ゲームマーケット2013春であったこと。1
前夜。
テンデイズTVをくいるように眺め、
ポーランドで戦時に民衆の心の支えとなったと言われる
伝説のゲームのリニューアル版の話に大いに感銘を受け、
明日絶対に買うと決意しつつ、ようやく彼は眠りに落ちた。


ーエピソード4ー

主な登場人物

・えーおーあい
16歳 好きな妖怪はがしゃどくろ

・ゲットマン
C/Fe 陽電子頭脳を持つ変態

・りっちゃん
C/Fe 陽電子頭脳を持つ紳士

・運送屋のおっちゃん
陽気でノリが良い。意外な人物からボードゲーム即売会の知識を得る。

・プランEの店番
まさかの家族計画で意気投合。まさかの湘南出身者。

・いお
イリクンデ四天王の1人。FF4でいうところのルビカンテ

・yby
大先生ついに第二話をリリースし、ボドゲ界どころか文壇界も震撼。

・ナオエさん
超帝國の騎士



そして、朝起きた時には
昨晩の決意をさっぱり忘れていた。

爽やかな朝焼けと共にキッチンへと足を運び、
素早い手つきでパスタを茹でる。
茹で上がる時間を朝風呂に費やし、
無駄の無い行動を取る。

水も滴るいっそうの爽やかさで朝食を取る。
今朝は、チリソースパスタとチキンスープ。
こう書くとオシャレだが、
実際は業務スーパーでドカ買いしてある
チリソースビンをパスタにかけただけの主食に、
これまたありふれたチキンスープの素をお湯で溶いたものだ。
本格イタリアンでは前菜をパスタかスープで選択するというが、
これまさに我が朝食は前菜尽くし。
以前は、茹でたパスタのお湯でチキンスープを作っていたが、
2~3週間ほど続けてヤバそうな尿が出たのでやめた。まぢやばい。

今日はこの後はノンストップで稼動しなくてはならない。
もう少し腹に詰めておこうと、前日にファミマ開店記念で
買ったスイーツセットを大量に摂取する。
あまっ>< 甘いっ>< あまああああい>< 
死ぬかと思ったが、コーラで流し込み主腹と別腹を充分満たした。
おそらくゲージで表すとこうだろう

主腹 ●●●●●●●○
別腹 ●●●●
水分 ●●◎◎

(◎は炭酸)

準備は万端だ。
最近車両が止まる事件が多発しているので、
今回も早めに出ることとした。

相変わらずのプレイやんで
曲を愉しみながら目的地へと向かう。
ゲームボーイアドバンスから使ってるMP3再生機器だが、
もう何年使ってるかな・・・。わりと物もちがいいんだ。
高校の時、英語の時間で間違って中学校の時の教科書を持って行った
ことがあるほどで、忘れ物をした生徒には手酷い減点をすることで恐れられる教師から
「貴方は物もちがいいわね」と一笑いを取り、クラス中から物持ち王の名を
ほしいままにした程だった。"物もち王" 名誉なのかどうかよく分からない。

さて、今回のプレイやんの中に入れてる曲語りだが、
ちょっと懐かしめなの行くぞ。

ファミコン版ナイトガンダム物語 ボス戦曲

ナイトガンダムのゲームシリーズ(FC・SFC)はわりかしどれもチープなBGMなのだが、
初代のオープニングとボス戦闘だけはずば抜けている。
当時この曲を聴きたいがためにカセットテープの音楽集を購入してしまったほどだった。
しかも、当時は音楽集となると音色が生音になったり音数が増えたりで豪華なものになる。
例えばドラクエなんかが代表格で、あれはファミコン音源からオーケストラになる。
このナイトガンダム物語のカセットテープも例外ではなく、むちゃくちゃ格好良いサウンドに
生まれ変わっていたのだ。 こういったサントラ仕様では音が違うという法則を早期に
気づいていた私は、ナイトガンダム物語の頃には既にかなりのサントラキチに仕上がり、
ファミコン音源であっても1つでも気に入ったBGMがあれば躊躇無く音盤を購入するほどの
キチであった。

ボス戦の曲を3リピートぐらい回して聞き入ってみて欲しい。

デケデケデン デケデケデン っていうイントロ、
この異形のノイズが迫ってくる感じ、やばいだろう。くるぞくるぞ感満載だろう。
でだ、デッ デデデ デデデーデーデー デデデン ていうメロディライン。
美しいんだよココ。重低音聞かせてるくせに綺麗なんよ、わかるでしょ。
わかってほしいなあこの気持ち。ホント私のこの曲への愛、君に届け。



