久々に漫画の感想、
今回は コミックマスターJ 11巻。
この作品は、ピンチになった漫画家の原稿を超高額で受け持つ伝説のアシスタント・J
が関わるさまざまな漫画業界関係者の物語。 読み手が漫画通ならば通なほど
微妙にリアルに存在する人や事件を彷彿とさせるのがこの作品の最大の面白味とも言える怪作。
今回は中古本屋チェーン店の台頭のせいで漫画家先生になかなか利益が還元
されてこないお話とか、 ネットゲーにハマってなかなか仕事をしない漫画家
を担当がネットゲー内にまで追いかけに行く話とか、本屋の万引き問題の話など
相変わらずすべてが見所と行ったところ。
唯一 声優の話はやや小味気味か ネタ的にはばっちり本名で勝負してた
燃えよペン のが面白かったかな、オチはJらしくて良かったけど。
それにしてもネットゲーの話はホンキで面白かったです、
アニメのラグナロクオンラインより面白かった(爆)
ネットゲ廃人になって原稿が進まない作家先生ってリアルでは誰よ?
って言われるとポンと名前は出てこないけど、超例外でネットゲにハマらないと
原稿が進まない作家先生ならすぐに出る あれだ ログインの後ろの方で連載してる人。
さておき、あの担当の執念は凄いな、廃人を追うために自らも廃人級となって
ネットゲー世界を徘徊してるという、というか ある意味「人探し」をロールプレイしてる
訳だから1つのプレイスタイルにすら見える。これもまたJの最後の台詞とか凄かったと思う。
最後に、この11巻をブックオフで救済したという事実はいかがなものかと読み終わって考えさせられた(´>`)""""