と
中央に分配配置される。
ゲームプレイではその中から一箇所を選び2枚ドローして1つ取って
もう1枚オープンして置くか、既にオープンされているカードを1枚取る。
やること自体はたったそれだけを全山尽きるまで繰り返すだけ。
至って簡単だが、陣営の要素があるため、何を優先するかか悩ましい。
そして、それぞれ陣営が隠匿されているため、その選択行動が結果的に
有益なのかどうかもその時点では分からない。

5人で1プレイ。
最後にエルフ勢力がボッチだったことが明かされるが、
効率よく得点とボーナスが噛み合い大量得点。
オーガ・ドワーフ共に2人づつ存在したものの、
取り合って点数が分散したりと、味方がいれば有利というわけでもないことを
示唆していた。
勝つためには同勢力の目星を立てるのが最重要っぽく、
たぶんボッチ勢力が効率よくコレクトするのをブロックするのも重要っぽい。
勝つとなるとかなり難しいゲームだった。




■バトルコンソール

ついに対人戦。
ソロでいろいろやったけど、印象は対人戦でもそのまま。
やっぱり面白いよコレ!
なんといってもダイスロール&数値判定という
一見オールドシステムにみえるものが、ここまで
軽快に遊びやすく仕上がってるところが良い。
今回3度プレイしたけれど、どれも10分に収まるどころか
5分にも収まってるんじゃないかな。
かと言って一回一回のバッティングとダイスロールは重要で、
一度の失策で一気に崩れることがしばしば、というかガタ崩れになるのが面白い。
ここまでダイスロールがアツク楽しいゲームもそうそうないと思うよ。

これはいずれ作者も交えてチーム戦をやるしかないな。




■タロア

出ました、盤ゲー愛に満ちた同人ボードゲームの極北。
そしてコマが新しくなりました^^
強さも視認できるようになったため、プレイアビリティがかなり向上。

2年ぶりぐらいに対人戦。
ちょくちょくソロってはいたものの、やはり対人となると全く勝手が違う。
どこで王を動員してくるかという駆け引きが熱く、
そして展開を見据えたカード配置が超重要。

前半はこちらがゾウを荒ぶらせたりアーチャーをキめたりで
かなり押したが、後半はカード配置がやや事故リ動員が滞る。
その間に王にタッチアップを決められ敗北。
あともうすこしでタロアを達成できたのにっ・・・!

どんなに押されても、大逆転の可能性も常に秘めている
という非常に良い好例を見た戦いでした。




■小学生中学年大戦争

プレイしてるのを横から見てました。
「注射器ほし~」
「エロ本で想像力をひろげたい」
とか不穏な言葉が飛び交っていたので
意外とアンダーグラウンドなゲームなのかもしれません><




■さいしょはストーン!

ジャンケンを取り入れたゲームシステムで話題となった
GM2013作品。
試作からプレイしてたけど、やはり画が入ったものになると
雰囲気が出ていいねえ。

ゲームは、狩場にワーカーを配置して
狩場に該当する獲物カードを指名してジャンケン勝負をする。
勝負の上でワーカーは残機のような扱いとなる。

ジャンケンってのは人が多くなるほど引き分けになりやすくなる。
そこで引き分けの保険としてワーカーを連コインしておく
という感じになるところに、ほのかなアーケードゲーマーの
においを感じるんですが、たぶんそれはわたしだけ。

ねらった獲物が、こう、なかなか、計画的に獲れない歯がゆさが良いね。
ともすれば、たった1つのワーカーでジャンケンストレート勝ちして
マンモス拾ってきて、ラッキー原人になったりと、そこはかとないコミカルさが良いよ。


という訳で、今回もいろいろやりました!
by souka_t | 2013-05-26 11:23 | ボードゲーム | Comments(0)
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