気づけば国際展示場だ。

すごい。
コミケットほどではないものの、列形成が駅近くにまで及んでいる。
これはゲームマーケットの列ではなく、同時開催している
同人誌即売会の方らしい。
列の横のマクドやコンビニにも列ができているほどだ。

西側がヴァンガ祭とゲームマーケット。
前日まで知らなかったのだが、ヴァンガ祭って2日連続のイベントなのね。
土曜に「ヴァンガ祭いきまーす」とかいうツイート見て
やべえ今日本番じゃねえかッ!!って焦った。
いやはやすごい、トレカで2日連続イベントなんてな。
ヴァンガードって三森すずこちゃんのコンサートのことかと思ってましたよ。

と、ヴァンガ勢を横目に入場しようとするも、
間違ってゲームマーケットの一般列に並ぶ。
しばらく気づかず、スタッフの
「はーいカタログ当日買う人はこっちー もってるひとはそのままー」
でようやく気づく。ああ、私、持ってるどころか入場チケット持ってる人だった。

朝からてへぺろをかます。
私のてへぺろっぷりをツイートしたそこの君っ!! ナイスッ
ショーナンさんのレポートがガチというイイ証拠を残してくれたッ(b^ー°)


8時開場(列形成)、9時サークル入場なのに、
8時数分頃についてしまい、とんでもなく暇になる。

私のような気の早いガーランド達が増え、
出展側の列も徐々に形成される。
隣の凄いたくさん搬入物をファミリーで運搬している
サークルさんと、どこかで見たことがある人がお話しをしている・・・。
茶人のような風情のあるバンダナに知的な眼鏡・・・

あれだ、あれ、あれだよ!
ボケ老人かっ俺はッ
あれだよ
去年のテンデイズテレビとか
どこそこのゲーム会やら式典のレポートでよく見る人だよ、
えっとほら、あれ、ジャーナリスト。 そう、ボードゲームジャーナリスト!!

小野寺宏一さん!
それは洋画吹き替え声優だ

小野坂昌也さん!
それも声優

小野D!
近くなったけど、それアジアで二番目に人気の声優

小野賢章さん!
それ黒バスの存在感を消す能力の方の声優

小野友樹さん!
それ黒バスでキセキの世代ぐらい凄い能力にめざめそうな方の声優

今回のゲームマーケットで著書・ボードゲームワールドを出される
小野卓也さんじゃないですか。


実績が解除されました。 Watch BordGamejournalist!! 25G


小心者なのでとくに話しかけたわけでもなく、
脳内で一人ボケを連発しているうちに、
あの男が姿を現した。

「到着しました パートナーえーおーあい」

いつもと変わらぬ、
この、微妙とも絶妙ともつかぬタイミングでの登場。

「ヨシヤバテ!おせーぞ 8時に来いっつたろがファック!」

「いいえ 何も指定はありません」

「指定してないね」

「はい」

第一の男、ゲットマンの登場である。

ゲームマーケット側の温情でサークル入場がやや早まった。
このあたりの融通はなかなか良い。



入場を果たし、早速出展物を用意する二人。

「なあ、ゲ」
「今回のとなり、知ってるか?」

「いいえ 知りません」

「惨劇ルーパーのところだ」

「ゲーム名だけは存じています」

「恐らく、企業以外では最大手ではないかな」

「なるほど、最大手のノウハウを近くで研究できるまたとない機会であり、
話を伺うこともできるという訳ですね、パートナーえーおーあい」

「さすが陽電子頭脳のゲットマン、話がはええぜ」
「俺は一度あのゲームやったことあるんだが、そりゃもうすげえもんでな」
「シナリオの手のひらで踊らされっぷりときたら・・・」

「あの~ すみませーん」
調子付いてきた会話を遮断したのは、
とんでもない量の運搬物をカートで引いてきた
おじさんだった。

「あの~、ここの方ですか。えっとこの荷物を受け渡しに・・・」

「!!」

「!!!」

すげえ。声も出なかった。
これが・・ 大手の力。 
それはあまりにも大きすぎた。大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。それはまさに鉄塊だった。

「ああ、それたぶんお隣さんだ」
「カートから降ろして並べるんですかい?」
「なら、後ろの領域をある程度確保して並べるといっすよ、
えっと、このへんで、ここに積む感じじゃないですかね」

「いや~ こういうものの勝手が分からないもんで助かります」

「ハハッ、結構持込が多目の大手さんっすからね」
「俺らみたいなチンピラだと箱一個とかなんですけど うははっ」

「そうなんですか~」
「ええと、これは・・・ 何の催しものですかね?」

「これはですね」
「ボードゲーム即売会ってやつでして」
「電気つかわないゲームのイベントなんすよっ」

「へえ、電気使わないやつですか」

「紙のボードとかね、コマつかって遊ぶんすよ」
「こう、なんていうんですか、ファミコンとかと違って」
「なかなか粋なもんすよ」
「ちっちゃいお子さんとかも連れて参加する人もいるぐらいですよ!」

「そいつはたいしたもんですなあ、面白そうだ」


運送屋のおっちゃんにボードゲームの世界を説く自称16歳がそこにいた。
その横で黙々と出展準備をロボットのように進めるゲットマン。
おっちゃんと更に盛り上がる16歳。

惨劇さんとお話するはずだったが、
この後、一行が到着して、物凄い数の出展物を
裁いたり一般入場後は超絶列整理で文字通りそれどころではない雰囲気だった。

惨劇さんと盛り上がるところ、運送屋のおっちゃんと盛り上がる
って美味しい図だよな。と、その日ずっと一人ニヤニヤしてた16歳がそこにいた。



出展の準備を進めていると、【500】のマークを高らかに掲げた
私好みな知的男子が現れた。

「おはようございます。500円ゲームズで~す」
俺達のタクヤさんだった。

「まってましたーー!!」
絶叫する500円メイカーの16歳。

「あ、あの、この500円ゲームズのシールをお持ちしました」
「よろしければご利用下さい」

「了解です!! おれんちの車に張ります!!」

「あ、いや、車に張らないで下さい!!」
「それと、机に直接張らないで下さいね。剥がせなくなって大変なことになりますんで」

「了解です!! 持ってきた布の上とかメニューに張ります!」

「はい、ご協力感謝します」
俺達のタクヤさんは行ってしまった・・・

「よぅしっ! 車に張ろうぜ!!」
威勢良く反逆する16歳

「ちょーーっ!!」
数十メートル先から突っ込む俺達のタクヤさん。

ちょっとした朝一のコントを展開してました。



「パートナーえーおーあい」
「出展準備が整いました」

「ご苦労だ」
「余った時間で今日の話をしよう」

「おはようございます」
背後より軽快な声が響く。

「到着しました 9時までにとのことで」
胸に物々しい撮影機を構えた紳士が立っていた。
第二の男 りっちゃん。

「ちょうどいい、朝議を開始するところだ」
「卿も卓に着き活目して聞け」

「パートナーえーおーあい」
「お言葉ですが、席が1つしかありません」

「ヨシヤバテ!今回はイス1個しかなかったぜ」
「まあいい、聞け」
「まずは全員揃ったところで今回の"オキテ"復唱だ!」




「よし、今回のポジションを伝える」
「店番ゲットマン」

「了解です」

「偵察りっちゃん」
「このカタログを持ち、全力でプレイ卓を回れ、そして情報を持ち帰れ」

「お言葉ですが、それは私でよろしいのでしょうか」
「それと、私はドルパにも赴かねばなりません」

「いや、それは困る」
「前回ゲットマンの報告は散々なものだった」
「ゲットマンの偵察報告は君の豊かな表現に比べたった一行だ」

「その一行とは?」

「"薫風さんとこの赤ずきんちゃんコスまぢかわいかった"」

「!!」
りっちゃんは絶句した。

「一言一句、間違いがございません パートナーえーおーあい」

「ゲットマンはコミュ障で非モテ帝国の重鎮だ」
「なにか粗相があっては困る。この大任は人当たりの良い卿が適任だ」

「その通りです」
「私はコミュ障で、顔も悪く、この体たらくです」
自らも卑下するゲットマン

「あいや」
りっちゃんは一歩進み慎重に言葉を選んだ

「そんなに自分を卑下しないで下さい」
「私はゲットマンさんのこと、好きですよ」

「な・・」
動揺する16歳

「・・・」
無言で目を潤ませながらりっちゃんを見つめるゲットマン。

「ふ、不潔だぞ!!貴様らそういう関係だったか!!」

「あ、いや、そういう意味ではなく」

「・・・」
熱い視線を送るゲットマン。

この一言が、今日一日の微妙な雰囲気を形成した。



くそう、俺だけ、、、俺だけのけものだったのかッ
と、かなしみに暮れた16歳は、いたたまれなくなり、
まだ開場前ではありつつも自らのブースから飛び出した。

なんとなく走った先は、バザールスペースの方角。
16歳が大好きなHABAのゲームを多く取り揃える
ゆうもあさんのスペースだった。

傷心の16歳が気に掛かったゲームを1つ1つ丁寧に説明してくれるゆうもあさん。
イケメン過ぎる・・・ 分かりやすい。これは、欲しくなる。


ゆうもあ賞に輝いた KLACK!

「これ、コインに磁石が入ってるんですよ~」
笑顔で説明するゆうもあさん。

「わぁい 磁石だ磁石だ キャキャムフフ」
童心に返り堪能する16歳。

ドメモやラミィキューブなど、まさにゆうもあセレクションはド鉄板過ぎる。
これからボドゲ始める人はこの中から選ぶのが正解な気すらしてくる。



そして、隣の床バザールに流れる。

そこで見たものが、よもや16歳の心を鷲掴みにするとは
誰が予想しえたか。

そう、見渡す限りのアジアンゲーム!!



こ、これはっ・・・!!!

バザーの主が声をかける
「あ、それはですね あの金庸ってご存知ですか?」

「はいっ 大好きです!!」
さっきまでのショゲた顔を一転させ、満便の笑みを浮かべる16歳。

「これはっ!!」

「それは天龍八部ですね。こっちのも金庸作品の・・・」

「おおおぉぉおおお!!!」
「あ、あ、あとで絶対買いに来ます!!」

いろんな意味でやる気満々になってブースへと帰還した。
だが、この後にそれこそ惨劇が起こるとは誰しも予想だにしなかった。


ブースに戻ると、開場寸前であってか既に二人がスタンバっていた。

「パートナーえーおーあい」
「私の作品、剣劇・剣魔弓も配置しました」

「剣魔弓・・・、あれ結局絵が入ったのか?」

「はい」
「一念蜂起し、自らが筆を取りました」

「見せてみろ」

「これです」

壁画の棒人間が描かれていた。
だが、これは何か面白い。
人をユカイにする何かが秘めている。
イベント中盤に出現したむぎん氏にして
「いいなそれ」と言わしめる何かがある。
このお弁当箱のパッケージングはなんとかならないだろうか
と思わせつつも、中身は一様に完成している所が、
"やるところだけやる" "かえりみず" "やりたい"
のゲットマン三原則を体現しているようでもある。

「これは味わい深いな」

「ありがとうございます」
ゲットマンは一瞥すると瞑想にふけった。


「りっちゃんも間に合わせたな、どんな具合だ」

「正式名称は きまぐれウェザーリポート になりました」
「箱は間に合いませんでしたが、最低限プレイできる仕様には整いました」

「天気予報はいいテーマだ」
「りっちゃんゲームズいよいよ始動だな」

「はい」
いささか誇らしい顔つきになるりっちゃん。

ーそして、ゲームマーケット2013春が始まった。ー




毎度のこと申し訳ないとは重々思ってはいますが、
持ち込みが少なく、11時前には大方新作は完売致しました。
お買い上げいただいた皆様方 ありがとうございます。
午後からお求めに来ていただいた方々、大変申し訳ないです。
背負えるバッグいっぱいに詰め込んでも11時を越せませんでした><



10:20分頃

「なあ、ゲ、10分、いや、5分だけ、な、まぢたのむ、どうしても、どうしても欲しいものが」

「いけません、パートナーえーおーあい」
「貴方はここを動くべきではない」
ゲットマンの鋼鉄の手が16歳の肩を上から押すように掴み、
その場に留めた。

「ぬ、ぬぬ、ぬ」


10:35分頃

「後生だ、ホントに、まぢ、ホント、なくなっちゃうからあれっ!!!」

「パートナーえーおーあい」
「率直に申し上げましょう」
「貴方のような好事家はそうはいません」
「私が分析したところ、この領域で武侠マニアは貴方お一人です」
腕は肩に固定されていた。

「ぎぎぎ・・」


10:45分頃

「おいっ、ならこうだ、俺は舌を噛み切って死ぬ」
「おまえの中のロボット三原則がそれを許しはしない」
「さあ、俺を解放しろ!!」

「お言葉ですが、パートナーえーおーあい」
「私の三原則は"やるところだけやる" "かえりみず" "やりたい" です」
「陽電子頭脳のプログラム変更は容易ではありません。あきらめてください」
未だ腕は肩に固定されている。

「ファック、こいつまぢアナルファック!!」


10:55分頃

「たのむ、さきっちょだけだ、ホント、さきっちょだけ、すぐ帰ってくるからっ!!」

「パートナーえーおーあい」
「そういった言動は周囲に誤解を招きます」
「人が密集する時間帯に言うのは得策ではありません」
岩より重い腕が私をイスに固定する。

「くあっ・・・名無三」


11:00

「な、なあっ!」

「パートナーえーおーあい」
「11時を回りました、それでは5分ほどショッピングを許可しましょう」

「くそうがっ このポンコツ野郎がっ」
呪詛を吐きながらブースを出る16歳。

先ほどのアジアンブースへとそそくさ早歩くと・・・

「いやあ、売れちゃいました~」
とバザー主。

「ええええぇぇぇえええ」
絶望に瀕した。まさに惨劇だった。
隣のブースは惨劇ルーパーだったが、
俺は惨劇ルーザーだった。




あらかた品が無くなって、場が落ち着きだす。

「おまえは何か買い物に行かないのか」
背後で瞑想にふけるゲットマンに振り向いて話す。

「今朝方まで剣魔弓を急造していたので、何も情報を仕入れていません」
瞑想ではなく、寝かかっていたのだ。

「俺は数日前には全部終わってたから、昨日かなり調べたぜ」
得意げな表情の16歳

「お聞きしましょう」

「500円ゲームズでおまえが好きそうなロボゲーがあったよ、
テレキネシスゲームズさんだ。戦闘機のもあった。男の子が大好きなあれやそれだぞ。どうよ」

「なるほど、確かに私はバトルテックを愛する者です」
「ロボットモノは注目と言えるでしょう」

「でもFSSは読まないんだよな」
苦味を利かせて16歳は言った。

「FSSは単行本が高く、場所も取りますので残念ながら」
寝かかりながらもすんでのところで相づつゲットマン

「まだあるぞ、やはり我々としてはかわいいゲームも見過ごせまい」
「台湾から参加のBIGFUNから"かくにゃんぼう"」
「ねこだ、もはや、ねこというだけでかわいいは制したようなものだ」
「どうながねこぞくもいいが、かわいいのはザキちゃんだ」
「今のは忘れてくれ」

「なるほど、確かに猫はかわいい」
眠りに落ちかけ、声が段々弱まっていく・・・

「あ、そうそう、そうよ、ゲットマンイチオシの六角天秤さんも今回新作出すぞ」
「タイトルは確か、世界で一番お姫様」
「俺達の教義にもある"女の子は皆お姫様"に通ずるものがある」
「無視できぬ作品といえよう」

「パートナーえーおーあい」
「そういう重大な情報は早く出してもらわなければ困ります」
さいごの鍵かアバカムを唱えなければ開かないぐらい閉じていた目が
一気に見開いた。心なしか、目が血走っている。

「おいっ、おいっっ まてっ!!」
16歳の声は届かず、ゲットマンは行ってしまった。



金庸ゲーム購入ならず、そして、ゲットマンの不穏な行動力の回復、
もはや満身創痍であったところ、青騎士さん登場。

「あれ、今日はお疲れの様子だね」

我々の愛深きゆえに分かってしまうのか・・・。
お嬢ちゃんにアメ2つ握らせ、今回もママには秘密だぞと言い聞かせた。

矢継ぎ早に、机上の貴族さん登場。
今回も作品交換し、噂のでっかいカードのゲームをいただいた。
そして、夏コミ後に大田区でゲーム会を決行するという話を聞く。
皆でいこうか!



ゲットマンが帰還する。
まぶしい笑顔をしている。

「買ってきたのか」
「なっ! かわいかったろ?」
創作者の真剣な目で問う16歳

「ええ、とても!」
目が虚空を見つめて応えるゲットマン
心なしか興奮気味だ。

このニュアンスの食い違いが、後々
ショーナンゲームズとゲットマンゲームズの間に危機を及ぼす。


いろいろと勧めたものの、ゲットマンは1品買いしてきたため、
ここで再度16歳が買い物をしに行くこととなる。
その途上、青い街さんにもお会いしてくる。広島弁仕様のプレイムービーを作るのはここだけ!!

今回の中古捕縛コーナー

今回いろいろ漁り過ぎたので
あえて1つ紹介。

・ヒスパニョーラ

weirdGamesさんだったかな、違ったらゴメン。
あれこれいろいろ説明してもらって、結果これになった。
潜水艦のアレも超気になったけど、面々揃って「まともに動いたことねえ」
と言ってて吹いた。
ヒスパニョーラ、いいっしょこのパッケージ。俺以外に買うなって言ってるよ。
買わなくちゃいけないと思った。

毎回こんな感じに購入理由が謎な中古捕縛コーナーでした。

文字数制限のため その2に続く
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by souka_t | 2013-04-28 19:47 | ボードゲーム | Comments(2)
Commented by あ~る at 2013-04-29 02:45 x
メッセが スカイプなんかと統合して わけわからなくなって連絡取れなかったじゃないかw
Commented by souka_t at 2013-04-29 04:44
ブースにどうせいるんだからこいよー
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